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高津区 庭 出張エリア

※離島やスタッフの欠員状況により、一部地域の対応ができない場合があります。対応地域についてはお気軽にお尋ね下さい。

高津区 エリア情報

小黒恵子童謡記念館

小黒恵子童謡記念館は、「NHKみんなのうた」での作詞が有名で数々の賞を受賞している詩人であり童話作家でもある小黒恵子にまつわるコレクションや資料が展示された博物館だそうです。古くからあるドイツやアメリカで作られた大型ディスク・オルゴールも設置してありますが、ディスクオルゴールとは突起のついた金属の円盤で金属板をはじくことにより演奏を可能とするオルゴールで、小さなベルやドラム、カスタネットなどを内蔵したタイプもあるそうです。

高津区（たかつく）は、川崎市を構成する7行政区のうちの一つです。溝の口駅（東急田園都市線）・武蔵溝ノ口駅（JR東日本南武線）駅周辺を中心として東側の土地が主に再開発され、川崎市中部の中心商業地として発展しています。

川崎市のほぼ中部に位置します。多摩川に沿った低地と、その南側および西側に広がる丘陵地帯（多摩丘陵東端部）で構成されています。 夏は暑く、冬は寒いです。ただし東京都心部ほどの都市気候にはなっていません。 住宅地域が多いですが、大規模工場が比較的多く、準工業地域もあります。溝口周辺には大規模商業施設も立地します。 区役所はJR武蔵溝ノ口駅・東急溝の口駅至近、警察署は高津駅至近、郵便局は梶が谷駅至近と分散しており少々不便。

隣接している自治体・行政区

神奈川県

川崎市の区

中原区、多摩区、宮前区

横浜市（港北区、都筑区）

東京都

世田谷区

歴史

「川崎市の歴史」も参照

近世以前

「高津」の由来には諸説があります大阪市の「浪速高津宮」付近の景観に似ているという説がある一方、高津中学校では「鷹津」を由来としていて、確実な説はまだ存在しません。 丘陵部への人間の定住は早く、区南東部の子母口貝塚は縄文時代前期と推定されています。 新作の台地上（現新作小学校）からは新作小高台遺跡が発見され、弥生時代から古墳時代の遺物が多数発掘されています。 大和朝廷の支配が関東に及ぶと、律令制のもとで現在の高津区一帯は橘樹郡に属し、高津区千年付近に郡衙が置かれ、この地域の行政の中心になったと推定されています。 平安時代以降は荘園が発達し、周囲の寺社や有力豪族の支配地となります。 江戸時代からは東海道の脇街道として大山街道（矢倉沢往還）が整備され、二子の渡しや二子・溝口宿は江戸から大山阿夫利神社（現伊勢原市）へ向かう参拝者で賑わりました。

近代

1889年（明治22年） 8村が合併して橘樹郡高津村が成立。（溝口村、二子村、久地村、下作延村、久本村、諏訪河原村、北見方村、坂戸村）
橘村が成立し（千歳村、新作村、子母口村、末長村、久末村、明津村、蟹ヶ谷村）、現在の高津区の南西部（橘地区）に。
宮前村に、上作延村が向丘村にそれぞれ編入され、現在はその一部が高津区になっています。 1912年（明治45年） 東京府との境界が整理され、多摩川以南の地域（宇奈根、瀬田の各一部および下野毛のほぼ全域）が編入される一方、以北の地域（久地、二子、諏訪河原の各一部）が離脱します。 1925年（大正14年） 東京府荏原郡玉川村（現世田谷区）と高津村の間に二子橋が架かり、二子の渡しが廃止されています。 1927年（昭和2年） 南武鉄道南武線（現JR南武線）川崎駅－登戸駅間が開業し、高津村が川崎市と鉄道で連絡されています。以後、工場進出が本格化します。 1927年（昭和2年） 玉川電気鉄道溝ノ口線（現東急田園都市線）が二子玉川園駅から溝ノ口駅まで延伸されています。軌道線で、多摩川は二子橋を道路と共用して渡ります。 1928年（昭和3年） 高津村が町制を施行します。 1937年（昭和12年） 4月1日に高津町、6月1日に橘村が相次いで川崎市に編入されています。 1938年（昭和13年） 現在の高津区域の全域が川崎市に編入されています。

現代

1953年（昭和28年） 東急電鉄の五島慶太会長が城西南地区開発構想を発表。 1962年（昭和37年） 多摩田園都市の最初の区画整理事業が野川第一地区で完成。以後、南部丘陵地帯では東急グループ主導の住宅開発が進行します。 1965年（昭和40年） 第三京浜が開通します。 1966年（昭和41年） 東急田園都市線溝の口駅－長津田駅間が開業。同時に二子橋の軌道・道路併用利用が終了し、道路専用橋になります。 1972年（昭和47年） 川崎市の政令指定都市移行に伴い、高津区（現宮前区の区域を含む）が発足します。 1977年（昭和52年） 東急新玉川線（現東急田園都市線の一部）の開通により、渋谷と直結されています。 以後、地下鉄半蔵門線の延長に伴い都心部へのアクセスが向上します。 1979年（昭和54年） 政令指定都市移行を記念した川崎市民プラザが開館します。 1982年（昭和57年） 区の南西部地域が宮前区へと分区されています。 1989年（平成元年） かながわサイエンスパークが開業します。他に4月11日とある竹やぶで1億円の札束が発見されています（竹やぶ騒動）。 1997年（平成9年） 溝口駅北口再開発ビルが開業し、市民館が新装されています。この他、高津区役所などの各種公共施設も移転しています。

地域

現行行政町名

高津区内では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されています。川崎市の町名の丁目にはアラビア数字が広く採用されていて、官報告示等において漢数字表記されている場合であっても、ここではアラビア数字で統一しています。

高津区役所管内
町名	町名の読み	設置年月日	住居表示実施年月日	住居表示実施直前の町名	備考
宇奈根	うなね	1937年4月1日	未実施
梶ケ谷1～6丁目	かじがや	1969年11月1日	未実施		町名地番整理実施区域
上作延	かみさくのべ	1938年10月1日	未実施
北見方1～3丁目	きたみがた	1994年11月14日	1994年11月14日	北見方、諏訪、上小田中の各一部
久地	くじ	1937年4月1日	未実施
久地1～4丁目	くじ	2002年10月15日（1）	2002年10月15日	久地の一部
2007年11月5日	久地の一部
2010年11月22日	久地、下作延の各一部
2002年10月15日（2）	2002年10月15日	久地、溝口の各一部
2002年10月15日（3）	2002年10月15日	久地の一部
2002年10月15日（4）	2002年10月15日	久地、下作延の各一部
2006年10月10日	久地の一部
坂戸1～3丁目	さかど	1991年11月25日	1991年11月25日	坂戸、上小田中、久本、末長の各一部
下作延	しもさくのべ	1937年4月1日	未実施
下作延1～7丁目	しもさくのべ	2007年11月5日（1・2）	2007年11月5日	下作延、末長の各一部
2008年11月17日（3・4）	2008年11月17日	下作延、末長の各一部
2009年11月24日（5）	2009年11月24日	下作延の一部
2010年11月22日（6・7）	2010年11月22日	下作延、久地の各一部
下野毛1～3丁目	しものげ	1990年2月26日	1990年2月26日	下野毛、北見方の各一部
諏訪1～3丁目	すわ	1994年11月14日	1994年11月14日	諏訪、北見方、二子の各一部
瀬田	せた	1994年11月14日	1994年11月14日	瀬田、諏訪の各一部
久本1～3丁目	ひさもと	1992年11月24日	1992年11月24日	久本の全部並びに末長、溝口、坂戸の各一部
二子1～6丁目	ふたご	1997年11月25日	1997年11月25日	諏訪の全部及び瀬田のうち住居表示未実施区域の全部 溝口1～6丁目	みぞのくち	1997年9月1日（1）	1997年9月1日	溝口の一部
1997年11月25日	坂戸の全部及び溝口、二子の各一部
2012年11月19日	溝口の全部
1997年11月25日（2）	1997年11月25日	溝口、下作延の各一部
1997年11月25日（3）	1997年11月25日	溝口、二子、久地の各一部
1997年11月25日（4）	1997年11月25日	溝口、二子の各一部
1997年11月25日（5）	1997年11月25日	溝口、二子の各一部
1997年11月25日（6）	1997年11月25日	溝口の一部
2002年10月15日	溝口の一部
向ケ丘	むかいがおか	1951年	未実施
橘出張所管内
町名	町名の読み	設置年月日	住居表示実施年月日	住居表示実施直前の町名	備考
明津	あくつ	1937年6月1日	未実施
蟹ケ谷	かにがや	1937年6月1日	未実施
子母口	しぼくち	1937年6月1日	未実施
子母口富士見台	しぼくちふじみだい	年月日	未実施
新作1～6丁目	しんさく	1986年11月3日	1986年11月3日	新作の全部並びに末長、千年、千年新町の各一部
末長1～4丁目	すえなが	2013年9月24日（一）	2013年9月24日	末長の一部
2013年11月18日（二）	2013年11月18日	末長の一部
2014年10月20日（三・四）	2014年10月20日	末長の全部
千年	ちとせ	1937年6月1日	未実施
千年新町	ちとせしんちょう	年月日	未実施		町名地番整理実施区域
野川	のがわ	1938年10月1日	未実施
久末	ひさすえ	1937年6月1日	未実施

産業

機械・食品工業の工場が多く、下野毛地区（および隣接する中原区宮内地区）には中小規模の町工場が集まっています。また、NECプラットフォームズやクノール食品等の大規模な工場や、キヤノン、あすか製薬、富士通ゼネラルの研究開発拠点が区内各所に点在します。世界的な精密測定機器メーカーであるミツトヨは本社を区内北東部の坂戸に置き、一般公開も行う博物館も開設しています。 先端技術研究の拠点および創業支援機能を担うかながわサイエンスパーク(KSP)が設置されています。 地理的に市内のほぼ中央に位置し、また国道246号（大山街道）、国道409号・県道9号（府中街道）といった主要道が通り、高津区に隣接する宮前区の野川にはJR武蔵野線の梶ヶ谷貨物ターミナル駅もあるため、市内や全国各地を対処とした物流拠点として優れた立地性を持ち、日本通運、トナミ運輸などが市内各地着発宅配便の物流拠点を設けています。また佐川急便は世田谷区内着発宅配便の物流拠点を置きます。なお日本通運の拠点については、かつて武蔵溝ノ口駅で貨物を扱っていた経緯からか「武蔵溝ノ口支店」と呼ばれていました（現在は拠点再編により「神奈川東支店川崎北物流センター」と称する）。 関東および北海道を中心に書店を展開する文教堂の発祥の地で、溝口に本社を構えています。 江戸時代にはニカ領用水を利用した水田開拓が行われ、明治時代以降に東京の都市化が進むと多摩川梨などの近郊農業も拡大して、梨は多摩川の水運や南武鉄道により輸送されていましたが、東京都市圏の拡大や地価の高騰によって最近は衰退傾向にあります。梨園の多くは住宅地に転用されましたが、一部は観光農園として存続しています。 商業地域は矢倉沢往還（大山街道）の宿場町だった二子（二子新地駅・高津駅周辺）と溝口（武蔵溝ノ口駅・溝の口駅周辺）に江戸時代からの旧家を含む商店街が形成されています。特に溝口では東口の駅前再開発ビルNOCTY2棟が建設され、同ビルテナントの丸井（丸井ファミリー溝口）などは高津区外にも商圏を拡げています。一方、国道246号沿いなどにはロードサイド店舗が点在し、特に家電などでは駅前商店街内の店舗と競合しています。人口の急増に伴い、地域住民に対して日用生活品を販売するコンビニエンスストアや食品スーパーマーケットなどの中小店舗は区内全域に点在しています。

教育

大学・短期大学

洗足学園音楽大学・大学院 洗足学園短期大学

高等学校

川崎市立高津高等学校 洗足学園高等学校 鹿島学園高等学校溝の口キャンパス

中学校

川崎市立高津中学校 川崎市立東高津中学校 川崎市立西高津中学校 川崎市立橘中学校 川崎市立東橘中学校 洗足学園中学校

小学校

川崎市立坂戸小学校 川崎市立高津小学校 川崎市立東高津小学校 川崎市立久本小学校 川崎市立上作延小学校 川崎市立下作延小学校

川崎市立南原小学校 川崎市立久地小学校 川崎市立子母口小学校 川崎市立橘小学校 川崎市立末長小学校 川崎市立新作小学校

川崎市立梶ヶ谷小学校 川崎市立西梶ヶ谷小学校 川崎市立久末小学校 洗足学園小学校

※宮前区分区の経緯から、宮前区内の小学校・中学校に通学する地域があります

特別支援学校

川崎市立養護学校

外国人学校

南武朝鮮初級学校（朝鮮学校）

交通

鉄道

中心となる駅：溝の口駅、武蔵溝ノ口駅

東日本旅客鉄道

南武線：武蔵溝ノ口駅 - 津田山駅 - 久地駅

東京急行電鉄

東急田園都市線：二子新地駅 - 高津駅 - 溝の口駅 - 梶が谷駅 東急大井町線二子新地駅 - 高津駅 - 溝の口駅（2009年7月11日に開通）

日本貨物鉄道

武蔵野線：梶ヶ谷貨物ターミナル駅 - 新鶴見信号場間の小杉トンネル区間

バス

溝口駅前を中心に東急バスや川崎市営バスの各路線が出ています。 東急バスにより溝の口駅～新横浜駅の直行バス路線（第三京浜経由、途中一部停車）や渋谷駅発高津駅入口経由溝の口駅行きの深夜急行バス（高速二子玉川線、国道246号経由）などが運行されています。 国道246号線沿いに東急バス高津営業所があり、早朝を中心に営業所始発のバスが出ているほか、向02系統「二子玉川駅～向ヶ丘遊園駅」線が営業所前を通過します。

道路

自動車専用道路

第三京浜（国道466号） - 京浜川崎IC、玉川料金所

一般国道

国道246号（大山街道） 国道409号（府中街道）

主要地方道

神奈川県道・東京都道9号川崎府中線（府中街道） 神奈川県道14号鶴見溝ノ口線 (尻手黒川道路・市民プラザ通り) 神奈川県道45号丸子中山茅ヶ崎線（中原街道） 川崎市主要地方道幸多摩線 (多摩沿線道路)

一般県道

神奈川県道106号子母口綱島線

一般市道

川崎市道高津4号線、小杉菅線（南武沿線道路）

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡

二ヶ領用水

久地円筒分水

大山街道（矢倉沢往還、足柄道）

大山街道ふるさと館
高津町役場跡に建てられ、かつて大山街道が辿った経路等を紹介する常設展示、および展示室や会議室などの貸出を行っています。橘樹神社 西福寺古墳（梶ヶ谷第三公園） 子母口貝塚 岡本かの子文学碑「誇り」、光明寺 久地梅林、津田山（七面山） 緑ヶ丘霊園 川崎市民プラザ
併設されている庭園にはかつての森が残され、開発が入る前の丘陵の風景を今に伝えています。 高津区市民健康の森（たちばなふれあいの森）
市が土地を保全し、地域住民が維持管理を担っています。森の手入れに加え、木工教室や蛍の保全活動などが進められています。 たちばなの散歩道 久本山
武蔵溝ノ口駅の南西に見える急斜面のある久本地区の丘は「久本山」と呼ばれます。駅前立地でもあり現在は大きなマンション等が乱立する一方、小さいながらも畑や梅林、竹林等が残っていて、オナガやジョウビタキなど野鳥の住み処にもなっています。この地域では「江戸見桜」の保全や坂への命名といった地域おこしに加え、里山的環境を残す活動もされています。 笹の原の子育て地蔵
念願叶って子供を授かった夫婦がそのお礼と子の健やかな成長を願って建てたと言われる地蔵尊で、近隣で講をつくる末長・下作延の住民によって現在も護られています。「都筑橘樹酉年地蔵」の第18番札所になっていて、毎酉年になると開帳され、巡礼者が訪れます。

観光

レジャー

多摩川河川敷での川遊び、各種スポーツ 高津スポーツセンター

祭り

川崎市制記念多摩川花火大会 高津区民祭

写真

溝口、二子、久地、久地円筒分水、宇奈根、緑ヶ丘霊園 の写真は各記事を参照。

高津区市民健康の森（千年）? 高津区市民健康の森（千年）? たちばなふれあいの森（千年）? 市民プラザ内庭園（新作）? 笹の原の子育て地蔵（末長）? 久本山の梅林にやって来たジョウビタキ（久本）? ヒマワリの種子を狙いやって来たカワラヒワ（下作延）? 区内に残り僅かとなった農地はツグミなどの野鳥にとっても大切な場所（上作延）? 畑に植えられたツツジの花（梶ヶ谷）? 下町への相次ぐ大規模マンション建設は、地元住民との折り合いがつかないまま行われることも少なくないです（新作）?

高津区出身の有名人

阿部真宏 - 元プロ野球選手、埼玉西武ライオンズ 新井康弘 - 俳優、元ずうとるびメンバー 市原隼人 - 俳優 宇津木瑠美 - 女子サッカー選手 大島さと子 - 女優、タレント 岡本かの子 - 歌人 岡本太郎 - 芸術家 押切蓮介 - 漫画家 佐藤泰然 - 幕末の医師。佐倉順天堂（順天堂大学の前身）の創始者 スチャダラパー - ヒップホップグループ

ANI SHINCO

竹田謙 - 元バスケットボール選手 伊達昌司 - 元プロ野球選手 成海璃子 - 女優 箕輪義信 - 元サッカー選手、コンサドーレ札幌 矢田亜希子 - 女優、タレント RYTHEM - シンガーソングライターデュオ

新津由衣（YUI） 加藤有加利（YUKA）

地方	関東地方
都道府県	神奈川県
市	川崎市
団体コード	14134-8
面積	16.36km? 推計人口、2016年2月1日）
人口密度	13,960人/km?
隣接自治体 中原区、多摩区、宮前区） 横浜市（港北区、都筑区） 東京都世田谷区
区の木	うめ
区の花	すいせん
高津区役所
所在地	〒213-8570 北緯35度35分57.9秒東経139度36分28.8秒座標: 北緯35度35分57.9秒 東経139度36分28.8秒

近所のスポット