鍵開け!ピッキングの手口と道具、鍵の解錠方法【悪用厳禁】
鍵がない鍵穴を外から特殊な工具を使ってこじ開けする「ピッキング」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
もしあなたが今、家の鍵をなくしてしまって中に入ることができず自宅の玄関ドアの前でどうにかして家に入る方法を探しているのなら、結論からいうと訓練していない素人の方がピッキングで鍵を開けることは非常に難しいです。
それが何故なのか、どうすれば良いのか、時間やお金を無駄にして後悔しないためには、こちらの鍵紛失して鍵作成 合鍵作成の料金は?鍵交換になったらいくら?一軒家と賃貸の違いがきっと参考になるはずです。
もしくは、防犯のために鍵開けの方法/不正侵入の手口を知って万全の対策したいのならこのまま下記で詳しく解説しています。
まず私たちがターゲットとならないためにできることは、空き巣の手口を知ることです。
そして、それぞれの手口に合った防犯対策をしっかり考え、実行することが重要です。
そもそも、防犯の中で最も気を付けなければならないものは「心の油断」です。
日本の安全神話も疑われる昨今。自分の家はまさか被害にはあわないだろう、という気持ちは一旦捨てて、正しい知識を身に着けましょう。
鍵業者の鍵開け方法とは?
💁 鍵を開けるという意味では、「開錠」と「解錠」の2通りの方法があります。
鍵の紛失などが原因で、業者に鍵を開けてもらうことになった際『鍵業者はいったいどんな風に鍵を開けるんだろう?』と思っている方もいらっしゃると思います。
「開錠」と「解錠」の2通りの方法は、読み方はどちらも「かいじょう」ですが、意味が違います。
開錠
簡単に言うと「鍵を壊して開ける」方法です。破壊開錠と呼ばれることもあります。鍵業者が持っている特殊な工具で、鍵穴の上に穴を開けます。この方法ですと鍵の交換が必要となります。
解錠
鍵業者が持っている鍵の知識と特別な技術で、鍵を開ける方法です。鍵を壊さずに鍵を開けるので、時間がかかる場合もありますが、引き続き同じ鍵を使うことが出来ます。
👉 鍵を急いで開けないといけない緊急事態の時は『開錠(破壊開錠)』になります。また、鍵自体が壊れていたり、鍵穴から開けられない状況の場合も開錠となるケースが多いです。
鍵業者は、すぐに鍵を交換できるように何種類もの交換用の鍵を準備しています。なので、開錠後すぐに鍵交換ができるので安心です。
壊さずに鍵を開けてほしい時は、事前に鍵業者に伝えて依頼をしましょう。
鍵業者が鍵を壊さないといけない状況とは?
鍵を壊さずに開けてほしい!と依頼したけど、鍵を壊して開けることになる場合もあります。これは、鍵の状態が原因です。
考えられる主な原因は2です。
鍵が壊れている
鍵が古くなっていると、鍵の内部が壊れて鍵が開けたり閉めたりできなくなります。壊れている場合は、鍵に穴を開けてサムターンを回すなどをしなくては鍵を開けることはできません。
鍵穴に物が詰まっている
鍵穴で鍵が折れてしまっていたり、枝や砂や接着剤など物が詰まっている場合は鍵穴が覗けない為、鍵を壊さないと鍵を開けることができません。
👉 鍵業者によっては、防犯性の高い鍵を開けられる特殊な工具を持っていないこともあるので、その場合は「開錠」で対応することとなります。防犯性の高い鍵の例で言うとディンプルキーがあります。鍵の表面に大きさの異なる凹凸のあるのが特徴で、耐ピッキング性が高いので特殊な工具と技術が必要となります。もし家の鍵がディンプルキーの場合は、依頼を考えている鍵業者に事前に確認しておくと安心です。
交換する鍵は選べる?
鍵を業者に開けてもらったあと、鍵の交換が必要になったり、防犯のことを考えて鍵を交換したいとなった時、鍵業者はその場で鍵を交換してくれます。もちろん、お客様の希望に沿った鍵や予算内で鍵を準備します。
鍵業者は車にたくさんの交換用の鍵を積んでいます。その中から、交換できる鍵の種類からご提案をします。なので、価格の安い鍵に交換することも、防犯性の高い鍵を選ぶこともできます。
場合によっては、合鍵をその場で増やすこともできるので、交換の際は相談をしてみると良いでしょう。
生活救急車の場合は、作業を始める前にお見積りをお渡しします。なので、もしお見積り金額をみてからお断りしてもかまいません。キャンセル料金も無料なので、安心してご相談いただけます。
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空き巣はどんな手口で鍵開けをするの?
💁 有名なの手口で言うと、ピッキングという特殊工具を使って鍵穴を狙う方法と、室内にあるサムターンを外から回して鍵を開けるサムターン回しがあります。
空き巣はその他に、戸締りをされていない玄関ドアや勝手口、窓から侵入する「無締まり」で犯行をおこないます。
ゴミ出しをするほんの少しの時間だとしても、侵入されてしまいます。戸締りをしっかりする防犯意識を高めることが予防策になります。
目次
空き巣の手口を知って対策を練ろう
空き巣とひとくちに言っても、様々な方法で家は狙われています。
多くは玄関のドアや勝手口、窓など色々な侵入経路で、侵入方法も様々にあります。
それらの場所によって異なる手口について、昔からある古典的な手口、そしていま横行している最新の空き巣の手口を知って正しい防犯対策を施しましょう。
ピッキング
ピッキングは平成12年から14年ごろに急増した、特殊工具を使って鍵穴を狙う空き巣の手口です。
ある鍵のメーカーのディスクシリンダー錠(現行品は対策済み)が広く普及していたことから、その鍵がついている家が多く狙われました。
都内で多かった不法滞在の外国人を取り締まることで、平成15年をピークに減少していきました。
ただ減少したというだけで、無くなってはいません。
鍵がある限り狙われる手口です。
サムターン回し
ピッキング犯罪がピークを迎え、減少したと同時に増えてきた手口が、サムターン回しです。
サムターン回しとは、何らかの方法でドアの内側のサムターン(左右に回せるつまみ。下記画像参考)を回転させて解錠を行うことです。
サムターン回しは都内で取り締まりが厳しくなった窃盗団が、大阪や香川や徳島、岡山などに移り平成18年ごろに急増した手口です。
全国的に見れば数は減っても、地域で見ると昨年度より多くなっているという地域もあります。
いくら鍵を特殊なものにしても、ドアに穴をあけられれば歯が立ちませんので、要注意の犯罪手口と言えます。
ちなみに、防犯性の高い鍵は破壊に対する抵抗も高くなっています。
その他の手口も知っておこう
空き巣の手口は上記のようにピッキングとサムターン回しが有名ですが、他にも様々な手口があります。
- 焼き破り
- ドア錠破り
- ガラス破り
- 合鍵による窃盗
- 無締まり
- 壁破り
- カム送り解錠
基本的に破壊して入るというケースが多いので、盗難以外にも家を壊される被害も同時に受けてしまいます。
例えば焼き破りの手口では、ライターやバーナーなどでガラスを火であぶり、その後冷たい水をかけることでガラスにひびが入ります。
そのひび割れた状態に対してドライバーなどを巧みに使い、ガラスを割る手口のことです。
またガラスはガムテープなどを貼って叩き割れば、音が小さくなり周りに聞こえづらくなります。
入口のすぐ横が壁だと、そこを破壊して手を回しサムターンを開けるという横暴な手口もあるのです。
さらに鍵を閉め忘れている家を探して入る無締まりや、ポストや植木鉢の下などにかくしてある合鍵を探されるケースもあります。
このように、ちょっと気を付ければ防げる空き巣の手口も、未だにあります。
まずは防犯意識を高めることが予防策になると、手口から見ても分かります。
ピッキングはどんな方法?
💁 ピッキングとは、鍵ではない針金のような特殊工具を鍵穴にさしこみ、開錠する方法です。
ピッキングはそもそも鍵を紛失した時に、鍵が無くても鍵開けができるように行っていた方法です。それを悪用したのが空き巣です。
ピッキングの特殊工具を持っていることは犯罪ではないので、一般の方でも通販で購入できてしまいます。
ピッキングって何?どんな犯罪なの?
侵入窃盗で多いピッキングとは、鍵ではない針金のような特殊工具を鍵穴にさしこみ、開錠する方法です。
ピッキングはそもそも鍵を紛失した時に、鍵が無くても鍵開けができるように行っていた方法が、どんどん広まった犯行手口です。
そのため目的が違えば犯罪にはならないので、普通に通販でピッキングツールが売られています。
犯罪者は足がつくのを恐れて買わないかもしれませんが、見本があれば作れてしまいます。
とはいえ、鍵屋でもない一般の方が目的もなく持ち歩いていると法令違反になりますので、気を付けて下さい。
マイナスドライバーの所持で逮捕! ピッキング防止法とは?
ピッキング防止法とは、鍵屋さんなどではない一般の方が正当な理由なく、指定侵入工具、いわゆるピッキングツールなどを隠し持って外を歩いていてはいけないという法律です。
工具には、建物の扉や窓を破るために使用されるもので、建物への侵入に使用される可能性が高いものが指定されています。
特殊な工具だけでなく、実はあのマイナスドライバーの所持で違反となり、逮捕された事例があります。具体的には、15cm以上の長さで先端の幅が0.5cm以上のマイナスドライバーが対象です。
ピッキングの細かいやり方と道具
耳かきのような形をしたピックやテンションと呼ばれる工具を鍵穴に差し込みます。
シリンダー内部にあるピンタンブラーと呼ばれる部分を動かすと、解錠できる仕組みです。
玄関のドアだけでなく、車の鍵や南京錠も同じ手口でよく狙われています。
またオートロックマンションは家の鍵と同じ鍵で開く、逆マスターシステムと呼ばれる仕組みを採用しているところが多いです。
共用部と個別の家の鍵が1つで済むので利便性が高い反面、ピッキングされやすいというデメリットも持っています。
オートロックのマンションだから入ってこられない、または入りづらいというのは窃盗団の考えにはありません。
犯人にとって何故都合が良い?
ではなぜ窃盗団はピッキングという方法を選ぶのでしょう。
それにはいくつか理由があります。
- 静かに行えるから気づかれにくい
- 解錠まで時間がかからない
- 練習をすれば攻略できやすいので素人もできる
- 工具が小さいので持っていても怪しまれない
バールやドリルでドアを破壊しようとすれば、大きな音が立ちます。
その点ピッキングは音が立たないので周りに犯罪が気づかれにくい特徴があります。
またピッキングは対策が施されていない鍵であれば、2、3分で解錠できてしまいます。
時間もかからないため、午前中や昼間のちょっとした外出時に狙われやすい手口です。
大きい道具を持っていれば変に思いますが、作業服を着て工具を持っていれば誰も怪しまないですよね。
ピッキングは犯人にとっては比較的安全な方法なのです。
ピッキングの被害に遭わないためにできる対策は?
💁 できる対策は主に、3つあります。
★防犯性の高い鍵に変える ★鍵を二重ロックにする ★防犯システムを追加する
家の鍵で防犯性の高いのは、ディンプルキーです。構造が複雑なのでピッキングされにくい鍵として注目されています。
空き巣は時間がかかる鍵を嫌います。なので、鍵を2つ付けることで抑止力にもなり対策としては効果的です。
防犯カメラや警報器を設置するとピッキングを防ぐほかに不審者からの防犯対策が可能です。
被害にあわないためのピッキング対策をしましょう
自分の家は大丈夫だと思って何もしなければ、マークされてしまうかもしれません。
ピッキングの被害にあわないための対策を行いましょう。
防犯性の高い鍵に変える
今ついている鍵がシンプルな物であれば、防犯性の高い鍵に変えましょう。
家の鍵で防犯性が高いのは、ディンプルキーです。
ディンプルキーは構造が複雑ですので、ピッキングされにくい鍵として今注目されています。
ディンプルキーのことをもっと知りたい、どんな製品があるのか知りたいという方は、詳しくは下記のページもご参考下さい。
またディンプル錠以外にも、暗証番号やリモコンなどで開錠できる電子錠なら鍵穴が無いのでピッキングされません。
電子錠は鍵を持って出なくてよいため、鍵の紛失による盗難も防ぐ事ができます。
工事不要の簡単に取付けられる後付タイプもあります。
電子錠の費用や製品について詳しく知りたい場合は以下の記事もご参考下さい。
鍵を二重ロックにする
空き巣犯は時間がかかる鍵を嫌います。
単純に鍵が2個付いていれば、2倍の時間がかかると見ただけで分かります。
犯人への抑止力にも繋がるので、二重ロックもおすすめです。
鍵を二重ロックにする方法は、補助錠を取り付けたり鍵を増やす、または2個セットになった錠前に交換するなど色々な方法があります。
防犯システムを追加する
玄関のドア付近に防犯カメラを設置するなど、防犯システムを追加することも予防策の一つです。
またマンションなどによくついている、玄関ドアのドアアイに取り付けて使うドアスコープカメラも便利です。
動体検知機能などがついていたり、録画機能によって怪しい人を録画するなど、防犯対策ができます。
他にもピッキングアラームという、鍵穴に特殊工具を入れるとその振動で警報機が鳴るアイテムもあります。
これらは値段はかかりますが、動かぬ証拠も取りやすいので便利なアイテムです。
ピッキングの他にも多いのがサムターン回し
先にお伝えしたサムターン回しについて、さらに掘り下げて解説します。
サムターン回しの手口には、様々な種類があります。
ドリルで穴あけ
サムターン回しの中で、最も多い種類の手口です。
ドリルなどの工具でドアに小さな穴をあけ、そこに特殊な工具を入れ工具とツマミを引っかけて回す方法です。
ドアは頑丈だと思われますが、数十秒あれば簡単に穴くらいなら開きます。
二重ロックにしていても、5分内に開けられてしまいます。
家の物を盗られるだけでなく、ドアの被害も被ってしまいます。
ただし、大きな音が立つので空き巣もあまり行いたくない方法になります。
ドアアイから工具を入れられる
マンションなどのドアについているドアスコープは、意外と簡単に取れてしまいます。
取れればそこは穴が開いた状態なので、特殊工具を入れ上からサムターンを回す手口もあります。
電動ドリルで穴をあけずとも、特殊な工具があれば行われる犯行手口です。
ドアのすきまから工具を入れられる
ドアのすきまから工具を入れ込みサムターンを回す方法で、5秒くらいで開けられてしまいます。
ドアに穴をあけるサムターン回しと違い、住民が被害にあったことに気づきにくいので、痕跡などが無ければ犯人を捕まえるのも難しいでしょう。
サムターンカバーを付けていれば安心ですが、それでもそれを上回る工具を作られるといったケースがあります。
郵便受けから手を入れる
マンションや住宅で郵便受けが、ドアについているタイプもあります。
その郵便ポストをバールなどで壊し、あとは手を入れてサムターンを回す大胆な犯行も行われています。
時間をある程度かけても見つかりにくい条件の立地にあるアパートなどは、狙われやすくなります。
サムターンカバーを溶かす焼き破り
焼き破りの方法は、ガラス窓で行われる手口です。
その方法がサムターン回しでも行われることがあります。
サムターン回しを防ぐために、輪っか上になったカバーを取り付けている人もいるでしょう。
しかしドリルでドアに穴をあけられ、可燃性のものを特殊工具の先に入れ込み、カバーを溶かしてしまうという犯行です。
サムターン回しにあわないための対策なんてあるの?
鍵をどれだけ丈夫にしても、穴をあけられたのでは対策を施すことができない、そう思う人も多いでしょう。
サムターン回しにあわないためには、どんな対策をすれば良いのでしょうか。
サムターンカバーを付ける
簡単に防犯対策が取れる方法としておすすめで、サムターンカバーにはピッキングを防ぐものもあります。
サムターン回しの手法には、カバーを焼いてしまうという焼き破りもあります。
しかしカバーがあることで、犯人に手間取らせるので途中であきらめる場合もあります。
100%防ぐ事はできなくても、時間を取らせることができるのは良い防犯対策なのです。
鍵付きのサムターンやインナー錠を付ける
簡単に防犯が強化できるものとして有名なサムターンカバーですが、そのカバーに鍵が付いている二重ロックのサムターンカバーがあります。
サムターンでガードするだけでなく、二重の防犯性があるものも良いでしょう。
また通常の鍵は内側からはツマミを回せば開錠できます。
犯人にツマミを回せないよう、インナー錠と呼ばれる内側も鍵になるアイテムがあります。
インナー錠は内側から開ける時も鍵が無いと開けられないため、サムターン回しが不可能です。
その他の空き巣の手口に引っかからないための対応策
空き巣の手口はサムターン回しやピッキング以外にもたくさんあります。
ドアをこじ開けられたり、窓を焼き破りされたり、無締まりなど・・・このような様々な手口に引っかからないための対策を練って、防犯意識を高めましょう。
- 窓が割れにくい対策が施されたフィルムを張る
- 就寝前には戸締りをしっかり行う
- 合鍵をポストなどに隠さない
- 死角を作るような玄関にしない
少し気を付けて対策すれば、簡単な防犯対策ばかりです。
無締まりなどは、住民が寝静まった夜中に行われることも多く、子供を持つ家庭では鉢合わせなどが起きると命の危険さえあります。
合鍵をどこかに隠すのはできるだけ避けて、暗証番号などの電子錠に変えてしまう方がおすすめです。
また植木鉢や植木などで、死角ができるような環境の玄関にせず、見えやすい玄関にするのも対策法です。
もう一つ、サムターン回しやピッキング以外にも、最近横行しているカム送り解錠と呼ばれる手口があります。
鍵穴に工具を入れるのではなく、鍵穴の周りにあるシリンダーカラーという部品とドアの隙間に工具を入れ、中のかんぬきの作用をしているデッドボルトに作用して開ける方法です。
鍵穴に対して行う手口でないため、鍵が古かろうが新しいものであろうが、関係なく行われます。
対策法は以下のようなものがありますので、参考にしましょう。
- カム送り対策を施した鍵に変える
- ドア内部の鍵ケースにプレートを取り付ける
- カラーとドアの隙間にスペーサを取り付ける
物理的に工具を入れられないようにするか、カム送り対策が行われている鍵に変更するなど、対策を行ってください。
狙われやすい家はこんな家です!
色々な犯罪手口がありますが、空き巣に狙われやすい家というのも犯人から見ればあるのはご存知でしょうか。
それは防犯に対して無頓着だと見てとれる家です。
こんな対策をされたら無理だと犯人に諦めさせることが大切なのです。
狙われる家の特徴を覚えておいてください。
ドアの鍵の種類がピッキングにあいやすい
防犯対策がしっかり行われていない鍵は、ピッキングに遭いやすいです。
例えば今でも多くのの家庭の家のドアの鍵に使用されているディスクシリンダー錠は、鍵の中でも最もピッキング被害が多い鍵です。
ディスクシリンダー錠は作りがシンプルなので、特殊工具を使えばものの2~3分分程度で開いてしまいます。
他にも、ドアノブに鍵穴が付いているインテグラル錠や、内側からボタンを押して施錠するタイプの円筒錠などです。
また鍵の断面や鍵穴がV字になったディスク型の鍵が狙われやすいです。
玄関や勝手口のドアの鍵が1つしかない
警視庁も推奨しているのが、ワンドアツーロックというドア1つにつき鍵が2個ついている玄関です。
しかし、ドアに鍵が1つしかついていないマンションなども少なくありません。
空き巣犯はピッキングに5分以上かかる家は避けるといわれています。
外から見て留守だと分かる家
外出する際に、無防備に窓やカーテンを開けっぱなしにする習慣のある家は狙われやすいです。
空き巣はマーキングをするためにセールスなどを装い、下見に来ている場合があります。
その際に家が無防備だと気づかれれば、格好の餌食になってしまいます。
また郵便ポストに郵便を貯めていると、留守がちな家だと思われてしまいます。
さらに表札の横やポストの横に、シールやイニシャルを書いて、いつ留守なのかを調べるマーキングがあります。
そのマーキングを放置している家は、防犯に対しての意識が低いととられてしまいますので、注意してください。
外灯がなく暗くて死角になる場所が多い
家とは関係ないので、立地上仕方がない条件かもしれませんが外灯がなく死角の多い家は狙われやすいです。
路地裏の家や、木や植木を育てている家などです。
立地は仕方ありませんが、できるだけ人目につく形の防犯対策が必要です。
例えば防犯センサーライトなど誰かが近づくとピカっと強力なライトが光ったり、アラームが鳴ったり、あるいは踏み歩くとジャリジャリと音が鳴る防犯砂利を敷き詰めるなど防犯対策グッズを設置するのがおすすめです。
ここまで、ピッキングをはじめとした様々な犯行手口をお伝えしました。
こんなにたくさん手口があると防ぐのも難しいと悩むかもしれません。
ただ鍵以外のところでも防犯性をあげるための方法や、気を付けられる習慣が多くあります。
ひとつだけではなく複数の防犯対策を行うことで、犯人に防犯意識の高い家だと諦めさせることができます。
また犯行手口はどんどん進化していきますので、どんな狙い方があるのか定期的にチェックして常に防犯知識や設備をアップデートしておきたいですね。
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