和光市

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和光市 庭 出張エリア

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和光市駅

埼玉県和光市下新倉1丁目

※離島やスタッフの欠員状況により、一部地域の対応ができない場合があります。対応地域についてはお気軽にお尋ね下さい。

和光市 エリア情報

和光樹林公園

第二次世界大戦後には米軍が旧陸軍士官学校の敷地の一部を接収し、朝霞キャンプとして利用していた。返還された後は道路を渡って一本隣の「大泉中央公園」とともに公園として整備されたという。緑あふれる園内にはジョギングコースや歩道が整備されている。木漏れ日の中をジョギングすれは清々しい気分になれるだろう。

和光市（わこうし）は、埼玉県南部にある市です。東京都区部への通勤率は51.4%（平成22年国勢調査）。

戦後、急速に東京のベッドタウンとして人口が増え、本田技研工業の工場建設（現在は工場は廃止）によって工業都市として発展。本田技研工業の和光本社、国立病院機構埼玉病院、独立行政法人理化学研究所のほか、近年では司法研修所、税務大学校、裁判所職員総合研修所などの国や民間の研究・研修施設の立地が進んでいます。

人口増加率は、1995年（平成7年）から2005年（平成17年）までの10年間で21%で、埼玉県の市町村では1位です。全国ではトップ10に入っています。また生産年齢人口の割合も75%に上り、全国トップ10に入っています。このため、東京都内に比べて児童数が多く全体に若い雰囲気の街とも言えます。

近年急速に住宅地として発展している街ですが、東京23区に隣接しているにもかかわらず雑木林や畑が点在し、湧水もあり、まだ武蔵野の自然が残っていて、県営和光樹林公園などの公園もあり、全体的に緑の多い街です。

埼玉県の南側、東京都と接する位置にあります。 地形的には武蔵野台地上にあり、市の東側・東京都板橋区との境に沿うように白子川が、市の北端には荒川・新河岸川が流れています。 東武東上線を境に南側は大規模に開発されていて、国・民間の研究機関・本社や団地が立ち並び、近年急速に商業集積が進んだのです。北側は小規模開発の住宅地と畑が混在していて、区画整理が実施されている地域もありますが、和光市駅北口駅前はまだ開発が進展していません。 東京外環自動車道、笹目通りが市内を縦断、国道254号（川越街道）が市内を横断していて、市内から至近距離に関越自動車道、首都高速道路の入口があります和光市駅は東武東上線と地下鉄有楽町線、地下鉄副都心線が利用可能。また、市内の居住エリアによっては、都営三田線、都営大江戸線、西武池袋線も利用できるので様々な場所にアクセスしやすく、当市は交通の要衝となっています。 ただし、荒川対岸で隣りの戸田市への公共交通機関は、当市下新倉付近を走る国際興業バス増14（成増駅北口～下笹目）のみで、利用しても戸田市中心部には行かないため再び別の路線に乗り継がなければならないです（逆も同様）。このため、2駅隣の朝霞台駅から武蔵野線で武蔵浦和駅を経由して埼京線、または東武東上線、地下鉄有楽町線、副都心線で池袋駅を経由し埼京線を利用するのが一般的です。 周辺は湧水が多い地域で現在でも井戸があります旧川越街道沿いの富沢病院駐車場では今も湧水が豊富です。近年病院側（地主）が駐車場整備のため一部閉鎖してしまったのですが、敷地には柵もないため道路からは湧水が確認できます。

歴史

近世まで

白子川沿いの台地には縄文期の遺跡が発見されています。隣接する成増地区にも同様に遺跡があり、台地上に集落が築かれていたと思われます。現在、その集落跡には寺社が建てられているケースが多いです。 古墳時代から奈良時代にかけて、帰化人の移住があったとされています。その理由として白子（シラコ）は新羅（シラギ）の、新倉は新座（すなわち新羅）の転化とする説や、百済王子の住んだとされる牛房城伝説がありますが、考古学的には何ら実証されていません。ただ江戸時代中期までは新倉は「新座」と表記されておりです（読みは同じ”にいくら”）、志木市や新座市にも同様の伝説があることから、単なる伝説ではないと考えられています。新座郡の項も参照されたいです。 いずれにせよ、かなり古い時代から白子台地には集落が築かれていて、現に寺社も多く、その中心地は現在バス停に名をとどめているだけだが「市場」辺りだったらしいです。 戦国期には白子台地上で上杉勢と北条勢の争い「白子の戦い」がありました。 江戸期には川越街道の宿場として白子宿が栄えました。当時の街並みはほとんど残っていませんが、当時の中心地だった熊野神社周辺には旧家が残っています。中でも花火を稼業とした富沢家は中心的役割を占めていて、現在も富沢姓の旧家が多いです。また、江戸時代には新河岸川を通る水運も盛んで、新倉には河岸が設けられていました。 鉄道が敷かれ、川越街道のルートが変更されると、白子宿や新倉の河岸は寂れました。白子宿周辺では豊富な清水を利用して魚の養殖、水車営業も行われましたが、市の中心地は駅周辺に移行しました。以前の白子には湧水が盛んに沸き出ていて、明治9年（1876年）には白子村の熊野神社境内に日本最初の養魚場ができ、明治23年（1890年）に養魚場は閉鎖されました。又、近くには、以前湧き水が流れ落ちていたため、滝坂と呼ばれる坂が現在でもあります。 川越街道は、15世紀に江戸城と川越城を築いた太田道灌が部分的にあった古道をつないだものが起源と考えられていて、元々は近世の川越街道（現在の旧川越街道、埼玉県道109号新座和光線）の東を蛇行していました。近世の川越街道の完成は松平信綱が川越城に入った寛永16年（1639年）以後のことです。

近代以降

理化学研究所

江戸時代、当市域は新座郡に属し、上新倉村・下新倉村・白子村の3村が設置されていました。 1869年3月21日（旧暦明治2年2月9日） - 3村は品川県の所属となります。 1871年12月25日（旧暦明治4年11月14日） - 3村は品川県から入間県へ移管されています。 1873年（明治6年）6月15日 - 入間県と群馬県合併により3村は熊谷県所属となります。 1876年（明治9年）8月21日 - 熊谷県が分割され、3村は埼玉県所属となります。 1884年（明治17年）4月1日 - 連合戸長制施行により、3村は白子村連合戸長役場の所属となります。 1889年（明治22年）4月1日 - 町村制施行に伴い、上新倉村が白子村連合戸長役場の所属から離脱し新倉村となります。また、下新倉村・白子村は合併し（新）白子村が発足。 1891年（明治24年）6月15日 - 新倉村字長久保を東京府に移管（北豊島郡大泉村、現在の東京都練馬区大泉学園町の一部）。 1896年（明治29年）3月29日 - 新座郡が北足立郡に編入され、新倉村・白子村は北足立郡所属となります。 1943年（昭和18年）4月1日 - 新倉村と白子村が合併し、北足立郡大和町（やまとまち）となります。 1967年（昭和42年） - 理化学研究所が東京都から移転。 1970年（昭和45年）10月31日 - 大和町が市制施行に伴い名称変更、和光市になります。同時に市章を制定します。 2016年（平成28年） - 理化学研究所の仁科加速器研究センターで発見された新元素に命名（アジア初）予定。

市名（町名）の由来

町制施行時に町名に関してもめた為、「大いなる和」で一つになると言う意味から「大和町」と名付けられました。 市制施行時に神奈川県大和市やほぼ同時期に市制施行する東京都東大和市と区別する為に新市名を一般公募し、「和光市」と名付けられました。地元にはこのような地名は無く、大和町と同じくいわゆる瑞祥地名です。

市制施行記念の文鎮

市制施行記念の文鎮（表）

市制施行記念の文鎮（裏）

1970年の市制施行時に当市では市章を模った記念の文鎮を制作して市内小学校の児童に配布しました。文鎮の底面には「市制施行記念、昭和45年10月31日、和光市」と記されています。鋳鉄製、大きさ＝縦65mm、横80mm、厚7mm。

合併の状況

長らく関係の深い朝霞市・志木市・新座市との合併を目指す運動がしばしみられます。

1960年代には、当時の朝霞町・足立町・大和町・新座町4町で合併し市制施行を目指す動きがあったのですが、話がまとまらないうちに1967年（昭和42年）に朝霞町が単独で市制施行し、合併はついえました。また、市制施行の人口要件が3万人に下げられたことから、大和町も含めた他の3町も単独で市制施行しました。

平成の大合併の最中、2001年（平成13年）4月に「朝霞市・志木市・和光市・新座市合併協議会」が設置されました。しかし、2003年（平成15年）4月13日に4市で実施された、合併の是非を決める住民投票が実施された際、当市では投票の77%が反対という圧倒的な結果で合併は否決され（朝霞市、志木市は賛成多数、新座市はわずかに賛成多数）、合併は取りやめとなりました。

いずれの動きにも、当市の住民は合併に否定的な傾向を見せています。これには、1986年から2010年まで、20年以上に渡って地方交付税不交付団体であったなど、当市が財政的に恵まれていること（他の3市に比べ収支が圧倒的に黒字である）や、東京都に隣接しているという地理的な影響があったものと思われます。

人口

平均年齢は39.6歳（2010年（平成22年）度）で、埼玉県内では1番若いです。　 生産年齢人口（15～64歳）割合は71.6%（2010年（平成22年）度）で、埼玉県内では1番多いです。　

地域

現行行政町名

和光市では、一部の区域で住居表示に関する法律に基づく住居表示が実施されています。

この一覧は未完成です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

住宅団地

郵便番号

351-01xx - 和光郵便局管轄

郵便局

和光郵便局（風景印あり）

和光新倉郵便局（風景印あり） 西大和郵便局（風景印あり） 司法研修所内郵便局（風景印あり） 和光白子南郵便局（風景印あり） 和光白子郵便局（風景印あり）

ゆうちょ銀行和光市駅内出張所（ATMのみ） 東京北部郵便局 - 区分作業専門で、集荷は行わず窓口もない

行政

市長：松本武洋

歴代市長

柳下潔（在任 1970年 - 1989年） 田中茂（在任 1989年 - 2001年） 野木実（在任 2001年 - 2009年） 松本武洋（在任 2009年 - 現職）

パブリックコメント（意見募集手続き）：当市ではパブリックコメントを実施しています。2003年（平成15年）度から開始され現在でも続いています。

行政機関等

市の機関・施設

和光市役所に隣接するコンサートホール サンアゼリア

国の機関等

理化学研究所和光本所 司法研修所 裁判所職員総合研修所 税務大学校和光校舎 国立保健医療科学院 陸上自衛隊朝霞駐屯地 国立病院機構埼玉病院（旧国立埼玉病院）

県の施設

新河岸川水循環センター

県営和光樹林公園 彩湖（道満グリーンパーク隣接） 新河岸川水循環センター

荒川右岸下水道事務所 埼玉県下水道公社荒川右岸支社

消防

埼玉県南西部消防本部（朝霞地区一部事務組合運営の消防本部）

和光消防署 白子分署

救急車・白子隊

警察

警察は和光市全域を朝霞警察署が管轄しています。

和光市駅前交番

西大和団地派遣所

和光交番（白子二丁目・東京都との境界近くにある） 新倉交番

広域行政

朝霞地区一部事務組合

その他

在日米軍 キャンプ朝霞（AFN送信所）

産業

本田技研工業和光ビル（和光本社）

本田技研工業和光ビル・白子ビル 本田技術研究所（本田技研工業の研究開発子会社）本社・和光研究所・和光基礎技術研究センター・和光西研究所 レインボーモータースクール本社（ホンダグループ） 写研工場 イトーヨーカドー和光店

かつて市内に本社を置いた企業

株式会社深澤（牛丼チェーンの牛丼太郎） ベスタ・フーズ株式会社（カラオケチェーンの祭一丁）※2009年（平成21年）11月に埼玉県富士見市へ移転

などです。

和光市駅南口は近年、区画整理が完了したことに伴い、多くの商業ビル、銀行などが立ち並ぶようになりました。今後は北口地区の区画整理が実行されています。

駅周辺は、当市の中心地ですが都内に近いこともあって、駅前への商業集積はそれほど多くないと言えます。しかし、当市にある研究機関や会社で働く人が多いためか、居酒屋が多いのが特徴的です。駅前通り、旧川越街道にはマンションが建ち並び、昔ながらの商店は姿を消しつつありますが、現在も少なからず残っています。笹目通り沿いには近年発展した住宅街と、かつてからあるセメント会社や倉庫が点在しています。新倉・白子近辺はかつて宿場町であったため、銭湯や小売店などが今でも存在します。又、荒川付近には産業廃棄物の集積場などがあります

かつて戦前は陸軍施設があったため軍需工場が立ち並んでおり、戦後は米軍施設（キャンプ・ドレイク）があったため、旧川越街道沿いには、朝霞市を中心に米軍相手の商店がありました。1952年には本田技研工業が戦前からの工場用地を買収して白子工場（現在は白子ビル）、翌年には大和工場（後の和光工場・現在の和光ビル）を完成させ東京進出への足がかりとし、後に荒川テストコース（閉鎖）や本田技術研究所本社なども造られるなど、市としてホンダとの結びつきは強く企業城下町とも言えるようになりました。

東京に接していますが農地も比較的残っていて、大消費地への近さを生かした近郊農業が行われています。なお、当市で採れた野菜は農協などで買うことができます。かつては豊富な湧水を生かした「酒造り」も行われ、2大銘柄として下新倉浅久保に「秀峰」、本村に「長泉（ながいずみ）」があったのですが、現在は2銘柄とも廃業しています。

姉妹都市・友好都市

国内

すべて友好都市

長野県佐久市 - 1995年（平成7年）9月「災害時における相互応援協定」締結 栃木県那須烏山市 - 1996年（平成8年）9月「災害時における相互応援協定」締結 新潟県十日町市 - 2004年（平成16年）8月27日「災害時における相互応援協定」締結

海外

ロングビュー市（アメリカ合衆国ワシントン州）

1999年（平成11年）10月1日姉妹都市提携

教育

大学院

目白大学大学院看護学研究科看護学専攻（国立埼玉病院キャンパス）

専門学校

朝霞地区看護専門学校

特別支援学校（旧称養護学校）

埼玉県立和光特別支援学校 埼玉県立和光南特別支援学校

高等学校

埼玉県立和光高等学校 埼玉県立和光国際高等学校

中学校

和光市立大和中学校 和光市立第二中学校 和光市立第三中学校

小学校

和光市立白子小学校 和光市立新倉小学校 和光市立第三小学校 和光市立第四小学校 和光市立第五小学校 和光市立広沢小学校 和光市立北原小学校 和光市立本町小学校

文化・史跡

新倉ふるさと民家園（旧冨岡家住宅）

冨岡家住宅は江戸中期頃に建築されたものと推定されていて、長年解体保存されてきましたが、2003年（平成15年）に市指定文化財として登録され、2006年（平成18年）に開園しました。埼玉県下では最古の部類に入る民家といわれています。

交通

鉄道

東武東上本線と東京地下鉄（東京メトロ）有楽町線・副都心線の和光市駅が当市唯一の鉄道駅です。なお、市内の都県境、及び、朝霞市との市境に近接している地域では、市外の成増駅、地下鉄成増駅、西高島平駅、光が丘駅、朝霞駅も利用できます。

埼玉県庁（浦和駅）へのアクセス：和光市駅から東武東上線に乗車、朝霞台駅で武蔵野線に乗換え、南浦和駅で京浜東北線に乗換えます。

バス

一般路線バス

東武バスウエスト 西武バス 国際興業バス

コミュニティバス

和光市内循環バス（東武バスウエストに運行委託）

リムジンバス

大泉学園駅 - 和光市駅南口 - 成田空港（西武バス・京成バス） 石神井公園駅 - 和光市駅南口 - 羽田空港（西武バス・東京空港交通）

スカイツリーシャトル（東京スカイツリー直通急行バス）和光・志木線（東武バスウエスト）

タクシー

タクシーの営業区域は県南西部交通圏で、川越市・所沢市・東松山市・飯能市などと同じエリアとなっています。

道路

高速道路

東京外環自動車道

和光IC - 和光北IC・新倉PA - 幸魂大橋

一般国道

国道254号（川越街道）

和光富士見バイパスの富士見市から東京外環自動車道までの区間は着工に向けて用地買収もすすみ、将来的には当市（笹目通り）から川越までが開通予定です。

国道298号 国道17号(新大宮バイパス) - 笹目橋の上でわずかな区間が当市内を通っています。100mあるかないかの区間ですが、「和光市」の標識が設置されています。

県道

主要地方道

埼玉県道68号練馬川口線 埼玉県道88号和光インター線

一般県道

埼玉県道108号東京朝霞線 埼玉県道109号新座和光線 埼玉県道112号和光志木線

出身人物

大石真（児童文学作家） 加藤慶祐（俳優） 加山俊夫（政治家、相模原市長） 島袋浩（AV男優） 松村香織（アイドル）

ゆかりの人物

清水かつら（詩人、東京都生まれ）

当市の防災無線のチャイムには、彼が作曲した童謡「靴が鳴る」が流れています。

マッスル北村 (ボディービルダー、東京都生まれ) フリーディア・ニムラ（旧芸名・こずえ鈴。タレント、ドイツ生まれ） 村木厚子（同市在住） 湯元進一（同市在住、2012年ロンドン五輪レスリング男子フリースタイル55kg級銅メダリスト） 清水聡（同市在住、2012年ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダリスト）

その他

市外局番：048（市内全域） ニッポン全国鍋合戦

2005年（平成17年）から始まった和光市商工会主催のイベント（「彩の国鍋合戦」から名称を変更）。日本最大級の鍋合戦でもあります。市役所前の広場で毎年1月末に開催され、市内の料理店を含め全国各地の鍋料理の中から最優秀鍋「鍋奉行」を決めるというもの。参加者は年々増えています。

当市の近くに東映東京撮影所（練馬区）があるため、市内では和光市役所などでドラマ・映画の撮影がしばしば行われています。 比較的水道代が高額な東京23区に隣接していながら戸田市と並んで水道代が安いことで知られます。20mm口径での1か月の水道代は1951円となっています。 和光市イメージキャラクター「わこうっち」と妹「さつきちゃん」は、市制施行40周年記念で決定しました。

近所のスポット