スマートロックとは!鍵をスマホで遠隔操作
子供が鍵を紛失してきた、鍵の閉め忘れなど様々なトラブルを経験したことはありませんか?
家族が多いとそれだけ鍵のトラブルも増えることでしょう。
そんな時に役立つ未来の鍵とも呼ばれている、スマートロックをご存知ですか?
鍵不要でオフィスはもちろん、一般的な家庭でも使う人が増えてきています。
鍵で悩んでいる人は、スマートロックの特徴やメリットを知っておくと便利です。
スマートロックとは?
💁 スマートロックとは、スマートフォンなどの電子機器を使って家の鍵を開けるためのアイテムです。
電子機器を使って開けるので、安全性やセキュリティ対策がしっかりできるという特徴があります。
スマートロックの鍵はスマホで操作するタイプのもの以外にも、カードや暗証番号など様々な種類で開錠するものもあります。
スマートロックなら今ドアが開いているのかちゃんと閉めたか、スマホで確認できます。
そもそもスマートロックって何?
まずはスマートロックを知らなければ、メリットを知っても凄いとは分かりません。
スマートロックとは何なのか、まずは機能や使い方について知っておきましょう。
スマートロックの特徴とは
スマートロックとは、スマートフォンなどの電子機器を使って家の鍵を遠隔操作で開けるシステムの鍵です。
電子機器を使って開けるので、安全性やセキュリティ対策がしっかりできるという特徴があります。
スマートロックの鍵はスマホで操作するタイプのもの以外にも、カードや暗証番号など様々な種類で開錠するものもあります。
通常の鍵が使えなくなるわけではありません
いままで使っていた鍵(差し込んで回す鍵)が使えなくなるわけではありません。
電池切れでスマホやスマートロックが使えなくなったときなどに、通常の鍵を使って開け閉めできます。
なので、通常の鍵は非常用として持っておくことが推奨されています。
スマートロックはこんな人におすすめ!
スマートロックが人気の理由は、本来の鍵にはない遠隔操作などの機能が搭載されているからです。
例えば、一時的に他の人がスマホで鍵を開けられる鍵のシェアができます。
通常であれば、知人に家に入ってもらうためには鍵を預けるか、合鍵を事前に作って渡すという手間が生じます。
それが無くなり、スマホ操作ひとつで鍵を共有できるので来客が多い人は非常に便利です。
シェアハウスやオフィス、レンタルスペースでも利用が増えています。
スマートロックはこんな時に安心!安全!
鍵をかけたかどうか、気になったことはありませんか?
スマートロックなら今ドアが開いているのかちゃんと閉めたか、スマホで確認できます。
それ以外にもドアを閉めたら自動的に鍵を閉めてくれる、オートロック機能が付いているタイプもあります。
鍵で生じる様々な悩みや不安を解決した、安全安心の鍵なので人気が出ているのです。
スマートロックの使い方
スマートロックは未来の鍵だから、使い方も難しいんじゃないの?と考える人もいるでしょう。
しかしスマートロックの使い方は非常に簡単です。
タイプによって多少異なりますが、やり方はほとんど同じです。
1. ドアにスマートロックを取り付ける
2. 開錠がスマホならアプリをダウンロード
3. リモコンキーの場合リモコンを持って出る
4. スマホやリモコンを使って遠隔操作で施錠
5. 帰宅したら開錠ボタンを押すかリモコンまたは暗証番号で開錠
一連の流れはこのような形です。
結局自分でやることと言えば、ドアにスマートロックを取り付けるだけです。
ドアにある鍵を取り外したり、大掛かりな工事をするのではありません。
スマートロックはドアの内側に、開錠のツマミがあればそこに付けるだけなので、基本的に誰でもできます。
またアプリのダウンロードや設定はそんなに手間がかかるものではありません。
使い方は、取り付けたスマートロックによって少し差があります。
設定によっては手ぶらで開錠があるので、何にも触れることなくドアが開錠されるという、未来の鍵という言葉がぴったりです。
スマートロックはネットでも買える!
便利なスマートロックは、ネット通販やスマートロックのメーカーの公式サイトから購入が可能です。
取り付けも簡単なものが多く、業者に頼まなくても数時間でスマートロックを使うことができます。
ですが、スマートロックには配線工事が必要な電気錠や、ドアに穴を開けないと設置ができないものもあります。
実際に取り付けが可能かどうかを確認してから購入をしましょう。
電子錠と電気錠の違いは?スマートロックはどっち?
電子錠は、錠前に内蔵されている電池を使って動いています。そのため、特別な工事は必要ありません。
電気錠は、電気配線によって動いています。常に電気が通っているため、面倒な電池交換が必要なく電池切れの心配もありません。
スマートロックは、スマートフォンなどの電子機器を使って家の鍵を遠隔操作で開けるシステムのことを指しています。
なので、商品によって電子錠か電気錠なのかは変わります。
電気錠のスマートロックは鍵屋に相談!
配線工事が必要な電気錠のスマートロックは、生活救急車のような鍵屋にご依頼ください。
まず、実際にいくらでスマートロックの配線工事ができるのかお見積りをお渡しいたします。
生活救急車以外にも複数の鍵屋に見積りをご依頼いただくと、費用の比較もできるのでおすすめです!
スマートロックにしたらどんなメリットがあるの?
スマホが鍵になるスマートロックですが、どんなメリットがあるのか気になるところです。
本来の鍵と比較して優れている点に重点を置きながら、説明していきましょう。
スマートロックを取り付けて得られるメリットは以下の部分です。
★鍵の閉め忘れがなくなるので防犯性が高くなる
★鍵のシェアができる
★鍵をなくす心配が減る
★何といっても開け閉めが楽
本来の鍵にはない機能や、より防犯性を高めた機能がメリットとしてあります。
どういう理由でスマートロックの利点が大きいのか、詳しく見ていきます。
鍵の閉め忘れがなくなると、なぜ防犯性が高くなる?
💁 集合住宅などの空き巣被害のうち、5割以上が鍵の閉め忘れだというデータがあるのはご存知でしょうか?
かなり多い割合で鍵の閉め忘れが発生しているのです。
参考:警視庁 東京の犯罪(令和2年版)
「https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/jokyo_tokei/jokyo/hanzai.html」
自分自身が気を付けていたとしても、他の家族も使用する場合、たとえば子供だと忘れたりするでしょう。
スマートロックなら、10分後に鍵が自動で閉まる、などのオートロック機能を搭載しているスマートロックも多いです。
そのため、締め忘れがなくなり防犯性が高くなります。
もちろん、鍵となるスマホを家の中に置いたままにして締め出されてしまう危険性はあります。その心配を解消したい場合は、暗証番号でも解錠ができるタイプのスマートロックをオススメします。
空き巣対策について
外側からではスマートロックが設置されているかどうかわからないスマートロックもあります。その場合、抑止力にはなりません。
外側からの見た目が変わらないスマートロックは、室内側にあるサムターン部分に機械を設置するタイプです。このタイプはオートロック機能で無締りがなくなり防犯性が上がりますが、
特殊な道具を使って鍵穴から鍵を開けるピッキングに対しては通常の鍵と同じ防犯性のままです。
なので、空き巣対策としてスマートロックの設置をお考えの方は、防犯性の高いディンプルシリンダーの鍵に交換することもご検討ください。
もしくは、防犯カメラやピッキングされた際にアラームが鳴る防犯グッズなどを追加することをオススメいたします。
合鍵ではなく鍵をシェア!
👍 スマートロックならではの便利な機能が鍵のシェア機能です。
例えば、ホームヘルパーさんに渡すための鍵を鍵屋の店舗に行って作成する必要がなくなります。
ホームヘルパーさんのスマホに専用のアプリをダウンロードしてもらうか、暗証番号を教えるだけで済みます。多くのスマートロックには、鍵の施錠・開錠の記録が残す機能がついているので、遠く離れた場所でも来訪を確認することができます。
スマートロックの大きな利点は、この物質的に物が増えないことと言えます。
鍵をなくす心配は不要?
💁 通常の鍵は失くしてしまうと、鍵屋を呼んで鍵を開けてもらう必要があります。
でも、スマートロックは鍵にあたるものは基本的に「スマートフォン」なので『鍵をなくす』ということありません。
スマートフォンを失くして手元にない時は、通常の鍵で鍵を開けることができます。もし、通常の鍵もない場合でも誰かにスマートフォンを借りて専用アプリをダウンロードしてもらえば、鍵を開けることができます。
不安な場合は、暗証番号でも鍵をあけることができるスマートロックをオススします。
ドアに近づくだけで鍵が開く!
👍 スマートロックの中には、近づいただけでスマホや専用のアイテムに反応して自動的に鍵を開ける製品があります。
スマホの場合は起動した状態でBluetooth機能を作動させている必要がありますが、専用のリモコンなどのアイテムであればポケットに入れているだけで充分です。
疲れて帰ってきたときや、たくさんの荷物を抱えていてバックやポケットの中のスマホを出すこともできない場合にとても便利です。
スマートロックは後付けできる!
💁 後付けできるスマートロックもあります。
工事が必要なタイプと工事が不要な簡単に取り付けできるタイプがあります。中にはサムターン側ではなく、ドアの外側につけるタイプもあります。家の鍵に対応できるスマートロックなのか確認してから購入しましょう。
取り付けのご相談も生活救急車へ!
スマートロックの取り付けのために、玄関ドアに穴を開けなくちゃいけない場合は特別な工具や専門的な知識が必要です。
お見積りから承りますので、お気軽にご相談ください。もちろん、出張見積り無料で現地にスタッフがお伺いします。
もし、予算と合わない場合はその場でお断りいただいて大丈夫です!
今はこんなスマートロックが人気!
スマートロック元年は2015年頃…時代は平成から令和に変わり、スマートロックも進化を続けいています。
家にいる時間が増えた時代だからこそ、人気が出てきたスマートロックもあります。
今人気のスマートロックを順にご紹介いたいします!
近づくだけで開錠!Bluetooth機能のタイプ
スマホのアプリなどにログインするのではなく、Bluetooth機能を使って施錠と開錠ができるタイプがあります。
ペアリングすれば開け閉めが楽に行えるため、操作はいらず機能を搭載したアイテムを持っているだけでOKです。
中にはサムターン側ではなく、ドアの外側につけるタイプもあるので注意しましょう。
参考製品:CANDY HOUSE「セサミ」
初めての人に人気!スマホアプリで開けるタイプ
スマホに専用のアプリをダウンロードして施錠と開錠をするタイプ。Apple Watchに対応している製品は特に利便性が高く人気です、
開閉履歴の閲覧、第3者への鍵のシェアなど基本的な機能が付いているものが多いので、初めてスマートロックを使う人や、価格を抑えたスマートロックを買いたい人に選ばれています。
参考製品:Qrio株式会社「Qrio Lock」
暗証番号を入力!テンキータイプ
スマホのアプリを使わず、テンキーで暗証番号を入力して鍵を開けるタイプ。
暗証番号をパソコンやスマホから発行でき、ドアの開け閉めの履歴も記録できます。
参考製品:株式会社構造計画研究所「RemoteLOCK 8j」
交通系ICカードも使える!マルチデバイスタイプ
Suicaなどの交通系ICカードやリモコンなど、さまざまなアイテムで鍵が開けられるスマートロック!
毎日の通勤・通学で使うICカードが家の鍵にできるので、スマホを持っていない家族がいるご家庭におすすめです。
参考製品:エピック(EPIC)「後付電子錠 ES-F500D」
玄関以外もスマートロック!南京錠タイプ
防犯や徘徊防止のための補助錠や、玄関以外の自転車やカバンなどの施錠にも最適なのが南京錠タイプのスマートロックです。
数字を回したり鍵を差し込んで開けるのではなく、スマホの専用アプリや指紋認証(生体認証)などで開けることができます。
トラベルロックとして以前から人気なタイプのため、多くの製品が発売されています。
スマートロックで失敗しない選び方は?
💁 簡単にドアに付けられるスマートロックですが、注意点もあります。選び方を知っておいた方が後で買ってから損した、ということがないので参考にしてください。
注意点は
★どんなドアにも付けられるかどうか
★取り付けやすいものを選ぶ
★スマートロックは電池が切れたら使い物にならないことを忘れずに
★災害時など万が一の時に対応できるものが大事
★目的や設置場所に合わせた鍵をつける
失敗しないために注意点や選び方を知っておこう!
☝ 簡単にドアに付けられるスマートロックですが、注意点もあります。
選び方を知っておいた方が後で買ってから損した、ということがないので参考にしてください。
スマートロックが取り付け可能なドアは?
☝ 今は工事しなくても取り付けられるものがあり、人気のスマートロックですが、どんなドアでも付けられるのでしょうか。
ドアのサムターンの形状をチェックするのが大切なポイントです。
対応可能な主なドア(鍵・ドアノブ)のタイプ
サムターンがドア付いているタイプ
よく見かける、平らなドアに直接サムターンが付いているタイプです。
面付箱錠タイプ
ドアに箱状の鍵(錠前)が付いているタイプです。
ドアノブと別々になっているのは「本締錠(ほんじまりじょう)」と呼ばれ、この形状でも取り付け可能です。
プッシュプル錠タイプ
ハンドルを押し引きするだけで扉を開け閉めできるドアノブに付いた鍵(錠前)のタイプ。
👉ドアの素材やサムターンの形状によっては、取り付けができない製品もあります。
購入前にメーカーのサイトなどを確認しておきましょう。
取り付けやすいものを選ぼう!
☝ スマートロックには加工が必要なタイプと、そうでないタイプがあります。
今多く普及しつつあるのは両面テープで貼るタイプのスマートロックです。
これなら面倒な加工もいりませんし、工具を揃える必要もありません。
ただし物によっては両面テープをはがした時の跡が残らないとも限りませんので、賃貸に住んでいる人は注意しましょう。
粘着力の強度によってはドアが傷つく恐れもあるので、購入者のレビューなどを参考にしてください。
主な取り付け方法
両面テープで貼り付けるタイプ
ドアや壁に両面テープで貼り付けるタイプ。
👍 メリット
穴を開けるなどの作業が不要なので、賃貸物件でも取り付けできる。
比較的費用が安い。
😟 デメリット
両面テープなので、しっかりと固定できず剥がれてしまう場合もある。ドアや壁の素材によっては剥がす際に跡が残る。
シリンダーを交換するタイプ
通常の鍵を差し込む鍵穴にスマートロックを設置するタイプ。
👍 メリット
元の鍵に戻すこと(原状回復)ができれば、賃貸物件でも取り付けできる。
固定がしっかりできる。
😟 デメリット
賃貸物件では取り付ける場合、管理会社や大家さんへの相談が必要。
鍵業者による取り付け作業(シリンダー交換)が必要となる。
設置工事が必要なタイプ
電気錠やドアノブ一体型のスマートロックで、配線工事やドアに穴を開ける必要があるタイプ。
👍 メリット
固定がしっかりできる。
費用は高くなるが、性能の高いスマートロックが多い。
😟 デメリット
賃貸物件では取り付けができない可能性が高い。
鍵業者による取り付け作業(配線工事など)が必要となる。
電池が切れたら使い物にならない!
☝ スマートロックの自体の電池が切れてしまうと鍵を開けることができません。
スマートロックのアプリ内で電池の残量が確認できる機能はありますが、それに気づかず電池切れになってしまうこともあるかもしれません。
そんなときのために、通常の鍵を持っておくと安心です。
電池残量を気にしたくない方は、ACアダプタなどで稼働する電気錠タイプのスマートロックをオススメいたします。
火災を感知し緊急解錠!
☝ もし火事が起きたとき、スマートロックが火災報知器と連動し緊急解錠(自動解錠)をおこなってくれる製品があります。
サムターンがすでに回っている状態なので、すぐに外に出ることができます。
家族や設置場所に合わせた鍵をつけよう!
スマートロックは便利な機能を持っていますが、家族で使う場合は全員が使えなければ意味がありません。
スマホを持っていない家族がいたり、専用アプリの操作に不安がある場合は、通常の鍵でも鍵が開けられるスマートロックや専用アプリ以外のデバイスで解錠できるスマートロックを選びましょう。
スマートロックなら権限も設定できる!
設置場所が、自宅以外の複数の人が出入りするオフィスや施設の場合は、出入記録が取れるスマートロックにすることがおすすめです。
防犯面以外にも勤怠管理の面でも活用することができます。
スマートロックの中には、来客やインターンなどの頻繁に出入りしない人物に対して「1度しか使えない鍵(ワンタイム暗証番号)」を発行できるものもあります。
従来の鍵と違い、鍵を使う人を制限できるのがスマートロックの機能のひとつです。
多種多様なスマートロック!比較検討が大事
スマートロックにはたくさんの種類があるので、取り付けるタイプをはじめ様々な機能が使う人にとって使いやすいかをチェックしましょう。
目的や設置場所を考えて、メリット・デメリットを比較検討してみてはいかがでしょうか。
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