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板橋区 エリア情報

赤塚植物園

600種以上の植物が植えられている植物園です。広さ約1ヘクタールの中には、図書室などのある管理舎や、芝生広場、花木を楽しめる香りの散歩道、趣のある日本庭園があります。様々な植物に囲まれて癒される場所となっていると思われます。たまには時間を見つけて、都会の喧騒から離れ、自然の中でゆったりと過ごすのも大切なことではないでしょうか。

板橋区（いたばしく）は、東京都の特別区のひとつ。旧武蔵国豊嶋郡。

郵便番号（上3桁）は、173・174・175。

東京23区の北西部に位置します。現在ではほぼ全域が市街地になっていますが、工業地域もあります。

人口

昼夜間人口

2005年に夜間人口（居住者）は507,799人ですが、区外からの通勤者と通学生および居住者のうちの区内に昼間残留する人口の合計である昼間人口は456,425人で昼は夜の0.899倍の人口になります。通勤者で見ると区内から区外への通勤者は141,961人、区外から区内への通勤者は94,337人と労働人口の通勤では区内から区外へ出る通勤者のほうが多いです。東京都編集『東京都の昼間人口2005』平成20年発行138,139ページ　国勢調査では年齢不詳のものが東京都だけで16万人います。上のグラフには年齢不詳のものを含め、昼夜間人口に関しては年齢不詳の人物は数字に入っていないので数字の間に誤差は生じる）

武蔵野台地の北端にあたり、概ね北部は低地、南部は台地となっています。北で荒川、北西で白子川によって埼玉県と接します。荒川に近い北部では、新河岸川が西から東に流れます。南部では石神井川が西から東に横切ります。区内は東京の市街地で、住宅地・商業地のほか、北部には工場が多いです。

位置・面積

板橋区は、東京23区のうち北西部に位置し、東経139度37分から同44分、北緯35度43分から同48分の間にあり、面積は32.17km?で、23区中9番目です。

地形・地質

地形

東西は北部で約7.1km、南部で約4.5km、南北は東部で約6.7km、西部で約3.4kmあり、南東から北西に長い地形。北は埼玉県に接していて、関東ローム層が隔絶に厚くなっています。 武蔵野台地と荒川低地の境をなす凱線（がいせんです。崖地が連なる地形）が、小豆沢 - 志村 - 中台 - 西台 - 赤塚にかけて区の中央部をほぼ東西に貫き、付近は高低差に富み、坂道が多く作られています。前野町・中台・西台地区では、若木通りを尾根筋とする形で、すりばち状の谷戸（やと）地形が見られ、かつては、各所で地下水が湧き出ていて、薬師の泉（小豆沢3丁目）、出井の泉跡（泉町）などにその名残が見られます。また、見次公園（前野町4丁目）の池は、自然の湧水によって形成されたものです。

地質

現在の板橋区に相当する地域は、およそ12万年前の間氷期には海面上昇により、海の底にあったと考えられています。武蔵野（成増）礫層の下の、東京層と言われる地層から貝化石が発掘されていますが、これはおよそ15万年前のもので、この地域が当時海底であったことを物語っています。およそ10万年前から気候の寒冷化により海面が後退、陸地化が起こり、武蔵野台地（成増台）の原型が形成されました。その当時の武蔵野台地は、古荒川や古多摩川、後に古利根川などが流れる氾濫原（はんらんげん）であったと考えられています。武蔵野（成増）礫層の砂利は、当時の川が積み残した川砂利です。その後さらに寒冷化・海面後退が進行したことにより、川の流れが氾濫原を掘り下げ、およそ10万年前から氷河期最盛のおよそ2万年前までの間に、連続した崖地が形成されました。およそ1万年前に氷河期が終わると海面がやや上昇し、崖地の下部では川から運ばれてきた堆積物が今日の荒川・新河岸川沿いの低地を形成。一方、崖地の上部には富士山などから飛来した火山灰（関東ローム層）が堆積し、今日の武蔵野台地辺縁の高台地域を形成するに至ったと考えられています。 主な河川：荒川、新河岸川、白子川、石神井川、出井川（暗渠化）、前谷津川（暗渠化）、蓮根川（暗渠化）、千川上水（暗渠化） 主な湖沼：浮間ヶ池 地盤は強固で、首都直下地震が起きた場合23区で最も安全と言われています。

気候

基本的には東京都心と同じ、温暖湿潤気候に該当し、日本国内における気候区分は太平洋側気候に属します（詳細は東京都の気候を参照）。 ただ都心より郊外に位置するため最低気温は、ヒートアイランド現象の影響が小さく、都心より2℃から4℃低いです。 夏は都心のヒートアイランド現象の熱が東京湾の海風に運ばれ、最高気温が2℃から4℃ほど高いです。 また、板橋区内でも最低気温が板橋地域より赤塚地域では1℃ほど低いです。 因みに最低気温は、東京都心とさいたま市の中間の場合が多いです。

歴史

地名の由来や安土桃山時代以前については板橋郷を参照。 1932年（昭和7年）以前については板橋町、上板橋村、志村、赤塚村を参照。 板橋区設立当時は、現在の練馬区も含む広大な地域で、田畑地が多く、「東京の満州」とも呼ばれていました。 平安時代、石神井川にかけられていた板橋が当時としては珍しかったため、そのまま地名になったという説が有力です。江戸時代以降は中山道が下板橋を通るようになったためにそちらを指すようになりました。板橋宿は江戸四宿のうちのひとつで、中山道の江戸を発ってから最初の宿場町。加賀藩下屋敷がありました。

沿革

1932年（昭和7年）10月1日：東京府北豊島郡板橋町、上板橋村、志村、赤塚村、練馬町、上練馬村、中新井村、石神井村、大泉村の9町村が東京市編入により合併され、板橋区となります。 1935年（昭和10年）：田園区画の整理に伴い、板橋三丁目（旧・板橋町大字中丸字中原、現・南町）と豊島区長崎東町三丁目（旧・長崎町大字長崎字高松、現・高松二・三丁目）の間で境界変更。 1939年（昭和14年）：田園区画の整理が完了し、板橋三丁目（旧・板橋町大字中丸字中原、現・南町）と豊島区高松町二丁目（旧・長崎町大字長崎字前高松、現・高松二丁目）の間で境界変更。 1943年（昭和18年）7月1日：東京都制施行により東京府と東京市が合併し東京都が誕生、東京都板橋区となります。 1947年（昭和22年）5月3日：地方自治法施行、板橋区は22特別区のひとつとなります。

1947年（昭和22年）8月1日：旧・練馬町、上練馬村、中新井村、石神井村、大泉村のほぼ全域及び小竹町（旧・上板橋村大字上板橋字小竹）、江古田町（旧・上板橋村大字上板橋字江古田、現・旭丘）を練馬区として分区。 1950年（昭和25年）4月1日：埼玉県北足立郡戸田町（現・戸田市）大字上戸田の一部約0.2平方キロメートルが移譲され、舟渡三丁目（現・四丁目の一部）となります。 1951年（昭和26年）8月：第一回いたばし花火大会が開催されています。 2008年（平成20年）10月30日：観光キャラクター（ゆるキャラ）として、区花の二輪草をモチーフにした「りんりんちゃん」を採用。

地域

主な祭事、イベント

田遊び（たあそび） （国の重要無形民俗文化財）

五穀豊穣と子孫繁栄を願って、板橋区内の二つの神社で年の初めに行われる伝統芸能。「板橋の田遊び」参照のこと。

いたばし花火大会

1951年（昭和26年）に、埼玉県戸田市との間の境界線が確定したことを記念して開催。毎年8月第1土曜日に開催されています。

板橋区民祭り 板橋農業祭り 板橋Cityマラソン

特産物

志村みの早生（わせ）大根 清水（しみず）大根

地域区分の特徴

近所のスポット