香川県のお庭のご依頼出張します！
植木、植込みなどの剪定は美しく造形するのが目的で、栄養分を効率よく使用し寿命を長くするため、果樹であれば生育の良い実がたくさん生るために必要です。
植木、植込みなどの剪定は美しく整形するためや、綺麗な花を咲かせるためなどにお手入れが大事です。芝は定期的に実施する芝刈りで、横への生育を促進することにより、芝の密度が増して美しい芝になります。
・芝張り・芝刈り・エアレーションをお願いしたい
・木が大きくなりすぎて隣近所の迷惑になりそう
・庭いっぱいに芝生を植えたい、管理している空地の雑草が生い茂ってきた
・チャドクガ・イラガなど害虫の発生を防ぎたい
・木を植えたいが、どこに何を植えたらいいか分からない
といった様々な要請迅速に出動！ 穏やかな日常のサポートができればと社員一丸となって真剣に考えております。いつでもお電話を、お待ちしております。
香川県でお庭のお困りは香川県出張の植木屋が解決します。
| 種類 | 作業内容 | 作業料金(税込価格） |
| 伐採 | 低木（3m未満） | ¥2,200～/本 |
| 中木（3m～5m） | ¥9,900～/本 | |
| 高木（5m～7m） | ¥25,300～/本 | |
| 剪定 | 低木（3m未満） | ¥1,100～/本 |
| 中木（3m～5m） | ¥6,600～/本 | |
| 高木（5m～7m） | ¥16,500～/本 | |
| 草刈り | 草刈り | ¥3,300～/㎡ |
| 除草 | 機械刈り | ¥330～/㎡ |
| 草木の手入れ | 草木の手入れ | お見積り |
| 芝張り | 芝張り（小石、既存の芝生除去などは別途） | ¥2,750～/㎡ |
| 人工芝 | 人工芝 | お見積り |
| 砂利敷き | 砂利敷き（材料代、残土等処分は別途） | ¥1,540～/㎡ |
| 植栽 | 低木（3m未満/材料代、残土等処分は別途） | ¥11,000～/本 |
| 防虫 | 防虫 | お見積り |
金額は全て税込。 作業料金はパートナー店によって変わります。おおよその目安とお考え下さい。 クレジットカードのお支払も可能です（対応地域に限る）。 詳細はお電話でご確認ください。
| 会社名 | 株式会社 生活救急車 |
|---|---|
| 代表取締役 | 大垣内 剛 |
| 所在地 | 名古屋市中区錦一丁目10番20号 |
| 事業内容 | 生活緊急サービス事業 |
株式会社 生活救急車は、東証プライム上場のジャパンベストレスキューシステム株式会社と資本提携している、株式会社アクアラインと、ジャパンベストレスキューシステム社が共同出資する企業です。
庭木の剪定や伐採、抜根、植木の植栽やお手入れ、腕の確かな植木職人に松の木の剪定をお願いしたい、大きくなりすぎた木の伐採、処分、木の枝が隣の家に伸びてしまった、草刈り・芝刈りや芝張り、砂利敷きなど庭づくり・外溝工事を依頼したいなど、お庭のごとなら年中無休でフリーダイヤル通話料無料で受付しております。
近所のスポット
香川県（かがわけん）は、瀬戸内海に面し四国の北東に位置する日本の県の一つで、令制国の讃岐国に当たります。県庁所在地は高松市。県名は、讃岐のほぼ中央に存在し、かつて高松が属していた古代以来の郡「香川郡」から取られました。全国一小さい県ですが、災害が少なくコンパクトな中に都市の利便性と豊かな自然が調和した生活環境を併せ持つ特徴を有しています。
瀬戸大橋
日本の全47都道府県で最も面積の狭い県です。かつては大阪府を上回り46位であったのですが、1988年10月1日に国土地理院が算定法を見直し、岡山県玉野市との間に境界未定部分がある香川郡直島町の面積（14.2km?）を県全体の面積に算入しないことになったため、面積が減少し、大阪府と逆転しました。その後、大阪府では関西国際空港の開港や大阪市西部の開発などで埋め立てが進められたため、現在では直島町を含めた参考値よりも大阪府のほうが面積が大きくなっています。また、県全体の面積は日本一面積の大きい市町村である岐阜県高山市よりも狭いです。一方平野は県土のほぼ半分を占めていて、その率は高いです。
総面積は全国47位、人口密度は全国11位、可住地面積比率全国10位、居住室畳数全国9位、誘導居住面積水準以上世帯割合全国11位、自然災害の少ない方から全国3位です（2008年統計）。
古来より雨量、河川の流水量ともに少なく、旱魃に備えて県内各地に14,000を超える数のため池が造られ点在しています。平野が多いことから、県全体の人口密度が高いです。
北部に広がる瀬戸内海には、小豆島など多くの島々が点在しています。本州の岡山県とは島々を伝う形で架けられた瀬戸大橋により、道路・鉄路で結ばれています。瀬戸内海を越えた岡山県や、鳴門海峡を越えた近畿地方との繋がりが深いです。特に岡山県との間においては、民間テレビ放送局が同一のエリアになる程ですが、同時に対抗心も強いです。
麺のコシがしっかりとした讃岐うどんや、こんぴらさんの愛称で親しまれる金刀比羅宮、空海の生誕地としても知られる善通寺（四国八十八箇所の一つ）、寛永通宝の銭形砂絵で知られる観音寺、対岸の倉敷市児島から坂出市にかけて海上に架けられた瀬戸大橋が有名です。
正月には、餡餅の入った白味噌仕立の雑煮「餡餅雑煮」を食べる風習があります江戸時代、讃岐の国では塩・砂糖・木綿が特産で、「讃岐三白」と呼ばれていました。このうち砂糖は幕府への献上品として多くが用いられ、庶民の口には滅多に入らなかったことから「せめて正月ぐらいは砂糖を使った餡の入った甘い餅を食べたい」という思いから餡餅雑煮が誕生したと言われています。ただ、食べる県民と食べない県民の比率は半々で、好みが分かれます。
香川県庁舎の設計者は丹下健三で、この他にも丹下は香川県立体育館や県営一宮団地も設計しています。
香川県は国内でも指折りの県民の貯蓄率を誇ります。温暖な気候風土で、堅実な小金持ちが多く、四国お遍路へのお接待の精神も残る一方、国内外で活躍する人材を数多く輩出するなど「教育県」としての側面も持つほか、「瀬戸内国際芸術祭」を開催するなどアートにも熱心です。また、全国に先駆けてICTを活用した遠隔医療ネットワークが稼働し、医療機関の連携が図られていることで医療水準は非常に高いです。総合病院の移住拡張、改築が進み、救急病院数が全国2位を誇り、救急車搬送所要時間は全国3位、介護老人保健施設普及率で全国8位、看護師数が全国14位、医師数は全国12位であるなど、医療福祉分野では先進県です。一方、2009年度と2010年度の有効求人倍数はそれぞれ全国1位、2位を誇るなど働きやすい県でもあります。
県内を供給区域とする電力会社は四国電力ですが、岡山県に隣接した島嶼部である香川郡直島町および小豆郡の全域は海底地形の理由から、四国電力ではなく中国電力の供給区域となっています。
地理・地域
讃岐平野と讃岐富士
香川県は四国の北東部に位置し、北部には瀬戸内海に面して讃岐平野が広がります。南部は山がちで、讃岐山脈が連なります。最高峰は竜王山で1059.9mありますが、丘陵部は500 - 800mで各地峠越えに行き来が行われました。
多島海である瀬戸内海には小豆島をはじめ、塩飽諸島や直島諸島など約110余りの島々が存在します。
川が少なく、またどれも33 - 38kmぐらいで短いため、昔から渇水対策に手を焼いてきました。このため、道守朝臣（みちのかみあそん）が造り、空海が修築したことで知られる満濃池をはじめとするため池が県内に14,000余あり、国内有数の数です。
行政区分：日本、四国地方 川と平野：湊川と鴨部川の大川平野、新川・春日川と香東川の高松平野、綾川と大東川の坂出平野、土器川と金倉川の丸亀平野、高瀬川と財田川の三豊平野、他に詰田川、御坊川がある ため池：満濃池は日本一の規模を誇る 用水：香川用水
広袤（こうぼう）
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国土地理院地理情報によると香川県の東西南北それぞれの端は以下の位置で、東西の長さは92.15km、南北の長さは61.29kmです。
| 北端 北緯34度33分53秒東経134度20分48秒 北緯34度6分28秒東経133度26分48秒← | 中心点 北緯34度17分18.5秒東経133度56分49.5秒 | 東端 北緯34度14分24秒東経134度26分51秒 | |
| ↓ 北緯34度0分44秒東経133度41分17秒 | 重心 北緯34度14分47秒東経133度59分38秒 |
自然公園
国立公園
瀬戸内海国立公園（元濱崎公園）
県立自然公園
大滝大川県立自然公園（元圭公園）
気候
気候は、瀬戸内海式気候で、晴天の日が多く雨量が少ないのが特徴です。日照時間が長いことが塩の生産・発展に役立ち、「塩田王国香川」と言われました。しかし、少雨の傾向は夏場に多く水不足をもたらし、大雨になると河川が氾濫し、洪水をもたらしました。
積雪も一冬に1 - 2回程度は起こりますが、大雪は少ないです。また、夏は瀬戸内海の「凪」や四国山地越えのフェーン現象などの影響で、猛暑日や熱帯夜になる日も少なくないです。
| 平年値 小豆島 内海 | 東かがわ市 引田 | 高松 | 高松市 香南 | 綾川 多度津 | 三豊市 財田 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 平均 °C) | 最暖月 | 26.6 降水量 mm) | 最多月 | 170.5 地域区分
地域区分は広義・狭義とも県民生活の基盤にもなっていて、この区分によって気候・風土・方言（讃岐弁参照）なども異なっています。 香川県は江戸時代,歴史的な背景から東は高松藩が治める東讃、西は丸亀藩が治める西讃に二分されていました。 しかし、地方行政や住民の生活感覚等から自然的に実際は5つに大別するものと考えられます。 高松地域 人口423553人 面積389.37km2 高松市は一般的に東讃地域に含められることが多いですが実際は狭義の東讃とは少し違う地域というのが実情です。 高松市と直島町が該当し,高松市は県庁所在地で四国の中心都市でもあります。直島町は瀬戸内芸術祭の発祥地で賑わいを見せています。 高松市への一極集中が進み、目まぐるしい発展を遂げる四国の玄関口です。 中讃地域 人口292603人 面積589km2 中讃地域は県下第2の都市である丸亀市を中心とした地域で丸亀市,坂出市,善通寺市,宇多津町,多度津町,琴平町,綾川町,まんのう町が含まれます。 讃岐うどんは事実上この中讃地域から始まりブームを牽引する超有名なうどん店もこの中讃地域が圧倒的に多いです。 また、丸亀城、四国の新玄関である瀬戸大橋、善通寺、金刀比羅宮、ゴールドタワー、少林寺など香川県を代表する観光地を各市町が持っていて、特色のある地域です。 西讃地域 人口128668人 面積340.13km2 中讃地域よりも西の地域で、観音寺市、三豊市が該当します。 観音寺市は西讃の商都として古くから栄え、県下では3番目の商圏を誇る都市です。寛永通宝の砂絵で有名な琴弾公園がありますまた、LOTO7で16億円が当たったのもこの街です。 三豊市は田園地帯ですが、最近は大型商業施設が挙って進出しています。 東讃地域 人口111834人 面積388.03km2 高松市より東の地域で、さぬき市、東かがわ市、三木町が該当します。 平成の大合併まで市が一つもなかったものの、古くから東讃の商都として栄えた大内町三本松やハマチの養殖で有名な引田町,手袋生産で名を馳せた白鳥町など、これまた特色のある地域です。過疎化が進むものの、高松市に近い三木町、さぬき市志度町などでは高松市のベッドタウンとなり、地域内でも人口増減の差が激しいです。 小豆地域 人口29949人 面積170.02km2 淡路島に次ぐ瀬戸内海第2の大島である小豆島とその周辺の島々からなる地域で,土庄町と小豆島町が該当します。 オリーブ、そうめん、醤油など、数々の特産品がある小豆島は香川県本土とは違った独自の文化圏が育まれてきました。 東西に長い香川県を分けて考える場合、最も多く用いられるのが五色台を境に東部を「東讃」（とうさん）、西部を「西讃」（せいさん）とする概念です。この名称は香川県が旧讃岐国の範囲と合致しているため、旧国名である「讃岐」に東・西を冠した言い方です。このスケールは県民の会話上でも西讃のことを「西の方」や単に「西」、東讃のことを「東の方」や単に「東」と呼ぶことで通用するほど定着した概念です。 この方式に沿った言い方に「中讃」（ちゅうさん）がありますが、こちらはより狭い範囲を表すもので、このスケールでは同じ「西讃」といった場合でも指し示す範囲が異なります。同じように「東讃」も高松地域・小豆地域を除いた範囲を指す狭義が存在します。小豆地域は狭義の東讃にも含むとする概念もありますが、小豆島は航路で結ばれているのがすべて高松であるため、直接の結びつきがない香川県東部とは分けて小豆地域、あるいは単に小豆島とする場合が多いです。 その他にも、東讃に高松市を含んだ上で残りの西部を中讃、西讃の計3つで分ける概念もありますが、この場合では県都の位置する地域が中讃てあると捉えられる場合があるため、あえて県都の高松市を別格として「高松地域」とする場合がほとんどです。 行政区分や天気予報、県立高校の学区などでも用いられるこの区分は自治体ごとに区切られているため、市町村合併により所属地域が変化する例が多く見られました。特に平成の大合併では高松市へ合併した綾歌郡国分寺町の所属地域が西讃から東讃へ変わったほか、木田郡庵治町と牟礼町が同じく高松市への合併により、狭義の東讃から高松地域へ所属地域が変わりました。 自治体 8市5郡9町を含みます。香川県では、地方公共団体としての町はすべて「ちょう」と読みます。なお、村は1970年に消滅しています。
歴史 「讃岐国」を参照 原始・古代 約2万年前の旧石器時代人が永く住み着いた国分台遺跡群が知られています。同遺跡群は、高松市と坂出市の境に南北にのびる標高400メートルの台地上および斜面上に立地し、高松市（旧綾歌郡国分寺町）に所在します。そこからは、サヌカイト製のナイフ形石器、尖頭器、楕円形石器、舟底形石器、錐などの生活必需石器が大量に出土しました。 縄文時代晩期後半の林防城遺跡（高松市）で、当時の土器と木製諸手狭鍬が出土しているなどから、県下にも稲作が伝播し、水田耕作が行われましたと推定されが、他に水稲耕作に直接かかわる道具や同時に伝播するはずの文化要素が見当たっていません。また、水稲耕作に従事したムラの形跡がないです。 『日本書紀』などには讃岐国は洪水や旱魃、地震などの自然災害が多い土地であると記されていて、讃岐ではため池の開発や雨乞い儀式などが行われていました。大宝年間から工事が開始され、弘法大師空海が修築工事を指導したとされる満濃池のほか多くのため池が開発され、それより耕地は灌漑されました。菅原道真も、一時は讃岐国国司となっています。 平安時代には関東地方での平将門の乱に乗じて藤原純友が伊予国で蜂起し、純友は讃岐国の国府を陥落させました。朝廷が追捕使として小野好古を派遣すると讃岐国の武士も乱の平定のために戦う。保元の乱で敗れた崇徳上皇は讃岐国に流刑され、讃岐国で死んだのです。平安時代後期には源平合戦の1つである屋島の戦いが行われます。一ノ谷の戦いで源義経に敗れた平氏は屋島の戦いにおいても義経軍の背後からの急襲で敗北し、以後平氏は瀬戸内海における制海権を失ったのです。 中世 鎌倉新仏教派の法然も流刑されたことで有名。足利尊氏らの活躍で鎌倉幕府が滅亡して、後醍醐天皇の建武の新政が始まると、讃岐国には足利氏の一門である細川定禅が入ったのです。以後、南北朝時代を経て室町時代を通じて、細川氏が守護大名として讃岐国を支配しました。室町幕府内での政争に敗れて南朝に与した細川清氏は、従弟の細川頼之と戦い、敗れました（白峰合戦、現宇多津町・坂出市）。 讃岐国では、管領を務めた細川京兆家が室町期を通じて守護職を執ったのです。このため阿波国人と同様に讃岐国人も中央へ出る機会が多く、香西氏、香川氏、安富氏、奈良氏の四氏は細川四天王と称されたといいます（南海通紀）。戦国時代初期には讃岐国人と思われる香西氏が山城国守護代を務めるなど重職にも就いました。 戦国時代には讃岐国の分郡守護代である安富氏と香川氏が東西で大きな勢力を擁し、両者中間の香西氏、阿野氏、鵜足郡に長尾氏、奈良氏、羽床氏など中小豪族が乱立していました。しかし安富氏が細川・三好氏の援助を受けた三木郡の十河氏によって滅びると、若干の抵抗があったのですが讃岐国は三好氏の支配下に入ったのです。三好氏は三好長慶の弟である十河一存に讃岐国を任せた。真偽は不明ですが、この時期に毛利氏が讃岐に攻め入った元吉合戦があったとされています。 土佐国を統一した長宗我部氏が三好・織田氏の内乱に乗じて讃岐へ侵攻する、これにより織田信長による四国攻めを招くことになりました。豊臣秀吉が四国平定に取りかかると讃岐へは宇喜多秀家を総大将とする豊臣軍が侵攻し、長宗我部元親が秀吉に屈服すると讃岐は仙石秀久に与えられ、その後は尾藤氏、生駒氏が相次いで封ぜられます。当初は宇多津聖通寺城に拠点が置かれましたが、手狭のため高松に新城が築かれ拠点とされました。 江戸時代 丸亀城（国の史跡・重要文化財） 生駒氏が生駒騒動によって出羽国へ移されると、水戸徳川家の嫡流である松平頼重が高松に入って東讃高松藩12万石を、京極氏が丸亀に入って西讃丸亀藩5万1千石を領します。途中、京極丸亀藩は支藩として多度津藩1万石を分立させたため、江戸時代の讃岐国には3つの藩が並立することになりました。高松藩からは平賀源内が出ています。 この頃には、讃岐国の小農家と阿波国北部の山間農家の間で借耕牛の交流が始まっていました。なお、吉備国から古代に分立された備前国より、直島諸島と小豆島が讃岐国に移されたのは江戸年間のことと思われます。幕末には高杉晋作を匿った日柳燕石が出ています。 災害としては、宝永4年（1707年）10月に西日本を襲った宝永地震（東海・東南海・南海連動型地震）の被害は讃岐国にも及び、牟礼・庵治の五剣山の一角が崩れ落ち、各地の家や堤防も崩れたところに1 - 2メートルの高さの津波が押し寄せた。 近代 香川県発足 徳川時代の讃岐国には、高松藩、丸亀藩、多度津藩の3藩と、徳川幕府の直轄地である天領、津山藩の飛地が分立していました。 1871年8月29日（明治4年旧暦7月14日）の廃藩置県により、高松藩は高松県、丸亀藩は丸亀県、多度津藩と天領は倉敷県、津山藩の飛地はそのまま津山県となりました。 その直後に、倉敷県の管轄地が丸亀県へと移された後に、同年に高松県と丸亀県が合併されて香川県（1873年2月19日以前）が設置され、1872年（明治5年）に小豆島西部を編入して、現在の香川県（1888年12月3日以後）と同じ管轄範囲（行政区画は1888年12月3日に分割）となります。 しかし、1873年2月20日には名東県（後の徳島県）に編入されるも、2年後の1875年9月5日に香川県（1875年9月5日～1876年8月20日）として分離されましたが、翌年1876年8月21日には愛媛県に編入されました。度重なる編入の度に、地理的要因や地域文化や住民意識などで食い違いが発生し、香川県として単独の県の設置を望む声が再び高まり、12年後の1888年12月3日に香川県が復活して、現在に至ります。なお、1888年の香川県の分離独立を最後に、東京府と東京市の合併（1943年7月1日）や、第二次世界大戦後にアメリカの統治下に置かれた沖縄県の日本再編入（1972年5月15日）などの特殊な事例を除いて、新しい県の設置はなく、この1888年12月3日に現在の47都道府県体制がほぼ確定したことになります。 「香川県」の名称は、高松市が所属していた香川郡から取ったもので、いわば郡名を県名にしたものです。 明治から大正にかけて香川県で鉄道敷設競争が起こり、讃岐鉄道（のちの国鉄）、琴平参宮電鉄、琴平電鉄（後の高松琴平電気鉄道）、琴平急行電鉄の4社が高松 - 丸亀 - 琴平間で競って鉄道を敷設しました。 現代 1970年（昭和45年）当時の財田村が町制施行して財田町に移行します。兵庫県に続いて村が消滅しました。平成の大合併まで村のない県がこの両県のみという状態が長く続いました。 1978年（昭和53年） - 瀬戸中央自動車道工事が着工します。 1987年（昭和62年） - JR予讃線高松駅 - 観音寺駅間で全線電化がされて開業。 1988年（昭和63年） - 瀬戸中央自動車道が開通。JR本四備讃線（愛称 瀬戸大橋線）が開業します。 1989年（平成元年） - 高松空港が開港します。（大型ジェット機対応） 1999年（平成11年） - 高松市が中核市に昇格します。 2003年（平成15年） - 高松自動車道が全線開通します。（高松中央IC-高松西IC開通による） 平成の大合併 2002年（平成14年）4月1日 さぬき市が成立 - 津田町、大川町、志度町、寒川町、長尾町の合併によります。 2003年（平成15年）4月1日 東かがわ市が成立 - 引田町、白鳥町、大内町の合併によります。 2005年（平成17年）3月22日 丸亀市が成立 - 丸亀市と飯山町、綾歌町の合併によります。 2005年（平成17年）9月26日 高松市が成立 - 高松市に塩江町が編入されています。 2005年（平成17年）10月11日 観音寺市が成立 - 観音寺市と大野原町、豊浜町の合併によります。 2006年（平成18年）1月1日 三豊市が成立 - 高瀬町、山本町、三野町、豊中町、詫間町、仁尾町、財田町の合併によります。 2006年（平成18年）1月10日 高松市が成立 - 高松市に牟礼町、庵治町、香川町、香南町、国分寺町の編入によります。 2006年（平成18年）3月20日 まんのう町が成立 - 満濃町、仲南町、琴南町の合併によります。 2006年（平成18年）3月21日 小豆島町が成立 - 内海町、池田町の合併によります。 讃岐の大地震 715年 -霊亀大地震。 887年（172年後）-仁和地震。 976年（89年後）-貞元地震。 1185年（209年後）-文治地震。 1513年（328年後）-天文地震。 1605年（92年後）-慶長地震。 1707年（102年後）-宝永地震。 1854年（147年後）-安政南海地震。 1946年（昭和21年）（92年後）-昭和南海地震。 人口 香川県市町村人口増減率分布図（2005年度と2010年度国勢調査から算出）
2010年（平成22年）国勢調査速報によると、県内総人口は前回調査より1.6%減少し30年ぶりに100万人を下回ったのです。
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政治・行政
情報公開度ランキングでは東京都と共に閲覧手数料を取るために失格（香川県は3年連続）となっていましたが、審査方法の変更により、現在は順位付けされています。2009年は35位（62点）、2010年は26位（62点）。また2009年からは各市も発表になり、坂出市・善通寺市・観音寺市・三豊市の4市も県に倣って手数料を取り失格となっていましたが、坂出市は無料化したため、閲覧手数料（条件付き含む）を取っているのは、善通寺市・観音寺市・三豊市の3市。
国政
衆議院
中選挙区時代は2区体制だったのですが小選挙区になってからは3区体制となります。かつては自民党と社会党と半々だったのですが、1990年代以降は3区すべてで自民党公認または推薦の候補が当選していました。2009年（平成21年）の総選挙で1区・2区を民主党が制し、オール自民党体制は幕を下ろしました。また、2012年（平成24年）の総選挙では民主党が2区を制しましたが、これは中国・四国・九州地方で唯一民主党が議席を獲得した小選挙区となりました。
香川1区
平井卓也
香川2区
玉木雄一郎
香川3区
大野敬太郎
参議院
10数年自民党が議席を独占した後に、2007年（平成19年）の選挙で民主党公認の女性候補である植松恵美子が当選しました。さらに2010年（平成22年）に自民党所属の山内俊夫が離党し、改革クラブに入党したため、自民党所属の議員がゼロとなったのですが、同年の選挙で自民党の公募による新人の磯崎仁彦が初当選し、再び自民党所属の議員が復活しました。
磯崎仁彦（自民党） 三宅伸吾（自民党）
知事
県議会
財政
直近の財政指標
| 年度 | 財政力指数 | 経常収支比率 | 実質公債費比率 | 将来負担比率 | ラスパイレス指数 | ラスパイレス指数 2006年度（平成18年度）の財政指標 標準財政規模 2281億0900万円 一般会計歳入 4458億8100万円 一般会計歳出 4390億7500万円 財政力指数 0.42532 （47都道府県平均 0.46） 財政力指数が0.400 - 0.500のIIグループ（9自治体）に分類されている 経常収支比率 94.3% （47都道府県平均 92.6%） 実質公債費比率 15.0% （47都道府県平均 14.7%） 実質収支比率 2.4 人口一人当たり人件費・物件費 14万5329円 （47都道府県平均 12万4759円） ラスパイレス指数 97.5 （47都道府県平均と同じ） 地方債残高 普通会計の地方債現在高 7533億9800万円 上記普通会計以外の特別会計の企業債（地方債）現在高 570億6100万円 主な内訳 水道事業分 約147億円 病院事業分 約81億円 宅地造成事業分 約54億円 第3セクター等の債務保証にかかわる債務残高等 77億6600万円 主な内訳 香川土地開発公社 約74億円 香川県の地方債等の合計 8182億2500万円 （連結会計） 香川県民一人当たりの地方債等残高 81万5635円 （連結会計） 2005年度（平成17年度）の財政指標 財政力指数0.39 経常収支比率 92.8% 姉妹提携 中国陝西省 1994年（平成6年）4月22日提携 経済・産業 第一次産業 農業 米を始めとしてレタスやみかんなどの栽培が多く、さぬきの夢2000やオリーブ、讃岐三畜（讃岐牛、讃岐夢豚、讃岐コーチン）など瀬戸内海式気候の香川県特有の農産物も多く存在します。 香川県は山岳地帯が少なく全域にわたって平地が多くを占めているため、県内全域に稲作を中心とした農地が広がっています。また、それらはほぼすべてが古来より続く小規模農地で、農業目的の干拓地のような計画的な大規模農業はほとんど行われていません。 米の作付面積はヒノヒカリが全体の45.9%と最も多く、次いでコシヒカリ37.4%となっていて、この2品種で全体の8割以上を占めています。これら主食用うるち米の6割は県内で消費され、残り3割は大阪府、1割は兵庫県に向けて出荷されています。麦の作付面積はさぬきの夢2000が68.5%、イチバンボシが31.2%でこの2品種でほぼすべてを構成しています。野菜の生産量で最も多いのはレタスで、次いでたまねぎ、ブロッコリー、きゅうり、ねぎ、いちごの順となっています。 2004年（平成16年）には高松市、丸亀市、坂出市、宇多津町に設定されていた市街化調整区域（いわゆる線引き）が全廃されたため、急速に開発が進み農地が次々と宅地に転用されています。特に丸亀市では線引き廃止後の3年間でそれまでの134倍もの面積が開発許可を受けています。 水産業 イワシやシラス、タコやイカナゴなどの海面漁業のほかハマチやノリ、マダイなどの養殖漁業も盛んです。特にハマチの養殖は香川県が全国で初めて成功し、2009年（平成21年）の県の漁業全体の生産額でも17%を占める主要産業になっています。 香川県の形状は讃岐山脈のある南側を弦に見立てた弓なりになっているため、北・西・東すべてが瀬戸内海に面し、そのほか瀬戸内海には漁業が主要産業となっているような離島も多く抱えているため県として水産業は重要な産業の一つでもあります。 そのような主要産業ですが瀬戸内海特有の赤潮の発生は香川県の水産業に大打撃を与えるため、県によって赤潮研究所が置かれているほどです。 第二次産業 坂出市には瀬戸内工業地域の一翼を担う番の州臨海工業団地があり、造船、石油などの企業が立地しています。また、四国地方に対する物資の集散地となっている高松市には運輸、卸売を主とした企業が朝日町、福岡町、木太町北部、郷東町、香西地区などの沿岸部に集積し、食品や印刷など市場指向型、軽工業系の工場もその周辺に位置しています。 工業の製造品出荷額等は番の州を擁する坂出市が県内で突出して多く7685億円、次いで高松市の3296億円、三菱マテリアル製錬所がある直島町の2392億円と続いています。 建設業では穴吹工務店といった大企業の本社があるものの、産業全体に占める従事者数の率は中国・四国地方各県では広島県に次いで2番目に低く、土建屋が産業構造に幅を利かせるといった地方に特有の性格は薄いです。逆に製造業従事者が占める率は四国最大であるほか、中四国でも広島県、岡山県に次いで3番目に多いです。 第三次産業 面積の大部分が平地で占められている香川県は全域に人口が分布しているため、その需要に対応して最寄品を取り扱う大型商業施設などのロードサイド店が県内の広い範囲に分布しています。特に高松市は四国最大規模の高松都市圏の中心都市で、周辺からの圧倒的な集客力を有しています。そのため情報通信業や金融保険業は大部分が高松市に集中していて、日用買回品を販売する小売業も多くが高松市に本社あるいは事業所を置いています。高松市では日本一長いアーケードを有する高松中央商店街周辺が一大商業地区となっているほか、それに準じてゆめタウン高松も県内外に対して大きな集客吸引力を持っています。大型小売店舗数は全国第6位、飲食店数は全国第12位と全国一小さい県にしては数多いです。 1980年代までは伝統的な個人経営の小売店舗が多数を占めていましたが、1990年代以降、都市化やモータリゼーションの進行、大量消費社会の浸透により、全国や中国・四国地方で展開するスーパーマーケットやコンビニ、電器店等のチェーン店舗が郊外の幹線道路沿いに多数開店し、生活する上での利便性が増した一方、バブル経済の崩壊もあいまって各市ともほぼ例外なく中心市街地がドーナツ化現象により空洞化し、都市部の地価の下落が進んだのです。その反動で特に高松市では2000年代に中心市街地周辺への高層マンションの建設が相次ぎ、複数の再開発事業など公共投資が活発に展開された結果、小売店舗の中心市街地への新規出店などにより活気や人通りが戻りつつあります。 第三次産業が香川県の産業に占める割合は大きく、情報通信業、卸売・小売業、サービス業それぞれの従事者数の割合は四国各県で最高であるほか、中国四国地方でも広島県に次いで2番目に高くなっています。 拠点事業所を置く主要企業 ※太字は上場企業
香川県で創業した主要企業 パナソニック ヘルスケア（旧社名・松下寿電子工業） - 2002年（平成14年）に愛媛県温泉郡川内町（現・東温市）へ移転 KG情報 - 1993年（平成5年）に岡山市へ移転。登記上の本店は現在も高松市。 サンフローラ - 1999年（平成11年）に会社合併により東京都練馬区へ移転 セカンドストリート - 2006年（平成18年）に子会社の吸収によりさいたま市北区へ移転。登記上の本店は現在も高松市。 はなまるうどん - 2005年（平成17年）に東京都中央区へ移転 テーブルマーク（旧社名・加ト吉） - 2011年（平成23年）10月1日に本店を東京都中央区に移転 生活・交通 警察 県庁所在地の高松市には四国地方4つの県警察を監督する四国管区警察局が置かれています。そのうち香川県内を管轄するのは香川県警察本部以下12の警察署です。 2014年（平成26年）の香川県内の刑法犯認知件数は8,802件。人口1000人当りに換算すると8.71件で、国内第16位と全国平均（9.44件）を下回っていました。また、件数は減少傾向が続いています。 地域別に見ると高松地域が9.70件、東讃・小豆島地域が5.74件、中讃地域が10.16件、西讃地域が5.28件となっています。警察署別に見ると数値の高かったのは高松北署13.28件、丸亀署11.07件、坂出署10.58件の順でありました。数値の低かったのは小豆署4.42件、観音寺署4.60件、高松西署4.76件の順でありました。 香川県警は丸亀署と善通寺署を統合して新署を設置するにあたって、現在高松市に置かれている交通機動隊を分散させて、中讃分駐隊を同新署に新設し、治安の回復を図ろうとしています。 交通 航空 高松空港 香川県内の唯一の空港は高松空港です。高松市香南町由佐に所在する国管理空港、準国際空港で、国内線では東京、成田、那覇の3都市へ、国際線ではソウル、上海、台北の3都市へ定期便が運行しています。上海便は格安航空会社によって2011年（平成23年）3月末に就航する予定であったのですが、東日本大震災や福島第一原発の事故の影響（主に風評被害）で就航が延期され、同年7月15日から週2回で運行が開始されました。成田、台北への路線も格安航空会社により2013年に運航が開始されたものです。 利用客は香川県のほか一部徳島県にも及び、徳島県を放送エリアとする四国放送では高松空港発着のツアーCMが流されることがあります 高松空港 - 高松市 鉄道 香川県は四国の鉄道の集中点で、予讃線と高徳線は高松駅から、土讃線は多度津駅から四国各県へ鉄道路線を延ばしています。四国で唯一、四国全県の県庁所在地と優等列車で直結されている県で、その全列車が発着している列車運用上の集中点である高松駅は、一大ターミナル駅として四国旅客鉄道で最大の利用客数を誇ります。また、県内のJRの路線は神奈川県・大阪府・滋賀県と同じくすべて幹線で、地方交通線は存在しません。 超広域連絡に供する鉄道としては四国新幹線の計画がありますが、実現の見通しは全く立っていません。このため2015年開業予定の北海道新幹線が開業した場合、四国は日本の主要4島で唯一高速鉄道の存在しない島となります。 香川県で最初の鉄道は1889年（明治22年）5月23日に讃岐鉄道によって開通した丸亀 - 多度津 - 琴平（現・予讃線、土讃線）間で、県庁所在地の高松ではなかったのです。その高松には8年後の1897年（明治30年）2月21日に丸亀から順延する形で開通しました。その後、讃岐鉄道は山陽鉄道に買収されるものの、直後に国有化されています。国鉄はその後順次路線を拡大していき、1925年（大正14年）8月1日には高徳線を開業させるに至ったのです。一方、私鉄は1911年（明治44年）11月18日には東讃電気軌道（現・ことでん志度線）、1912年（明治45年）4月30日には高松電気軌道（現・ことでん長尾線）、1926年（大正15年）12月21日には琴平電鉄（現・ことでん琴平線）が相次いで開業しています。他にも大正から昭和にかけて、琴平参宮電鉄、琴平急行電鉄、塩江温泉鉄道などの私鉄が開業しましたが、いずれも経営不振や太平洋戦争への資材供出などにより廃止されています。また、1917年（大正6年）5月20日には高松市内を走る路面電車（市内線）が開通し、市民の足として盛況していましたが、1945年（昭和20年）7月4日の高松空襲による戦災で復興されずに廃止されています。 戦後は県内の鉄道に関して大きな変化は無かったのですが、1988年（昭和63年）4月10日に瀬戸大橋が開通すると本四備讃線（瀬戸大橋線）が開業し、本州の鉄道と直結されることによって県内はもとより四国各県の鉄道事情は大きく変化、向上しました。 高松駅 琴電琴平駅 四国旅客鉄道（JR四国） ■ 予讃線 - 高松駅（高松市） - 箕浦駅（観音寺市） ■ 土讃線 - 多度津駅（多度津町） - 讃岐財田駅（三豊市） ■ 高徳線 - 高松駅（高松市） - 讃岐相生駅（東かがわ市） ■ 本四備讃線（瀬戸大橋線） - 宇多津駅（宇多津町） - 下津井瀬戸大橋 高松琴平電気鉄道（ことでん） ■ 琴平線 - 高松築港駅（高松市） - 琴電琴平駅（琴平町） ■ 志度線 - 瓦町駅（高松市） - 琴電志度駅（さぬき市） ■ 長尾線 - 瓦町駅（高松市） - 長尾駅（さぬき市） バス事業者 香川県に事業拠点を置く路線バス事業者。 ことでんバス 大川自動車 琴参バス（大川自動車の子会社） 小豆島バス 道路 東西に長い香川県を高松自動車道が貫通し、対岸の本州とは瀬戸大橋（瀬戸中央自動車道）で結ばれています。一般国道は高松道と平行する国道11号が県内の最重要動脈になっていて、南の讃岐山脈を越える幹線道路も多数存在します。 平地の多い香川県は国内でも特に道路事情が良く、すべての主要国道は4車線以上のバイパスが完備されているほか、幹線道路として機能する県道や市町道もほぼすべてが4車線以上の規格の高い道路で構成されています。この道路事情は数値にも表れていて、国道・県道において道路改良率は86.8%、歩道設置率は44.7%であるほか道路舗装率は99.9%で国内1位となっています。また、それ以下の市町村道においても改良率60.0%、舗装率94.0%、歩道設置率5.4%と水準が極めて高いです。 高松自動車道 国道11号 高松市郊外 高速道路 高松自動車道 瀬戸中央自動車道 一般国道 以下の国道は国土交通省四国地方整備局管理 国道11号 国道30号 国道32号 国道319号 以下の国道は香川県管理（将来は国土交通省四国地方整備局管理になる予定） 国道193号 国道318号 国道377号 国道436号 国道438号 （国道492号） - 香川県内は全区間が国道11号・国道193号との重複区間となっている 県道 香川県の県道一覧 を参照 海上 高松港内にて行き違うフェリー。背景は小豆島 香川県は瀬戸内海に特に多くの離島を抱えていたり、四国自体が本州に対しての島であることから海上交通は非常に重要な交通手段の一つです。その中には坂出港や丸亀港など臨海工業地帯に重要な役割を果たしている港や、土庄港など旅客輸送に特化した港、その両方の性格を有する高松港などさまざまな性格を持つ港が存在します。 港湾 重点港湾：高松港、坂出港 主な地方港湾：丸亀港、多度津港、詫間港、引田港、土庄港、池田港、草壁港、坂手港、宮浦港等 船舶 宇高国道フェリー 四国フェリー 四国汽船 国際フェリー 小豆島急行フェリー 内海フェリー 豊島フェリー 雌雄島海運 ジャンボフェリー 本島汽船 六口丸海運 備讃フェリー 広島汽船 医療・福祉 香川県内における公的病院はいずれも隣県の岡山大学と徳島大学の医局が大きな影響力を占めていて、県内唯一の大学病院である香川大学医学部はこの二大学閥に及んでいません。主な病院としては香川県立中央病院・香川労災病院・三豊総合病院が岡山大学、高松市民病院・国立善通寺病院が徳島大学で、坂出市立病院は例外的に香川大学の医局が占める公的病院ですが、ここも経営再建以前は岡山大学の影響下にありました。そもそも香川大学医学部（旧香川医科大学）も開学時から教授の出身が岡山大学に偏っているほか、関連病院の少なさもあって卒業生が県内に定着しないといった風潮も特徴的です。 災害拠点病院 香川県災害拠点病院 保育所 香川県保育所一覧 教育 香川県内では公立小学校・中学校の通学区域を指す通称を、東日本を中心とした広い範囲で用いられます。「学区」ではなく「校区」と呼びます。学区は主に県立高校の通学区域を指す場合にのみ用いられるため、県内で単に「学区」といった場合にはより広域的な意味合いを持ちます。ただし、「学区」は県内の小中学校のそれを指す通称としては通用しないですが、対岸の岡山県南部では小中学校の通学区域を指して広く使われていて、また香川県と岡山県は同一の放送エリアであるためテレビのローカルニュースなどでは「学区」を耳にすることがあります（香川県内の小中学校を指すときは通常通り「校区」と呼称する）。 小学校 「香川県小学校一覧」を参照 国立の香川大学教育学部附属小学校が2校（高松・坂出）あり、私立の小学校は1校もないです。 中学校 「香川県中学校一覧」を参照 国立の香川大学教育学部附属中学校が2校（高松・坂出）あり、県立中学としては高松北中学校（高松北高校に併設）と高瀬のぞみヶ丘中学校（高瀬高校に併設）の中高一貫校の2校が存在していましたが、高瀬のぞみヶ丘中学校は2011年（平成23年）4月に廃校となったため、現在は高松北中学校のみとなっています。また、私立の中高一貫校は4校。 高等学校 赤色が第1学区、青色が第2学区、点線内の地域についてはどちらの学区の高校へも出願可能 「香川県高等学校一覧」を参照 県立高校の学区は東と西で2つに別れていて、東では高松高校、西では丸亀高校を頂点として、各学区内にて受験生の間で序列化されています。私立は一部の進学校を除いて主に滑り止め扱いで、公立の人気が根強いです。2003年（平成15年）頃に高松高校が定員割れしたり、新設校である三木高校・高松桜井高校などの人気が上昇したり、新しい動きも出ているものの、学区内トップ校である高松高校・丸亀高校の人気の高さは変わっていません。二学区を一学区にすることも検討されましたが、とりわけ高松市の高校に対して県下全域から人気が集中する可能性があり、高松市内に居住する者が競争率の影響で学力に関係無く近隣の高校に進学しにくくなるなどの弊害が指摘されたため、各方面からの強い反発を受けて見送られました。 私立英明高校の共学化により、公立・私立ともすべての高等学校が男女共学となりました。 高松北高校に県立中学が併設され、中高一貫教育が行われています。 高等専門学校 香川高専 公立、私立はなく、国立のみ1校だけ存在します。（2009年（平成21年）10月1日に高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校が統合されて香川高等専門学校となりました。） 国立 香川高等専門学校 大学・短期大学 香川大学 国立 香川大学 県立 香川県立保健医療大学（前身は香川県立医療短期大学） 私立 四国学院大学 高松大学・高松短期大学 徳島文理大学香川校 香川短期大学 専修学校 県立 香川県立農業大学校（農業改良助長法に基づく農業者研修教育施設）（専修学校専門課程） 学校教育以外の施設 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構立 四国職業能力開発大学校（職業能力開発促進法に基づく職業能力開発大学校） 県立 香川県立高等技術学校高松校・丸亀校（職業能力開発促進法に基づく職業能力開発校。高松市と丸亀市に独立したキャンパスを持つ） マスメディア 新聞 四国新聞（地方紙。徳島県の民放ラジオ・テレビ局、四国放送とは無関係） 朝日新聞 毎日新聞 読売新聞 日本経済新聞 産経新聞 山陽新聞 - 本県に支局を持っています。全国紙は香川県で夕刊を出しておらず、四国新聞も現在は夕刊を廃止しているため、山陽新聞は香川県で読める唯一の夕刊となっていましたが、2011年（平成23年）11月30日を以て香川県での発行が廃止されることが同年10月25日に発表されました。なお、岡山県と交流の深い直島町では引き続き販売されています。 読売新聞と朝日新聞は、県内に印刷工場がある タウン情報誌 『TJ Kagawa』（あわわ「TJ kagawa」（高松）事業部） 『NICE TOWN』（ナイスタウン出版） 『香川こまち』（香川こまち編集部） 『小豆島クーポンフリーペーパーEedee！』（「Eedee!事業部） テレビ局 香川県に本社 NHK高松放送局 西日本放送 (RNC)（NNS・NNN系列。四国新聞傘下） 瀬戸内海放送 (KSB)（ANN系列。加藤汽船傘下） 岡山県に本社…香川県・岡山県は放送対象地域を相互補完のため、掲載 山陽放送 (RSK) （JNN系列。山陽新聞傘下） テレビせとうち (TSC) （TXN系列。山陽新聞傘下） 県内にはアナログが5送信所・デジタルも6送信所しかなく、山間部等では受信できない地域ありです（アナログ・デジタル共に視聴できない世帯は約470世帯）。 岡山放送 (OHK)（FNS・FNN系列。岡山日日新聞傘下） テレビ局舎外観 日本放送協会 (NHK) 高松放送局高松市）西日本放送 (RNC) 瀬戸内海放送 (KSB) 山陽放送 (RSK) 四国支社 岡山放送 (OHK) 四国支社 テレビせとうち (TSC) 四国支社 ラジオ局 NHK高松放送局 西日本放送 (RNC) （JRN・NRN系列） エフエム香川（JFN系列） コミュニティFM局 エフエム高松コミュニティ放送（通称：まんでがん815、ミュージックバード配信・インターネット放送実施局） - 高松市を対象エリアとする エフエム・サン（J-WAVE・ミュージックバード配信局） - 坂出市・宇多津町を対象エリアとする 一時期はエフエムマリノ（KSB関連）やエフエムこんぴら（琴平町を対象エリアとする）もあったのですが、いずれも廃局となりました。さらに、エフエムセト（丸亀市を対象エリアとする）が2008年（平成20年）に廃局となりました。 ケーブルテレビ局 さぬき市ケーブルネットワーク (SCN) - 平成26年3月末閉局。コミュニティ放送はCMSにて放送中 香川テレビ放送網 (KBN) - 坂出市、宇多津町を対象エリアとする ケーブルメディア四国 (CMS) - 高松市、東かがわ市、さぬき市を対象エリアとする 中讃ケーブルビジョン（通称：中讃テレビ） (CVC) - 丸亀市、多度津町、まんのう町、琴平町を対象エリアとする 三豊ケーブルテレビ放送 (MCB) - 観音寺市、三豊市の一部を対象エリアとする その他 日本アマチュア無線連盟 (JARL) を免許人とするアマチュア無線用中継局が県内7箇所に設置されています。 文化・スポーツ 方言 香川県のほぼ全域で讃岐弁が話されています。讃岐弁は東讃地域の東讃弁と西讃地域の西讃弁に細かく分かれ、中讃地域ではその中間あたりの方言が使われます。瀬戸内海の島々では独特の方言や岡山弁に近い方言が使われています。 生活特性 2007年（平成19年） - 2009年（平成21年）家計調査によれば県庁所在地の高松市では全国平均と比較して以下のような特徴が見られました。特筆すべきは家庭内・外食ともうどんの消費が国内1位であるばかりか、全国平均や直近の2位と比べても圧倒的大量なことです。逆に大衆食品と目される食品のうちスパゲッティやハンバーグ、緑茶、ビールは香川県が日本で最も消費されていない都道府県です。さらに特徴的なのは、雨が降らず日照時間も長い気候を反映してティッシュペーパーやトイレットペーパーの紙類の消費が最低な点です。 県庁所在地である高松市の指標 内は全国平均 上位は最多消費を降順で、下位は最低消費を昇順でそれぞれ10位までを記載
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