便座の種類 特徴と選び方を紹介
温水洗浄便座に変えてみたいとお考えの方や、便座が古くなった・壊れてしまったので交換したいけど何がいいかわからない!という方のために、便座の種類や特徴と選び方をご紹介いたします。
実際に交換を検討する前に、どんな便座があるのか知っておくと「どんな便座にしたいのか」がハッキリできるはずです。
便座のフタが自動で開く機能はありますか?
💁 温水洗浄便座の製品の中には、フタが自動開閉する機能が搭載されているものがあります。
自動開閉機能がない温水洗浄便座もあるので、交換の際確認が必要です。
便座は主に3種類
🚽 洋式トイレの便座には、普通便座・暖房便座・温水洗浄便座の3種類があります。
温水洗浄便座は、メーカーによってウォシュレットやシャワートイレなど名称が異なりますが、温水によってお尻を洗浄する機能を持った便座のことです。
この3つの便座のメリット・デメリットを知ることで、あなたにぴったりの便座が見つけられるはずです。
普通便座
洋式トイレで、U型やO型の特に機能がついていない便座のこと。
大型・標準とサイズがあったり、ゆっくり便座のフタが閉まるような機能がついている普通便座もメーカーから出ています。
メリット
😄 価格が安く、便座カバーをかけることができる。
メーカーによっては、サイズや色が選べる。
デメリット
😞 冬や寒い季節は便座が冷たい。
機能が付いていない。
👉 頻繁に使うトイレでない場合は、普通便座を選ぶといいかもしれません。電源をつなぐ必要がないので、便座に関する維持費はかかりません。
暖房便座
暖房機能がついた便座のこと。
見た目は、普通便座に似ていますが電源をつなぐ必要があります。防臭機能が付いている製品もあります。
メリット
😄 冬や寒い季節でも便座が温かい。
防臭機能付きの製品もある。
デメリット
😞 電気代がかかる。
便座カバーをつけると誤作動を起こす。
👉 冬場のトイレに座った時のヒヤッとする感覚が嫌いな方におすすめです。夏場は電源を切っておくことができるので、安心です。
温水洗浄便座
お湯でお尻を洗浄する機能がついた便座のこと。暖房機能の製品が多く、ノズルを自動で掃除する機能もあります。
「シャワートイレ」はLIXIL、「ウォシュレット」はTOTOの商標ではありますが、一般家庭に普及したことで温水洗浄便座の名称として浸透しています。
メリット
😄 温水でお尻を洗浄する機能がある。
暖房便座の機能が付いているので、冬場も便座が温かい。
脱臭・除菌・乾燥・便座の自動開閉などのさまざまな機能を持った商品がある。
デメリット
😞 電気代がかかる。
ノズルの自動掃除機能がない場合、定期的なメンテナンスが必要。
他の便座よりは価格が高い。
👉 お尻を洗浄することで、トイレットペーパーの使用する量が減ることで患部に刺激を与えずいられるのもメリットの一つとされています。
便座の選び方
🚽 便座を選ぶために、何を基準に選べばいいのか変わらない方は、価格を基準に一度考えてみてはいかがでしょうか?
温水洗浄便座が取り付けできないトイレはあるの?
💁 ユニットバスのトイレには、電源が必要な温水洗浄便座や暖房便座は設置が難しい場合があります。
隅付タンク式腰掛便器のトイレなど、電源コンセントがトイレ室内にない場合は業者との相談が必要です。
トイレにも種類があります!
❗ 洋式トイレにも種類があり、中には便座だけの交換や電源を必要とする便座の取り付けができない種類があります。
便座を選ぶ前に、トイレの種類を確認しておきましょう。
組み合わせトイレ
◎ 便座の交換ができます!
一般家庭によく使われている、タンク・便器・便座を組み合わせたトイレ。
タンクレストイレ
× 便座だけの交換はできません!
タンクが無いタイプのトイレ。温水洗浄便座と一体化したトイレなので、部分的な交換ができません。
シャワートイレ一体型
× 便座だけの交換はできません!
タンク・便器・便座が全て一体になっているトイレのため、部分的な交換ができません。
ワンピース型トイレ
◎ 便座の交換ができます!
コンパクトなタンク(ロータンク)と便器が一つになっているトイレ。
ユニットバスのトイレ
× お風呂と隣接しているので、設置が難しいと言われています
水に濡れやすい状況なので、電源を必要とする暖房便座・温水洗浄便座の取り付けは難しく、取り付けたい時は業者に相談が必要です。(賃貸物件の場合は管理会社に相談することが必須です)
隅付タンク式腰掛便器
△ 電源が必要な便座は条件次第
壁の隅に三角のトイレタンクがあるトイレ。
暖房便座・温水洗浄便座は、電源が必要なためトイレ室内にコンセントがないと設置が難しいです。取り付けたい場合は、業者に相談をしてみましょう。
値段が安い便座はある?
💁 機能がついていない普通便座が比較的価格は安いです。
特殊な素材で作られた普通便座でなければ、約4,000円~10,000円程度で購入ができます。取り付け・交換を業者に依頼する場合は、別途作業料金がかかります。
便座別の料金相場
もし業者に取り付け・交換を依頼する場合は、作業料金も別途かかります。
便座だけの価格ですと、機能がついていない普通便座が安く、機能が増えると高くなる傾向があります。
普通便座
約4,000円~10,000円程度
暖房便座
約7,000円~25,000円程度
温水洗浄便座
約13,000円~100,000円程度
👉 暖房便座と温水洗浄便座で悩まれている方は、電気代やメンテナンスなどを比較して選ぶと良いかもしれません。温水洗浄便座でも、シンプルな機能だけが搭載されている製品があります。
トイレのもっと詳しい話
📖 洋式トイレの便器には大きさの種類や、便座の耐荷重をご存じですか?
便器の大きさは2種類!
大型サイズ(エロンゲートサイズ)
2000年以降に建てられた建物や製造されたトイレは、この大型サイズの便器がほとんどです。
サイズ
便座取付穴から便器の先端までの長さが、約470mm
便器内の縦の長さが、約360mm~380mm
標準サイズ(レギュラーサイズ・スタンダードサイズ)
狭いトイレ空間を考え設計されたサイズですが、近年では座り心地を重視しているメーカーが多いため、標準サイズの便器は減っている傾向があります。
サイズ
便座取付穴から便器の先端までの長さが、約440mm
便器内の縦の長さが、約320mm~350mm
便座のサイズは兼用が多い!
😄 便器のサイズがどちらでも大丈夫なように、近年で製造された便座は兼用サイズが多いため安心です。
トイレは約100kgまで耐えられる!
一般の便座は、約100kgまで耐えられるように設計されています。
もちろん、体重が100kgを超えている人用に設計された「力士用」便座・便器はあります。便座の大きさは、タテ530mm・ヨコ420mmと大型サイズよりも大きい安心設計です。このトイレは両国国技館やメーカーの展示場でも見ることができます。
もし、頻繁に便座が割れることがある場合は、耐荷重を超えている可能性があります。便座・便器を専用のものに交換することは、一般家庭でも可能なので、業者に相談をしてみましょう。
何度も便座を交換するよりも、専用のトイレに交換することで安心も出来るので、お見積りだけでも取っておくことをおススメいたします。
まとめ
💁 交換したい便座は見つかりましたでしょうか?
トイレにもさまざまな種類とサイズがあることがあることがわかり、より便座選びが難しくなった方もいらっしゃるかもしれません。そういった場合は、トイレメーカーのホームページやカタログをご覧になり機能の詳しい内容を調べてみたり、メーカーの展示場や電気店で座り心地をチェックしてから選ぶのもおすすめです。
水道業者に便座の交換を依頼する際は、まず見積もりをとってからご検討ください。作業料金や部品代、設置するために必要な作業をしっかり説明してもらいましょう。ひとつの業者だけでなく、複数の業者に見積もりを依頼することで、費用を比較できるので落ち着いて検討ができます。
生活救急車では、出張料・お見積もり料・キャンセル料を無料でお伺いいたします。もちろん相見積もりも歓迎しております。ぜひ、便座の交換をご検討の際は、お電話ください。


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