【図解あり】徘徊防止の鍵の取り付け方法と選び方を徹底解説!

認知症のご家族がいる方で、徘徊という症状に悩んだことはないでしょうか? 深夜に一人で出かけて探し回ることになってしまったり家の中を歩き回るうちに転倒してケガをしてしまったりと、心配や不安を抱える方も多いはずです。そして、徘徊する方へ常に人が付いているというのは、現実的に考えると難しく、介護疲れなどの問題へと繋がっているのが実状でしょう。

今回の記事では、そんな徘徊を防止する一つの手段として、補助鍵を取り付けたり鍵を交換したりという方法を紹介していきます。ご家族の徘徊という症状に悩んでいる方、徘徊防止のために鍵の取り付けを検討している方など、徘徊防止について考えている方の一助になれば幸いです。

※徘徊という用語について
現在、徘徊の「あてもなく歩き回る」という意味は実態にそぐわないと、認知症当事者の方から使わないでほしいという要望が上がっているようです。そのため自治体などでは「徘徊」という言葉を使わない動きが広がっています。しかしながら、言い換える言葉が統一されておらず、伝わりにくくなってしまうため、記事内では徘徊という言葉を使用しております。ご了承ください。

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徘徊防止には補助鍵などの取り付けを考えてみましょう

認知症の方が行方不明になり警察へと相談されたケースは、2018年では全国で1万6927件とされています。これは統計を取り始めた2012年の1.7倍であり、6年連続で過去最多を更新しています。これは介護者でもある家族の方にとって、非常に不安が大きくなる記録でしょう。

 

徘徊によって行方不明になるトラブルでは、一週間以内に居場所が確認されたケースと、事故に遭ってしまうケースと様々です。そして、事の大小に関わらず、家族の不安や負担は計り知れません。だからこそ、如何に徘徊防止をするかということが重要になってくるのですが、徘徊を止めようとすることで、認知症の方から暴言を吐かれたり、暴力を振るわれたりするというトラブルに繋がってしまうなど、簡単にいく問題ではないのが現状です。

このように徘徊自体を止めることが困難であるという状況で、補助鍵を取り付ける、あるいは鍵を交換するという方法は、簡単かつ有効な徘徊防止の方法といえます。トラブルの発端となる徘徊自体を止められるので、介護者であるご家族の負担を減らすことにも繋がるのです。

 

実は、認知症の方はむやみやたらと徘徊しているわけではありません。介護者の方からすれば、支離滅裂に思えることもありますが、本人としては正当な理由があります。そのため、徘徊防止をしっかりやろうとすると、「なぜ徘徊するのか?」という理由に目を向けて、その人に合ったアプローチをすることが大切です。

しかし、「既に必死に徘徊を止めている」、「徘徊するかもしれない不安と戦っている」という余裕がない状況でそこまでできる人がどれだけいるでしょう? 「まずは余裕を持てるような環境づくりからしたい」と考える方の方が多いのではないでしょうか?その点、鍵による徘徊防止は、鍵を取り付けたり交換したりするだけで実行できますから、分かりやすくおすすめというわけです。

 

当然ながら鍵をつける徘徊防止は強力ですが、一時しのぎです。そして、一時しのぎだけして済ませるのは危険ですから、根本的な対処法はいずれ考える必要があります。しかし、切羽詰まった状況で試行錯誤できる方は多くありません。また、既にあれこれ試した上で悩んでいるという人もいることでしょう。余裕がなければ色んなことに目を向ける、思考するというのは難しいです。だからこそ、徘徊する認知症の方と向き合うには、介護者の方が余裕を持てるようにすること、疲れないようにすることも重要と言われています。

そのため、まずは鍵による徘徊防止を施し、介護者の方も余裕がもてるようになってから、その後でゆっくり根本的な解決にも目を向けてみるのが分かりやすいのです。「徘徊防止をするにはどうしたらいいんだろう?」と悩んでいる方は、まずは徘徊防止用の鍵を設置してみてはいかがでしょうか。

 

徘徊防止の鍵はどこにとりつけるの?

それでは徘徊防止のために鍵を取り付けようと思ったらどうすればいいのでしょうか?全く知らない方であれば、「どこへどんな風に取り付けるのか?」、「今あるものを交換することになるのか?」など、悩んでしまう方も多いことでしょう。

まず、徘徊防止をしたい場合、鍵のタイプも気になりますが、何よりも鍵を取り付けるべき場所を考える必要があります。玄関裏口など、家には人が出入りできるポイントが多数あるでしょう。

そして、実際に徘徊防止を行う際に、一部にのみ鍵の取り付けを行い、自由に出入りできるポイントがまだ残っていれば、そこから出かけてしまって、結局は徘徊防止にならないというケースがあります。また、家の中での徘徊に備えて、部屋家具につける必要があると考えている方もいるかもしれません。一口に徘徊防止を施す場所といっても、その鍵を取り付けるべき場所は状況によって変わります。そのため、「どこへ鍵を取り付けるか?」を考える必要があるのです。

 

例えば、玄関のドアや勝手口のドアだけでなく、人ひとりが簡単に出入りできるような開口部の大きい窓などはありませんか?玄関や勝手口の徘徊防止がばっちりでも、ここの開閉が簡単なままでは、出かけてしまうかもしれません。

前述しているように鍵を取り付けるべきポイントは、その家の構造徘徊の仕方によってそれぞれ違うものです。万全な徘徊防止を行うためにも、出入りに使われる場所を確認しておき、鍵を設置する場所を絞り込んでおきましょう。参考までに、徘徊防止の鍵を取り付けるべき主な場所を、解説しつつ紹介していきます。

既に目星がついている、急いで鍵をとりつけたいというような人は、この時点で専門業者に相談してみるというのも良いでしょう。あるいは、どんな鍵を取り付けられるか知りたいという場合、この記事の「鍵のタイプごとの特徴を紹介」をチェックしてみてください。

 

鍵の取り付けによる徘徊防止は強力ではありますが、完全に防げるわけではありません
徘徊防止を徹底的に行いたいと考えている場合、認知症である本人の気持ちを考えたり、徘徊をある程度容認したりなど、周囲によるケアも重要です。詳しく確認しておきたいという方は、この記事の【鍵さえつければ完璧「ではない」ことに注意】をチェックしてください。

 

玄関や勝手口など

結論から申し上げますと、徘徊防止を行いたい場合、基本的に家から出ることができるドア全てに鍵をつけた方が安心です。つまり、玄関裏口は重要となります。マンションの場合は、出入り口が玄関のみでしょうから、そこにつけることになるでしょう。

 

それでは何故、家から出ることができるドア全てに鍵をつけた方が安心なのでしょう?説明しますと、認知症による徘徊は、出ることができなければ諦めるケースと、とにかく外に出たいがためにありとあらゆるドアから出ようとするケースと、症状の強さが人によって様々なためです。もし、後者のような徘徊の仕方で、玄関にしか徘徊防止を行っていない場合、裏口から出かけてしまうというトラブルが発生する恐れがあります。

 

認知症の方の徘徊に悩んでいる方は、難しいことではありますが、なぜ徘徊するのかという原因にも目を配りつつ、鍵をつけた方がいい場所を見つけ出す必要があるでしょう。

窓につける鍵について

続いて紹介する徘徊防止を行うべきポイントです。窓は種類や大きさによって徘徊防止をした方が良いかが変わります。

 

例えば、掃き出し窓のような、出入りすることを目的につけられている開口部が大きい窓には、徘徊防止の鍵をつける方が良いです。

対して換気用の開口部が小さい窓については、どちらかといえば防犯性を高めるためにつけるケースが多いでしょう。そのため、徘徊防止を目的にするならば、掃き出し窓ほどの重要性はありません。柵が付いていれば尚更です。また、オーニング窓のように開閉の仕方が特殊な窓も、人の出入りは難しいので、重要性は低くなります。

 

判断が難しいのが、掃き出し窓ほど大きくないものの、人の出入りは可能なサイズの開口部をしている窓です。腰高窓などの高い位置にある窓でも注意した方が良いでしょう。というのも、一口に認知症と言っても、病状によっては、歩くのもままならない方もいれば、足腰が若いころと同然という方もいます。そのため、後者のような方で「外に出たい!」という意識が強いと、それらの窓から外へ出てしまう恐れがあるでしょう。玄関や裏口について説明した際にも触れましたが、ありとあらゆるドアから出ようとするケースと同様の話になります。

実際に、自宅ではなく介護施設でのトラブルではあるものの、想定外の位置にある窓から出て行ってしまったケースもあるのです。徘徊して事故に遭うというようなトラブルを防ぐためにも、よじ登って抜け出せたり、人が通れるほどの大きさだったりするならば、高い位置にある窓であっても油断はできません。そのため、状況によっては徘徊防止は必要といえるのではないでしょうか。

 

また、認知症といえども、身支度を整えて、ごく自然なお出かけのように徘徊に出る方もいます。徘徊するリスクがある以上、一人にさせては危険ではありますが、このケースの場合は窓から無理やり出かけるなどの行動を取ることは稀でしょう。そのため、この症状ならば窓に徘徊防止をしなくてもいいと判断できます。

 

結論として、そこそこのサイズである開口部の窓へ徘徊防止をするかどうかは、徘徊という症状がどれだけ強いかや、徘徊をする理由によって変わるといえます。トラブルを発生させないためにもきっちり見定めることが必要になるでしょう

しかしながら、徘徊の理由が分からないという方や、もしかしたらと考えてしまってとにかく不安という方は、窓に鍵をつけるかどうかの判断に困るかもしれません。そういった方は鍵をつけることで防犯性を高めることにもなりますから、どちらにせよ無駄にならないと考えて、まとめて鍵をつけてしまうというのも良いのではないでしょうか。また、判断できるまで不安になるという欠点はありますが、玄関や裏口など、必須といえるポイントにだけ徘徊防止をして、様子見をしてから決めるというのも有効といえます。

窓は基本的には出入りには使わないという場所である以上、鍵をつけるかどうかの判断が難しいポイントです。後悔することがないよう、よりよい選択をするようにしてください。

部屋のドアや家具、物置など

徘徊という症状は、外を出歩くだけでなく、家の中で起こるケースもあります。トイレに行こうとして動いたのに、トイレの場所が認識できずうろうろしたり、トイレに行こうとした事実を忘れてうろうろしたり、といった形で起こります。探し物を始めて、色んな部屋を回っていくということもあるでしょう。

 

家の中での徘徊の場合は外に出ない分、行方不明になったり事故に遭ったりする危険はなくなります。しかし、転倒する危険性はあるため、ケガのリスクはゼロではありません。また、片づけや探し物をするうちに部屋を散らかしてしまう、食事をしたことを忘れて冷蔵庫にあるものを食べつくしてしまう、お風呂に何度も入るなど、家族のストレスに繋がる行動が起こるケースもあります。つまり、家の中ならば安心というわけでもないのです

このようなケースの対策として、部屋や家具に鍵をつけるという方法があります。部屋に入れない、棚が開けられないとなれば、あとはその部屋や棚から気をそらすことで解決できる可能性が大きいでしょう。

 

認知症からくる徘徊は、ある程度は自由にさせて不安を解消させるという風に、認知症の方に合わせる方がトラブルになりにくいと言われています。安全さえ確保できていれば、家の中での徘徊は、外に出るよりはよっぽど安心でしょう。安全に歩ける空間を作り、家での徘徊だけでも自由にさせるという風にしていると、認知症の方はもちろんのこと、介護者の方の不安や負担が軽減できるかもしれません。そして、特定の部屋や棚に鍵をかけるということは、家の中を安全に徘徊できる空間にするためにも役立つのです。

 

※部屋への鍵は注意が必要なケースもあります
部屋に鍵をかけるということで、認知症の方が使っている部屋に鍵をつけて、徘徊を制限しようと考える方もいます。しかし、こちらについては、玄関や窓に徘徊防止を施すよりもデリケートな問題になってきますので、使い方などを注意する必要があるでしょう。詳細はこの記事の「賛否両論ある要介護者の部屋に鍵をつけることについて」にて説明していますが、認知症の方の体調を左右することもあるので、このような徘徊防止の方法を考えていた方は、リスクも含めて検討してください。

 

費用の問題や、家の構造など、人によっては部屋に鍵をとりつけるというのは難しいという方もいるかもしれません。しかしながら、自由に徘徊させるということは、認知症の方にとってはほどよい刺激となります。ストレスの減少や認知症の進行を遅らせることに繋がるので、徘徊防止という面でも有効な手段でもあるわけです。玄関や窓などと合わせて、部屋に鍵をつけるということも選択肢として考えておくのもいいでしょう。

 

鍵のタイプごとの特徴を紹介

続いて紹介するのが、徘徊防止のために設置する鍵のタイプです。着脱式のサムターン(サムターンとは内側から開閉を行う際に使う金具のこと)や、暗証番号で開閉を行うデジタルロックなど、様々なタイプがあります。また、鍵そのものを交換したり、今使っている鍵に後付けする形で使ったりするものもあり、そこも好みが分かれるポイントでしょう。

徘徊防止だけでなく防犯性も考慮して選ぶのか、威圧的にならないように見た目で選ぶのか、介護者である家族が使い方で悩まないように使いやすさで選ぶのかなど、重視するポイントは人それぞれのはずです。徘徊防止に使える鍵を紹介していきますので、条件に合う鍵を選ぶ際の参考にしてはいかがでしょうか。

南京錠タイプ

今ある鍵をそのままにして使えるのが南京錠タイプの補助鍵です。扉に金具を締め付け、そこへ南京錠で施錠するという形で使用するので、ドアに穴を空けたり、鍵を交換したりする必要がありません。そのため、賃貸物件などでも導入やすいでしょう。あれこれと工具を準備する必要がなく、価格は2000円から6000円程度と高すぎないため、手軽に設置できるのも魅力です。徘徊防止がどのくらい効果があるかというお試し的な使い方もできるでしょう。

 

ただ、他の鍵と比べると見た目が無骨なため、怖い、威圧的という印象を持ってしまう方もいるかもしれません。ソフトな印象のものが良いと考える方は、別の鍵を選択するべきでしょう。また、安価なものは金具のみで販売されていることもあるため、南京錠を別に用意する必要があり、使い勝手がやや悪くなっています。

ワンセットになっているものはその分値上がりしますが、番号検索機能があったり、緊急時の開錠に使えるキーも付属していたりと、使いやすさも向上しています。お試し的に使用したい方は安価なものを、継続して使用することを考えている方は使い勝手で選ぶという風に、使い方によって選ぶといいでしょう。

 

また、内開き用のものや外開き用のものが決まっていること、ドアのサイズによっては設置できないケースもあるので、規格を確認しておく必要があることには注意してください。

サムターンに細工をする

サムターンとは内側から鍵を開閉する際に使う金具のことです。ツマミを回転させることで、鍵をかけたり開けたりできます。みなさんも見覚えがあることでしょう。徘徊防止をするには、内側から鍵を開けにくいようにする必要がありますが、この方法ではサムターンに細工を施すことでそれを実現するわけです。

 

例えば、サムターンを取り外し可能にしたものを使えば、鍵をかけるとつまみが取れるので、再度つまみを取り付けなければ、鍵を開けることができなくなります。結果、簡単に開錠できなくなり、徘徊防止になるというわけです。他にも、鍵をかけるとサムターンが空回りするようになり、内側からは開錠が行えなくなるものや、両面とも鍵で開錠するように変えるなど、サムターンに細工する鍵は幅広くあります。

 

さて、これらの方法で徘徊防止を行う場合、注意点としては、家族分の鍵を準備したり、使い方を家族間できちんと共有しておいたりする必要があるでしょう。徘徊防止が適切に行えつつ、家族で共有しやすいものを選ぶようにしてください。

 

ちなみに、こちらの方法は通販などで購入して、自分で取り付け・交換を行うこともできます。ただ鍵の仕様上、サムターンを取り外したり、ドアノブを交換したりといった手順が発生するため、慣れていない人は困惑する恐れもあるでしょう。不安な方は、専門業者に依頼して取り付けてもらうことも検討してください。

暗証番号やカードキーで開錠できるデジタルロック

次に紹介するのがデジタルロック(電子錠)です。暗証番号を入力したり、カードキーを使ったりして開錠を行います。

ものによってはオートロック遠隔操作が行えるものもあり、安全性や利便性の高さが魅力でしょう。桁が増えるほど、暗証番号の組み合わせパターンも増えるので、防犯性を重視する方は、パターン数の多いものを選ぶのがおすすめです。

 

設置方法は、今ある鍵にプラスして使用する補助鍵タイプもあれば、ドアノブごと交換するタイプもあります。また、電池で動くものもあれば、電気機構を不要にしたことで、配線工事も電池も使わずに済むものなど幅広くあり、希望に応じて選べるところも嬉しいポイントではないでしょうか。

そして、他のタイプと違って、設置の際には配線工事が必要になるケースもありますし、他の鍵よりも作業が複雑なことも少なくありません。穴開けが不要なシンプルなものもありますが、明確にそれを使うと決まっていないのであれば、基本的には専門業者に相談するのが無難です。

 

ちなみに、暗証番号にプラスして、鍵での開錠が可能なタイプもあり、それらを使えば緊急時の備えもばっちりです。一口にデジタルロックといっても、かなり幅広いので、家族で相談して使いやすいもの、徘徊防止に効果的なものを見つけておくのがいいでしょう。

窓への施錠はどうしたらいい?

続いて紹介するのが窓に行う徘徊防止です。窓は、掃き出し窓などの開口部の大きいところには徘徊防止を行った方が良いと紹介しました。また、腰高窓のような高い位置にある窓でも、人が出入りできるサイズならば、症状の強さによっては対策が必要です。

それでは、窓への徘徊防止はどのような鍵になるのでしょうか?窓の錠は、クレセント錠と呼ばれる締め金具が一般的でしょう。鍵でロックすることはなく、回転させるだけで簡単に開けたり閉じたりができます。逆に言えば、クレセント錠を閉めているだけでは、簡単に出かけられてしまうでしょう。

 

窓に徘徊防止を行いたい場合、鍵穴のついたクレセント錠に交換することで対応できます。サムターンのつまみが取れるようにしたり、鍵で開錠が必要なように細工したりするのと似たような仕組みです。

 

他にも、窓枠に補助錠をとりつけて、鍵や暗証番号による開錠を必要にしたり、窓が大きく開かないようにしたりなどの方法があります。扉につける鍵と同じく豊富にあるので、選ぶ際は専門業者などにアドバイスをもらうのもいいでしょう。玄関に行う徘徊防止と同じく、家族で共有しやすいものや、扱いやすいものなど、希望に応じて選んでみてください。

引き戸にも対応している鍵があります

扉と引き戸では、仕組みが違うので、「徘徊防止ができないかもしれない…」と不安になる方もいることでしょう。実際、今回紹介している南京錠のような方法は引き戸には適しませんし、引き戸の鍵はサムターンとは別物なので使えないようにも思えます。

しかし、引き戸には引き戸用の徘徊防止方法があるので心配ありません。後付けで引き戸に対応したサムターンの補助鍵を設置したり、使っている鍵を徘徊防止に対応した錠に交換したりと、選択肢にも幅があります。また、デジタルロックにも引き戸に対応しているものがあるので、「サムターンよりもデジタルロックがいいな」と考えていた人も安心です。

ただ、鍵を後付けする、交換するということは、それなりに作業が必要といえます。工事というほど大がかりになることは稀ですが、DIYに慣れていない人では自分で設置することは難しいので、専門業者に依頼するのがおすすめです。

 

 

以上が徘徊防止に使用できる鍵のタイプになります。きちんと場所や規格にマッチしたものを選べば、どの鍵を選んでも全く徘徊防止ができないということはありません。そのためどの鍵を選ぶのが一番と言い切るのではなく、最終的には「どんな鍵を設置したいか」という好みの話になってくるでしょう。「賃貸だから工事がいらないものが良い」、「家族と共有しやすいものが良い」、「威圧的に見えないものが良い」など、使い方や希望に合わせて選んでください。

 

鍵さえつければ完璧「ではない」ことに注意

玄関などの場所に鍵を追加したり、開閉が複雑な鍵に交換したりすることは、徘徊防止のために非常に有効な方法です。眠っている間や気づかないうちに行方不明になるなんてトラブルを大幅に減らせるので、介護者の方の負担やストレスを軽減することに繋がります。しかしながら、鍵さえつければ完璧に徘徊防止できるわけではないことに注意しておきましょう。

 

前述のように、鍵を取り付けて物理的に外出を制限するということは、気づかぬうちに出掛けてしまうことを失くせるので、行方不明になるというトラブルが大幅に減らせます。そのため、鍵を取り付けて徘徊防止すること自体は必要でしょう。

ここで問題なのは、行動を制限されることにより、認知症の方のストレスに繋がってしまう恐れがあるという点です。前項などでもお伝えしていますが、認知症による徘徊には、「不安で外に出たい」、「探し物が見つからない」など、認知症の方なりの理由・目的があります

そのため、鍵を取り付けるだけで満足してしまい、「なぜ徘徊するのか」という根本的な部分に目を向けないでいると、認知症の方からすれば、介護者の方から抑えこまれていると思い、ストレスを感じてしまうかもしれません。そして、ストレスは認知症の病状を進行させる要因になるので、その状況が続けば新たなトラブルに発展する恐れもあるわけです。

 

まず、外へ出てしまう徘徊にせよ、家の中で起こる徘徊にせよ、介護者が直接行うケアに勝る徘徊防止はありません。人であれば、声をかけたり、一緒に散歩したりと臨機応変に対応できるので、徘徊を「制限する」だけでなく、理由に合わせたアプローチができます。そのため、介護者の方が適切な方法で、直接ケアを行う方が、認知症の方のストレスにもなりにくいのです。

しかしながら、睡眠時間や仕事、家事など、人によって様々な事情がありますから、四六時中見張ることは難しいでしょう。常に徘徊が起こらないか気になってしまうため、精神的にも身体的にも疲労が溜まる恐れもあります。そのため、鍵によって外出自体を制限し、毎回介護者が止める必要のないという状況を作ることも、介護者の負担を軽減するために重要です。

つまりは、鍵による徘徊防止も、介護者による直接の徘徊防止も、バランスよく行って、介護者も認知症の方も共にストレスを感じないような徘徊防止をすることがベストではないでしょうか。鍵をつけて徘徊防止の負担を軽減しつつ、余裕が出てきたら直接ケアすることも考えるという風に、鍵による徘徊防止をサポート的に活用するわけです。「今は全く余裕がない、だからこそ徘徊防止をしたい!」と考えている人も、鍵による徘徊防止で少しずつ余裕が生まれてくるかもしれません。

 

鍵をかけているからと油断するのは危険ですが、「常に見張らないと」と気を張っているのも、介護者の負担を考えるとまた危ないでしょう。確かに鍵による徘徊防止は万能ではありません。しかし、頼らないでいると負担ばかりが大きくなっていくのも事実です。負担を減らしつつ頼り切りにはならないという風に、バランスのいい使い方を考えていくのが、根本的な徘徊防止をするための一歩になります。

徘徊の具体的な内容や対策については、この記事の「なぜ徘徊するのかについて考えるのも重要」や、「徘徊防止のために家族ができること」にて説明しています。鍵による徘徊防止だけでなく、介護者ができるケア方法も知りたいという方は確認してみましょう。

 

徘徊防止は閉じ込めていることにはならないの?

鍵を使った徘徊防止は、認知症の方が簡単に出入りできなくするということであり、ある意味行動を制限するということです。そのため、「まるで閉じ込めるようで気が引ける」と考える方もいるでしょう。また、「設置には時間がかかるのでは?」、「工事に高額な費用が必要になるのでは?」と手間や費用が気になって、徘徊防止に踏み切れない方もいるはずです。この項目では、そんな徘徊防止を躊躇う方へのヒントをお届けしていきます。

 

まず、前者の「閉じ込めているようで不安を感じる」ことについては、鍵を取り付けることは徘徊防止以外にもメリットがあると考えてみてはいかがでしょうか?徘徊防止のために補助鍵を取り付けたり、簡単に開けられない鍵に交換したりすると、当然ながら開錠に時間がかかる状況になります。つまり、簡単に空き巣に入れなくなり、防犯性が向上するわけです。これは徘徊防止とはまた違ったメリットではないでしょうか。

そして、空き巣は簡単に侵入できないとなると、その家をターゲットから外すようになるため抑止力になります。また、空き巣の約7割が、侵入に5分以上の時間がかかると諦めるという統計もあり、万が一に侵入しようとしたとしても、侵入の難度を上げることができるのです。このように、「鍵を取り付けることは徘徊防止以外のメリットもある」と考えると、少し徘徊防止を行うことへの障壁が崩れるはずです。

 

次に後者の費用や手間が気になるという点についてですが、徘徊防止の方法には、安価であったり手軽であったりするものが多数あります。そのため、それらの鍵を選んで設置すれば、大きな障壁にはならないでしょう。「時間をかけずに設置したい」、「安価な鍵で効果があるか確認したい」というような人も安心というわけです。「鍵のタイプごとの特徴を紹介」を確認して、ベストな鍵を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

家事などでやむを得ず目を離さなくてはいけないという方や、深夜の徘徊が不安で寝不足になってしまうという方は少なくないでしょう。鍵による徘徊防止を行うとそれらの問題を解決に導けます。確かに鍵の取り付けだけで徘徊の問題を根本から解消することはできません。しかし、鍵を取り付けることで、介護者の不安を減らし、負担を軽減することはできます。また、徘徊防止が困難だからこそ、「当事者の負担や不安を軽減する」ということを考えていく必要もあるのです。

徘徊防止のために鍵の取り付けや交換を行うことは決して悪いことではありません。もちろん、家族に反対する人がいる中で、独断で鍵を取り付けてしまうというのは家族間でのトラブルの元ではあります。そのため反対派の家族は鍵を取り付けることにどんな不安があるのか、逆に賛成派の家族は取り付けることによってどのように安心できるかなど、しっかりと話し合う必要はあるでしょう。徘徊防止をすることで、介護者が抱える不安が軽減されるのは事実です。家族みんなの安心・安全のために考えてみてはいかがでしょうか。

 

賛否両論ある要介護者の部屋に鍵をつけることについて

ここまで徘徊防止を進める形で情報をお伝えしてきましたが、徘徊防止を施す際に注意が必要なケースもあります。それは、認知症の方が使う部屋に鍵を付ける形での徘徊防止です。これについては賛否両論であり、良いとも悪いとも言い切れないので、よくよく考えて決定する必要があります

確かに部屋の外へ出ることができなければ、一人で外出してしまうことはもちろん、家の中での徘徊も止めることができるでしょう。しかしながら、これは軟禁拘束ともいえる状況で、本人のストレスや不安に繋がる危険性があります。実際、介護施設などでは利用者が自分の意思で開閉できない部屋に隔離することは拘束にあたるとされており、非常に難しい問題となっています。介護施設と自宅は別物であるものの、この話を知ると自宅介護を行っている方も悩んでしまうのではないでしょうか。また、危険がない限りは自由にしていてほしいと考える方も多いはずです。

 

記事内で何度かお伝えしている通り、認知症の方が徘徊するのには、本人なりの理由があるのです。探し物をしていたり、「買い物」や「仕事」といった過去に習慣づいていたことをやろうとしていたり、人によって様々な理由があります。また、介護者の立場からは理解できないという内容であることもあるでしょう。そうはいっても、認知症の方からすれば正当な理由なのです。そして、認知症の方は、認知症の影響によりこだわりが強くなっているため、その理由を否定したり、むやみに制限したりという行為は、傷つけることに繋がり、得策ではありません

つまり、部屋に鍵をかけて行動を制限するというような、押さえこむような形をとってしまうのは、使いどころを誤ると否定しているのと同様になってしまい、大変危険といえます。また、認知症の方に、ただただ家に対して怖い、居心地が悪いと思わせることになり、家から逃げ出したいと考えさせるきっかけを作る恐れもあるでしょう。つまり、認知症の方を特定の部屋に留めさせるのは、徘徊を助長する危険性があるのです

また、部屋から出ることができなくなると、窓などの別の場所から無理やりに出ようとする恐れもあるため、危険な目に遭うかもしれません。別項でもお伝えしているように、鍵さえつけていれば安心というわけではないのです。

ただ、生活している以上、家事などでやむを得ず目を離すことになる状況は出てきます。その際、手が離せず確認することもできないという状況に介護者の方は不安でしょうがなくなるかもしれません。家事がままならないような状況は、なるべく避けたいものでしょう。そのため家事などの「短時間かつ一時的な状況」に対応するためであれば、鍵をつけるのも良いのではないかという考え方もあります。料理する間は部屋で待ってもらい、終わったら自由にしてもらうというような形で鍵を使うわけです。トイレなどの体調面には十分配慮した上で、短時間であればそれほどストレスにならないという考えで、このような徘徊防止を行っている方もいます。

 

しかしながら、認知症は認知機能が低下する病気です。健康な人であれば理解できる「部屋から出られない理由」も認知症の方には理解できず、閉じ込められているとパニックになり症状の悪化を招いてしまうかもしれません。その点を考えると、認知症の方が使う部屋に鍵をつけるということは、玄関や窓に鍵を設置する時と比べてみても、やはり簡単に推奨できることではないでしょう。

ちなみに、徘徊は孤独感などが理由で発症することもある症状です。本人が寂しいと感じるような冷たい態度をとる、無理やり部屋に留め続けて不安感を覚えさせるという風に、徘徊に繋がる要素が多いようですと、やはり徘徊を助長される恐れがあります。

もし、認知症の方の部屋に鍵をかける形で徘徊防止しようと考えているならば、本人が不安を感じないように配慮すること、体調面にきちんと気を配ることなど、認知症の方の立場で考えたやり方で徘徊防止をするようにしましょう。

認知症である以上、最初は部屋に待たせられる理由が理解できていても、そのやり取りを忘れてしまい、長時間になってしまえばただただ「閉じ込められた」と思ってしまうかもしれません。結果、ストレスや不安を抱えることになってしまい、より徘徊をしてしまう恐れが出てきます。「やむを得ず」の事情があったとしても、長時間であったり、無理やり部屋で待たせたりというような、やりすぎにならないよう十分気を付けて行いましょう

なぜ徘徊するのかについて考えるのも重要

鍵を取り付けることは、徘徊防止をする上で、簡単かつ強力です。ここまで読んできたという方や、鍵を取り付けて徘徊防止したいと考えている方は、十分そのことを理解できているでしょう。

しかしながら、「鍵を取り付けるだけ安心する」というのは危険という考えもあります。これは、当記事内で何度もお伝えしているように、徘徊防止を根本的なところから行うためには、なぜ認知症の方が徘徊するのかということも考慮するべきと言われているからです。

つまり、鍵をつける以外の方法でも徘徊防止を進めていきたいという風に考えているならば、徘徊の原因が何なのかということを理解しつつ、そのために出来る対策を考えていく必要があります。この項目ではその対策と合わせて、徘徊という症状についても説明しますので、確認しておきましょう。

徘徊という症状について

まず、徘徊認知症中期によく見られる症状の一つで、認知症である以上は誰もが発症する恐れのあるものです。しかし、中には発症しない人も存在します。徘徊をはじめ、暴言や暴力、妄想といった症状は、周辺症状もしくはBPSD(行動・心理症状)と呼ばれるもので、本人の性格や体調、生活環境、過去の習慣など、認知症そのものだけでなく本人を取り巻く様々な事柄が影響するからです。

徘徊は見られないものの暴力や暴言という形でBPSDが発症する人もいれば、介護者の方が徘徊を止めようとした結果、暴言や暴力といった症状が出る人もいたり、妄想が影響して徘徊を始める方もいたりします。人によって様々なわけです。

 

つまり、徘徊という症状は、認知症になれば必ず出るというものではありません。しかし、それと同時に絶対に発症しないというものでもないといえます。上記の通り、生活で起きた様々な事柄が「徘徊」という症状を引き起こすかもしれないからです。逆にいえば、徘徊が起こったきっかけを改善したり、失くしたりすれば、徘徊防止ができる可能性があるでしょう。

例えば、深夜に起きてしまい徘徊を行うというケースの場合、一日中寝ているために体力が余っており夜に眠れないということが起きていたり、寝室に不安を感じて安心して眠れなかったりするのかもしれません。

上記の場合、昼間は散歩などの適度な運動をさせて、昼夜逆転しないように生活リズムを整えたり、部屋に本人にとって馴染みがあるものや安心できるものを置いたりして、きちんと眠れるような環境づくりをすることで、改善する可能性があります。徘徊防止するには、このように徘徊をする理由に配慮することも重要なわけです。

 

徘徊を始めるきっかけは様々ですから、こうすれば正解!ということはありません。「なぜ徘徊するのか」という理由を考えてみて、根本的な徘徊防止の方法のためにできることを考えてみましょう。

本人の言動の中に徘徊するヒントが隠れているかもしれません

それではなぜ認知症の方は徘徊することがあるのでしょうか?一般的に、徘徊は認知症の方が、感じている不安を解消するためや、過去の習慣をこなそうとしているためにやっていると言われています。また、話しかけてみると、なぜ徘徊するのかということが分かるケースもあります。

以下の徘徊のきっかけとしてよく挙げられる具体例を確認してみましょう。

・知らない人が家にいるという妄想の影響で家から逃げ出し、そのまま迷子になって徘徊する
・退職したことを忘れて出勤しようとした結果、会社の場所が分からず徘徊する
・認知症により家族に咎められることが増え、家を居心地悪く感じて徘徊を始める
・幼少期に住んでいた家を「自宅」と考えてそこに帰ろうと徘徊する

上記は一例ではありますが、どれも不安過去の習慣が影響していることが分かるでしょう。そのため、不安を感じる原因などを取り除いたり、やり取りに配慮したりすることで、徘徊防止が期待できるケースもあるわけです。前項で紹介した、夜しっかり眠れるようにするというのも、原因に対するアプローチの一例になります。

 

また、認知症の症状には逆行性喪失という新しい記憶から古い記憶へ遡る形で忘れていく記憶障害があります。この記憶障害が起こると、記憶が逆行していくので、「退職した記憶が抜け落ち、まだ会社員のつもりでいる」、「亡くなったはずの家族を帰ってこないと言って探そうする」というような事が起こり、徘徊にすることもあるのです。

上記のような理由には、出かけようとする本人に話しかけてみると気づけるケースもあります。介護者の立場から見れば、妙に思えることもあるかもしれませんが、認知症の方本人としては真面目な話です。「会社に行かなければみんなに迷惑がかかる!!」、「いつまでも帰ってこないから心配!!」と思っているのに、出かけることを頭ごなしに叱られるとどうでしょうか?本人の立場になってみれば、より不安になったり、怒りが沸いたりすると気づけるはずです。

認知症の方がとにかく出かけようとしているならば、その際は「どうしたの?」という風にやさしく尋ねてみると、徘徊をするヒントに気づける可能性もあります。やむを得ない理由がないならば、強引に諦めさせようとする前に、まずは穏やかに確認してみるのも良いでしょう。

 

次に、出かけようとするわけに気づけたらどうすればいいのでしょうか?本人としては正当な理由でも、やはり自由に出かけさせては危険ですので安心できません。そのため、同行したり、止めたりする必要があります。もし、出かけるのを止めたい場合は、認知症の方に同調する形で止めるようにしましょう。これは上記の通り、認知症の方にとっては真面目な話で、覚えていることこそが事実だからです。

「もう退職したでしょう!」、「その方は随分前に亡くなっていますよ」という風に、本人の記憶にないことを伝えたり、本人の記憶を否定したりすると、かえって混乱させてしまい、介護者の方に対して不信感を持ったり、不安を覚えたりする危険性があります。そのため、そのやり取りをきっかけに、より強く外に出ようとすることもありえるのです。

上記のようなケースで徘徊が見られた時は、事実を突きつけるのではなく、上述しているように認知症の方に合わせた嘘をつくようにしましょう。例として挙げているケースであれば、「今日はお仕事がお休みですよ」、「親戚の家に泊まると言っていましたよ」というような内容になります。認知症の方の考える事実に合わせるわけです。

 

周辺症状である徘徊は、何度かお伝えしているように、認知症の方が、その場所や人に不安を感じたり、不信感を持ったりすることでも始まります。そのため、認知症の方の気持ちを大事にして、適度に合わせることで、徘徊に繋がる要因を減らせるのです。まずは、本人の気持ちを確認してみることから始めてみましょう。

もちろん、複数の原因が重なって徘徊するケースもありますし、尋ねてみても本人から明確な答えが返ってくるとは限りません。そのため「徘徊するのはこれが原因!」と決めつけることは当然できないでしょう。また、家族がありとあらゆることに配慮しきることは現実的に考えると難しいです。しかしながら、鍵で外出を制限するだけで終わるというのも、本人へストレスを与えてより酷い症状を引き起こす恐れもあります。それでは本末転倒というものです。

鍵をつけることで徘徊防止をし、事故を未然に防ぐことは家族の安心に繋がります。そして、本人の言葉に耳を傾けて、不安を解消するようにすることも、徘徊防止をする上でまた重要となるでしょう。当記事の「鍵さえつければ完璧「ではない」ことに注意」でもお伝えしたように、根本的な徘徊防止をするためには、介護者による直接的なケアが大切です。鍵による物理的な徘徊防止はそれをサポートするためのものと考えましょう。鍵による徘徊防止に頼ってはいけないのではなく、頼りっぱなしにならないことが大切なのです。心に余裕をもって、「なぜ徘徊するのか」ということに目を向けられるようにしていきましょう。

 

徘徊防止のために介護者ができること

家族などの介護者の方が認知症の方の気持ちに耳を傾けることで、徘徊を防止できるかもしれないと言われても、認知症の知識がない方や、介護疲れで余裕のなくしている方は、適切な対処法が分からないと思ってしまうかもしれません。今一度、徘徊防止のために介護者の方ができることを紹介していきますので、参考としてチェックしておきましょう。

認知症という病気を理解し、対応を考える

まず徘徊防止を行う上で何よりも大切なのが、周囲の人が認知症をよく理解するということです。誤った対応をしてしまったり介護に対してストレスを抱えてしまったりということを防ぐために、非常に重要といえます。そして、きちんと症状を理解すれば、介護者の方も認知症の方もお互いにストレスを抱えない徘徊防止がしやすくなるのです。

 

まず、徘徊という症状についてですが、認知症の中核症状(脳機能の低下によって直接起こる症状)である記憶障害見当識障害に、認知症の方が感じている不安やストレスなどが影響して、引き起こされたり、強く症状が出たりするというものです。

このような、不安やストレス、生活環境、人間関係など、本人を取り巻く様々な事柄が影響する症状を、周辺症状BPSD(行動・心理症状)と言い、徘徊だけでなく暴言・暴力、妄想、昼夜逆転などの症状もそれに当てはまります。そして、この二つの違いですが、記憶障害などの中核症状は認知症であれば誰でも症状がみられるものです。対して、BPSDはストレスや不安、人間関係などが影響するので、周囲の行動次第で無くなることもあれば、強まることもあります

上記のことを理解せず介護していると、誤った対応をとってしまって、より徘徊をするようになってしまったり暴力や暴言といった徘徊とは別のBPSDを一緒に発症してしまったりする恐れがあるわけです。そんなことがあっては介護者の方も疲労を強く感じてしまうことでしょう。

 

まず、徘徊はもちろん、徘徊に繋がる思い込みなども、認知症という病気が引き起こしているのであり、本人に悪意はありません。症状が軽い人であれば、やってしまったこと自体は忘れても、迷惑をかけているという意識は働いているケースもあります。また、記憶違いによる混乱や、そこからくるストレスなど、なんらかの原因があって起こしている可能性の方が大きく、認知症の方は不安でたまらない状況であることがほとんどでしょう。そして、その不安をどうしていいか分からず、徘徊や暴力などの周辺症状として表れてしまうわけです。介護者はそのことを理解して、認知症の方の気持ちを考えた行動をすることが、徘徊を始めとした周辺症状を起こさないためのポイントとなります。

 

認知症を理解していれば、困った言動や行動をされても「これは認知症によって起きているだけ」、「この前の出来事が引き金になったのかも」という風に、割り切ったり分析したりできるようになるでしょう。そうすれば、自ずと疲労感を覚えない介護ができるようになるはずです。疲労しているとどうしても感情的になってしまうもので、認知症の方がぶつけてくる感情にも影響を受けやすくなるかもしれません。認知症という病気を理解しつつ、介護者の方も疲労を溜めないようにしていきましょう。

認知症についてより詳しく解説

認知症の症状には、中核症状と周辺症状(BPSD/行動・心理症状)があり、この記事内で紹介している徘徊という症状は、周辺症状にあたります。そして、中核症状は、脳の機能が衰えることで生じる症状で、認知症になれば誰もが発症する症状です。次に周辺症状は、性格や心理状態、体調、過去の習慣など、本人を取り巻く様々な事柄が影響する症状になります。ここまでは他の項目でも紹介してきました。

 

それでは、中核症状や周辺症状にはどんな症状があるのでしょうか?紹介していきます。

中核症状(認知症になると必ず出る症状)
出来事や手順を忘れてしまう記憶障害
症状例
・質問したことを忘れて何度も同じことを聞いてしまう
・人、物の名前が思い出せない
・財布を置いたこと自体を忘れて盗まれたと勘違いする
・今現在から過去に遡るように忘れていく(逆行性喪失)
など
物事を実行できなくなる実行機能障害
症状例
・今まで使えていた道具の使い方が分からなくなる
・食事の準備を手順通りにできなくなり途中で固まってしまう
・人に指示をもらわないと物事が進められなくなる
など
場所や時間、人が分からなくなる見当識障害
症状例
・トイレや風呂など場所を認識できなくなる
・季節が分からなくなり、夏なのに厚着をするなどのことを行う
・近所に出掛けると、自分が今どこにいるのかなどが把握できなくなる
など
話す、聞く、書くなどの音声や文字に関する問題が生じる言語障害
症状例
・読めるのにその言葉の意味が理解できない(逆のパターンで理解できるのに読めないこともある)
・ものの名前が思い出せなくなる
・言葉が理解できても発音できない
など
問題解決能力の障害
判断能力が低下するので、困ったことが出てきた際に、人を頼ればいい、調べれば良いと判断することができなくなります。また、思考力や理解力も低下するので、目の前の問題に対してどうすればいいかと考えることも難しいです。そのため、トラブルが生じるとどうしたらいいか分からず、パニックになったり、怒り出したりします。

 

以上が、認知症によって起こる中核症状になります。そして、こちらに様々な要因が絡み合って、徘徊を始めとするBPSDを発症するのです。例えば徘徊は、記憶障害によってやろうとしたことを忘れてしまう、見当識障害により家の場所が分からない、家を家と認識できないということで起こります。そして、連れ戻した際に激しく怒るなどのことをすると、家族に迷惑をかけているという意識が強まり、邪魔者扱いされているという思い込みに繋がったり、激しい不安を覚えたりすることもあるのです。こうなると、徘徊の頻度が増えることもあります

また、一つのことにしつこくこだわり続ける感情的な対応には感情的に反応してくるというような行動も見られるでしょう。正常な部分と認知症らしい部分が混在するのも特徴で、一見するとただのお年寄りに思えるだけということもあります。

他にも、世話をしている身近な人ほど強く症状が出て、たまに会う人や目上の人にはしっかりとした対応をするという性質もあるでしょう。介護者の方はひどく暴言を吐かれるのに、医者には丁寧な対応をするということが起こるのです。認知症であることに即座に気づけないケースがあるのは、これらのことが影響しているのでしょう。

ただ、認知症は中核症状の発症は避けられませんが、周辺症状は介護者のフォロー次第で発症を避けられたり大きなトラブルに発展せずに済んだりします。つまり、その一つである徘徊も上手くフォローすれば防げる可能性があるのです。

例えば、トイレを探して家の中を徘徊する場合、トイレの扉へ張り紙をして、トイレであることを分かりやすくするなどの方法があります。また、トイレのペースを把握して、介護者の方から事前にトイレへ連れていくなどの方法も有効です。ただ、認知症になってもプライドや羞恥心は失われていません。そのため、いきなりトイレに行こうと声をかけても、拒絶されるケースもあります。本人の羞恥心を刺激しないような声のかけ方を考えておきましょう。

周辺症状の中には、原因が明確になっていないものもあります。ただ、徘徊という症状に限っていえば、上記のように、目的を適切に達成させたり、不安を抱かないような環境を作ったりすれば、起きにくくなるわけです。認知症の症状をよく理解して、徘徊防止の手立てとして活かしていきましょう。

徘徊しても大丈夫な環境を整える

介護者の方としては「徘徊防止をしたいのに!」と思うかもしれませんが、徘徊しても大丈夫な環境を整えることも重要です。それは、認知症の方への対応としては、否定したり止めたりするのではなく、同調や共感することが大切だからです。例えば徘徊であれば、無理やり止めるよりも、ある程度歩いてもらって不安を解消してもらうことで、自然と徘徊がなくなっていくケースもあります。さらに、外に出ずあまり動かない、人との関わりがないということは、認知症の進行を早める恐れもあるため、徘徊を制限しすぎるのも良くないのです。安心して歩ける状況であれば、出かけさせる方が良いでしょう。

ただ、ひたすら自由に歩き回らせていては、ケガをしたり、行方不明になったりして、介護者の方は心配が絶えません。だからこそ、徘徊しても大丈夫な環境を整えることが大切になります。とはいえ、どうすればいいの?と悩んでしまうでしょう。

例えば、出かけようとしていたら、同行して適度に歩いた後で家へ誘導するという風に、認知症の方がストレスを抱えないようにする方法や、つまずく恐れのある危険なものは避けたり、一部の部屋には鍵をかけたりして、家の中では自由に歩き回れるようにしておくというような、ある程度は割り切る方法などがあります。

ただ、認知症の方が出かける時にいつでも同行できるわけではない、家の中での徘徊でも見えないところで何かあったらどうしようと不安な方もいるでしょう。そんな方は、記事内で何度か紹介しているように、やはり鍵をかけて徘徊防止を行うと、万が一の備えができて安心です。

 

認知症の症状には記憶障害があるので、徘徊する内になぜ徘徊していたのかを忘れてしまうことがあります。だからこそ、ある程度歩いた後などに家へ誘導するという方法がとれるのですが、そもそも同行できなければ、介護者の方はただ不安なだけでしょう。鍵をかけて徘徊防止をしておけば、出かける前に声をかけられるので余計な心配がなくなるというわけです。

他の方法としては、交番やデイサービス、近所の人など、周囲の人に協力をあおぐというものいいでしょう。一人で行動していたら声かけをしてもらったり、連絡がもらえるようにしておいたりと、万が一に備えておきます。また、地域包括支援センターなどの自治体を頼るのも有効です。登録・相談しておけば、徘徊が起こったときには一緒に探してもらえます。

 

認知症の方は、本人が家に帰ろうと思っていても、見当識障害によって、家の場所が分からない、自分がどこにいるのか分からない、方角が分からないということが生じて、帰ることができないということが起こります。その際に、周囲の人から声がかかる、連絡が来るようにしておくと、万が一一人で出かけられても探し回らずに済むかもしれません。

また、GPS端末を身に着けてもらうというのも有効です。きちんと携帯してくれない、捨てられてしまうということがあるので、本人が必ず持つものに取り付ける必要はありますが、解決できれば、万が一のことがあってもスムーズに見つけ出すことができます。いつも持ち歩く杖にとり付けたり、GPS端末のついたシューズを履いてもらったり、その人に合った使い方を考えておきましょう。

ただ、これらはあくまで万が一の備えであって、基本的に認知症の方が外に出ようとしている時には同行するか、それが無理なら優しく止めることが大切です。まずはどうすれば、安心して徘徊させられるかな?ということを考えてみるといいでしょう。

受け入れたり、別のことへ誘導して気をそらしたりする

認知症の方は、周囲の人の感情から影響を受けやすいと言われています。そのため、感情的に対応すれば、同じように感情的な反応が返ってくるのです。介護者の方は、認知症の方が徘徊を始める理由が突拍子のないものに思えると、つい怒ってしまうこともあるかもしれません。また、止めなければと思うあまり、強い言葉を使うこともあるでしょう。

認知症の方への対応は、本人の気持ちに寄り添ったり行動の理由を聞き出したりすることが大切です。そのため、徘徊を始めたときにも、まずは「どこへ出かけるんですか?」などと、穏やかに確認をとってみましょう。そのうえで、叱ったり、怒ったりするのではなく、同行することや優しく止めることを考えてください。

 

例えば、「家に帰る」と言って出かけようとしている場合は、「帰る前にお茶はどうでしょう?」、「今日は遅いから明日送っていきます」という風に別のことへ誘導し、「家に帰る」ということから気をそらします。あるいは、「ご一緒させてください」と同行するのもいいでしょう。その際は穏やかな口調にこやかな対応で声掛けすることが重要です。他にも、じっとすることができず歩いてしまうという場合も、一緒に歩いたり、デイサービスを利用したりして出かける習慣を作れば、家では落ち着くというケースがあります。

 

このように認知症からくる徘徊を防止するには、鍵のような物理的な制限を設けるだけでなく、介護者や周囲の態度というものが重要です。出かける理由から気をそらしたり一緒に出掛けて満足させたりすることで対応していきましょう。そして、そのためには、やはり介護者自身が余裕を持つことが必要といえます。鍵を取り付けて徘徊防止をする、デイサービスを利用している間に息抜きをするなどの方法で、介護者の方の負担を軽減したり、ストレスを溜め込まないようにしたりして、余裕を持った対応ができる工夫を考えてみましょう。

怒ったり叱ったりすると徘徊を助長する恐れがあります

健康な人ならば、状況に応じて我慢したり、必要がないことを理解したりできます。しかし、認知症はそれができなくなる病気です。介護者の方もそのことを理解して対応を考えなければいけません。難しいことではありますが、叱ったり、怒ったりすることは控え、認知症の方がなぜそうするのかということを考え、穏やかな対応を心がけてみましょう。

 

例えば、出かけようとしていることに気づき、理由を確認したところ、「家に帰る」という返事があったとします。介護者である家族の方からすれば「ここが家だから帰る必要はないでしょう!」と思うかもしれませんが、そのまま叱ったり怒ったりしまうと、その場を家だと認識できていない認知症の方は混乱することになるのです。認知症の記憶障害には、逆行性喪失という現在のことは覚えていなくても、子供の頃や若い頃の記憶は残っているという段階があります。そのため、もしかしたら、認知症の方は、子供の頃に住んでいた家を指して、「帰りたい」と言っているのかもしれません。

他にも、認知症は「出来事自体が抜け落ちる(エピソード記憶障害)」という形での記憶障害も発症するため、本人がやったことでも、本人の中では「やっていない、知らない」ことが真実になります。その際に家族が「あなたがやったんでしょう!」と叱ったり、怒鳴ったりすれば、本人にとっては作り話でも嘘でもないため、「なぜ怒られなきゃいけないの?」と傷つくことになるのです。

 

そして、認知症は、叱られた理由や出来事などの記憶は失っても、感情に関しては強く残ります。これを感情残像の法則といいます。そのため、具体的な出来事は覚えていなくとも、嫌な気持ちだけが残り、その場に対して、「居心地が悪い」、「怖い人がいる」と印象を持つようになるのです。結果、その場から逃げようという意識が強まり、徘徊の回数が増える、あるいは徘徊のきっかけとなる恐れがあります。これが叱ったり怒ったりすることで、徘徊が助長される理由です。

逆にいえば、ポジティブな対応を心がけていれば、認知症の方は良い感情が継続できるようになるので、不安などを抱きにくくなります。つまり、徘徊防止に繋がる可能性があるのです。「そうなんだね」「大変でしたね」という風に同情したり、「○○できてよかったね」と共感したりすることを心がけてみましょう。

暴言なども、吐かれる側としてはどうしても傷ついてしまうものですが、その暴言は「思い込み」や「不安」から出ていると考えられます。そのため、まずはそのきっかけとなっている思い込みや不安などを受け入れるようにしてください。暴言を吐かれてしまったときに、周囲の人まで同じように暴言を返していると、認知症の方は嫌な感情が強く残り、徘徊へと繋がる恐れもあります

 

ここでより理解を深めるために例を挙げます。私たちが物を失くした時にはどうするでしょう?「あそこに置いた時から見かけないな」、「そういえばあの棚に入れたかも」と、予想したり、思い出したりすることができるはずです。まず認知症の方にはそれができません。実際には自分が置いていたとしてもそのことが抜け落ち、「誰かが勝手に片付けた」、「誰かが盗ったんだ」と思い込み、パニックになってしまうのです。その結果、周囲の人を疑って、暴言を吐いてしまうこともありえます。また、認知症の影響で、感情のコントロールが難しくなるので、暴走しやすくもなっているのです。

記事内でもお伝えしていますが、認知症の方にとっては思い込んでいることが事実です。私たちも不安を感じているときに怒られては、不安が強くならないでしょうか?まずは、その不安がなくなるような対応をするのが理想といえます。否定をしては混乱が続き、マイナスの感情を刺激する恐れがあるので、時には嘘も方便ということで、あえて認めたり、謝ったりしてみましょう

 

介護者の方が徘徊という問題とおだやかに向き合うには、「何か理由があるんだな」と考えて、なるべくポジティブな対応をするのが理想です。「外へ行きたがるのは認知症のせい」と割り切ることが必要になることもあるでしょう。怒りたい、叱りたいという感情をグッと堪えて、徘徊に繋がる要素を減らすつもりで関わってみてください。ただ、怒りを抑えるというのは、余裕がなければ難しいことではあるので、介護者の方も抱え込まないようにしておきましょう。デイサービスを利用しているならば、その時に息抜きをする、周囲の人と話をするという風に、余裕を作る工夫を考えておくのをおすすめします。

 

 

以上が、徘徊防止を行う上で、家族の方ができることです。介護疲れなどのトラブルは、介護者が一人で抱え込んだり、家族内のみの問題として片付けようとしたりすることで陥るケースが多いです。「家族が認知症だなんて周りに知られたくない」と隠そうとするために、徘徊していても発見が遅れるなどの問題が生じてしまいます。

徘徊防止のためには介護者の方が余裕を持って対応することが必要です。だからこそ、鍵による徘徊防止で少しでも負担を減らしたり、周囲の人に協力をあおぎ、一人で抱え込まないようにしたりして、余裕を持てるようにしていきましょう。

徘徊一つでも非常に大変で、家族の人は切羽詰まった気持ちになるものです。そのため、全てこなすのは難しいと感じてもおかしくありません。ただ、根本的なところから徘徊防止をするには必要なことです。一気に全てをこなすのではなく、ゆっくりでも良いので一つ一つ改善していくつもりで進めてみましょう

 

徘徊防止は簡単なことから一歩一歩進めていきましょう

今回の記事では、徘徊防止を考えている方に向けて、
・鍵を取りつけることで徘徊防止のサポートとなること
・徘徊防止に使える鍵のタイプ
・徘徊防止のために家族ができること
という情報をまとめました。

認知症からくる徘徊は、社会問題にまでなっている症状の一つです。介護者の方も、認知症である本人も不安が大きいことでしょう。徘徊防止のためには、なぜ徘徊するのかという理由を知り、配慮することも重要です。鍵を取り付けて徘徊防止することは、出かける理由を確認したり、同行したりするチャンスを作れるので、そのサポートにもなるでしょう。

また、鍵を取り付けることで、徘徊が始まっても外へ出てしまうことは防げます。それは事故やトラブルの発生を最小限に抑えられるということでもあるでしょう。そのため介護者の負担を減らし、心の余裕に繋がるのではないでしょうか。

 

残念ながら、徘徊は絶対になくせるという症状ではありません。きっかけがあれば発症してしまうものです。しかし、「危険なものは取り除き、家の中ではある程度自由に徘徊させる」、「鍵をつけることで出かけることを防ぐ」という風に、徘徊が起きても良い環境を作ることはできるはずです。大変ではありますが、どうすれば安心して徘徊させられるか?ということも考えてみましょう。

 

また、介護者に余裕がなければ、認知症の方が徘徊する理由に配慮することも大変になっていきます。そんな状況では徘徊が起きる度に疲れてしまうかもしれません。デイサービスや、鍵による徘徊防止など、サポートを活用して、介護者自身の負担も減らしていきましょう。また、鍵には着脱式サムターン電気錠など様々なタイプがあるので、家や使い方に合った鍵を選ぶことも忘れないでください。

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まとめ
徘徊防止に鍵は効果的なのでしょうか?
徘徊自体を止めることが困難であるという状況で、補助鍵を取り付ける、あるいは鍵を交換するという方法は、簡単かつ有効な徘徊防止の方法といえます。<徘徊防止には補助鍵などの取り付けを考えてみましょう(参照)>トラブルの発端となる徘徊自体を止められるので、介護者であるご家族の負担を減らすことにも繋がるのです。
徘徊防止の鍵はどこに取り付けるのでしょうか?
徘徊防止をしたい場合、鍵のタイプも気になりますが、何よりも鍵を取り付けるべき場所を考える必要があります。<徘徊防止の鍵はどこにとりつけるの?(参照)>
  • 玄関ドア
  • 裏口・勝手口の扉
  • ベランダ・吐き出し窓
  • 腰高窓
  • 冷蔵庫・戸棚など(過食してしまう場合)
どんな徘徊対策の方法、鍵があるのでしょうか?
徘徊防止の対策方法や鍵について紹介します。<鍵のタイプごとの特徴を紹介(参照)>着脱式のサムターンや暗証番号で開閉を行うデジタルロック、今ある鍵をそのままにして使える南京錠タイプの補助鍵、窓用には鍵穴のついたクレセント錠暗証番号付きのクレセント錠があります。その他引き戸なども対応可能です。
徘徊対策とはいえ、鍵を取り付けて大丈夫でしょうか?
認知症による徘徊には、「不安で外に出たい」、「探し物が見つからない」など、認知症の方なりの理由・目的があります。<鍵さえつければ完璧「ではない」ことに注意(参照)>鍵を取り付けるだけで満足してしまい、「なぜ徘徊するのか」という根本的な部分に目を向けないでいると、認知症の方からすれば、介護者の方から抑えこまれていると思い、ストレスを感じてしまうかもしれません。そして、ストレスは認知症の病状を進行させる要因になるので、その状況が続けば新たなトラブルに発展する恐れもあるわけです。
やはり鍵を取り付けるべきではないということでしょうか?
介護者も人なので、睡眠時間や仕事、家事など、様々な事情がありますから、四六時中見守ることは難しいでしょう。<鍵さえつければ完璧「ではない」ことに注意(参照)>常に徘徊が起こらないか気になってしまうため、精神的にも身体的にも疲労が溜まる恐れもあります。そのため、鍵によって外出自体を制限し、毎回介護者が止める必要のないという状況を作ることも、介護者の負担を軽減するために重要です。
なぜ徘徊してしまうのでしょうか?
徘徊は認知症中期によく見られる症状の一つで、認知症である以上は誰もが発症する恐れのあるものです。<なぜ徘徊するのかについて考えるのも重要(参照)>しかし、中には発症しない人も存在します。徘徊をはじめ、暴言や暴力、妄想といった症状は、周辺症状もしくはBPSD(行動・心理症状)と呼ばれるもので、本人の性格や体調、生活環境、過去の習慣など、認知症そのものだけでなく本人を取り巻く様々な事柄が影響するからです。徘徊は見られないものの暴力や暴言という形でBPSDが発症する人もいれば、介護者の方が徘徊を止めようとした結果、暴言や暴力といった症状が出る人もいたり、妄想が影響して徘徊を始める方もいたりします。人によって様々なわけです。
具体的にはどのような影響が考えられるでしょうか?
一般的に、徘徊は認知症の方が、感じている不安を解消するためや、過去の習慣をこなそうとしているためにやっていると言われています。<なぜ徘徊するのかについて考えるのも重要(参照)>また、話しかけてみると、なぜ徘徊するのかということが分かるケースもあります。
  • ・知らない人が家にいるという妄想の影響で家から逃げ出し、そのまま迷子になって徘徊する
  • ・退職したことを忘れて出勤しようとした結果、会社の場所が分からず徘徊する
  • ・認知症により家族に咎められることが増え、家を居心地悪く感じて徘徊を始める
  • ・幼少期に住んでいた家を「自宅」と考えてそこに帰ろうと徘徊する
徘徊を抑制することは不可能なのでしょうか?
もし、出かけるのを止めたい場合は、認知症の方に同調する形で止めるようにしましょう。<なぜ徘徊するのかについて考えるのも重要(参照)>「もう退職したでしょう!」、「その方は随分前に亡くなっていますよ」という風に、本人の記憶にないことを伝えたり、本人の記憶を否定したりすると、かえって混乱させてしまい、介護者の方に対して不信感を持ったり、不安を覚えたりする危険性があります。事実を突きつけるのではなく、認知症の方に合わせた嘘をつくようにしましょう。例として挙げているケースであれば、「今日はお仕事がお休みですよ」、「親戚の家に泊まると言っていましたよ」というような内容になります。認知症の方の考える事実に合わせるわけです。
認知症の家族と向き合っていくにはどうしたらいいのでしょうか?
認知症を理解していれば、困った言動や行動をされても「これは認知症によって起きているだけ」、「この前の出来事が引き金になったのかも」という風に、割り切ったり、冷静に分析したりできるようになるでしょう。<徘徊防止のために介護者ができること(参照)>そうすれば、自ずと疲労感を覚えない介護ができるようになるはずです。疲労しているとどうしても感情的になってしまうもので、認知症の方がぶつけてくる感情にも影響を受けやすくなるかもしれません。認知症という病気を理解しつつ、介護者の方も疲労を溜めないようにしていきましょう。
徘徊防止以外の対策はありますか?
交番やデイサービス、近所の人など、周囲の人に協力をあおぐというものいいでしょう。<徘徊防止のために介護者ができること(参照)>地域包括支援センターなどの自治体を頼るのも有効です。認知症の方は、本人が家に帰ろうと思っていても、家の場所が分からない、自分がどこにいるのか分からないということが生じて、帰ることができないということが起こります。その際に、周囲の人から声がかかる、連絡が来るようにしておくと、万が一一人で出かけられても探し回らずに済むかもしれません。また、GPS端末を身に着けてもらうというのも有効です。きちんと携帯してくれない、捨てられてしまうということがあるので、本人が必ず持つものに取り付ける必要はありますが、解決できれば、万が一のことがあってもスムーズに見つけ出すことができます。いつも持ち歩く杖にとり付けたり、GPS端末のついたシューズを履いてもらったり、その人に合った使い方を考えておきましょう。

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料金一覧表

種類 作業内容 作業料金(税抜価格)
建物
(家/会社/事務所/店舗/
アパート/マンション/他)
刻みキー 開錠(玄関/室内/浴室・風呂場/トイレ/他) ¥8,000~
ディンプルキー 開錠 ¥30,000~
ドアバー/ドアチェーン 開錠 ¥10,000
鍵作製(刻みキー) ¥13,000~
鍵作製(防犯鍵) ¥30,000~
鍵作製(その他 特殊キー) ¥50,000~
鍵作製(マスターシステム/同一キー対応) 別途¥15,000~
鍵交換 シリンダー交換(開きドアタイプ) ¥10,000+部品代
鍵交換 シリンダー交換(引き戸錠タイプ) ¥15,000+部品代
鍵交換 シリンダー交換(サッシ/アルミサッシ) ¥15,000+部品代
門扉の鍵交換 シリンダー交換 見積もり+部品代
鍵交換(ディンプルキー/電子錠/防犯鍵) 作業代+部品代(¥10,000~)
シャッター錠交換 ¥10,000+部品代
簡易錠交換 ¥10,000+部品代
クレセント錠交換 ¥10,000+部品代
ドアバー/ドアチェーン交換 ¥10,000+部品代
錠前交換 ¥23,000+部品代
自動ドア(オートロック)の鍵交換 取り外し作業は別途追加料金(¥20,000~)
ストライク掘込 別途¥10,000~
スチール製扉へ取付 別途¥10,000~
徘徊防止(両面シリンダーに交換等) 作業代+部品代(¥5,000~)
徘徊防止(簡易錠の取付) ¥10,000+部品代(¥3,000~)
シリンダー組み換え(刻みキー) ¥20,000~
シリンダー組み換え(防犯鍵) ¥20,000~
シリンダー組み換え(特殊キー) ¥30,000~
シリンダー組み換え(マスターシステム/同一キー対応) 別途¥15,000~
ドアノブ/ラッチ 修理・調整(玄関/室内/浴室・風呂場/トイレ/他) ¥8,000~
ドアノブ 交換(玄関/室内/浴室・風呂場/トイレ/他) ¥10,000+部品代
ドアクローザー 修理・調整 ¥8,000~
ドアクローザー 油漏れ 取り替え ¥15,000+部品代
ドアクローザー 交換 ¥15,000+部品代
鍵折れ/鍵抜き ¥8,000~
空回り/固い/入りづらい 修理・調整 ¥8,000~
その他 修理・調整 ¥8,000~
国産車 インロック/インキー(刻みキー) ¥8,000~
インロック/インキー(特殊) ¥30,000~
トランク解錠(トランクオープナーから解錠) ドア解錠料金に準ずる
トランク解錠(鍵穴から) 状況による
鍵作製(刻みキー) ¥13,000~
鍵作製(特殊) ¥50,000~
鍵作製(イモビライザー) 見積/料金問い合わせ
鍵折れ/鍵抜き(ドア鍵穴) ¥8,000~
外国車 インロック/インキー(刻みキー) ¥15,000~
インロック/インキー(特殊キー) ¥50,000~
トランク解錠(トランクオープナーから解錠) ドア解錠料金に準ずる
トランク解錠(鍵穴から) 状況による
鍵作製(刻みキー) ¥13,000~
鍵作製(両側刻み) ¥50,000~
鍵作製(特殊) ¥80,000~
鍵作製(イモビライザー) 作成不可
鍵折れ/鍵抜き(ドア鍵穴) ¥8,000~
バイク
(国産車)
メットイン/サイドカバー解錠(刻みキー) ¥8,000~
特殊キー解錠 ¥30,000~
鍵作製(刻みキー) ¥10,000~
鍵作製(マグロック) ¥30,000~
鍵作製(特殊) ¥50,000~
鍵作製(イモビライザー) 作成不可
鍵折れ/鍵抜き(タンク・メットイン鍵穴) ¥8,000~
バイク
(外国車)
メットイン/サイドカバー解錠(刻みキー) ¥30,000~
特殊キー解錠 ¥50,000~
鍵作製(刻みキー) ¥50,000~
鍵作製(マグロック) ¥80,000~
鍵作製(特殊キー) ¥80,000~
鍵作製(イモビライザー) 作成不可
鍵折れ/鍵抜き(タンク・メットイン鍵穴) ¥8,000~
家庭用金庫 鍵紛失 鍵穴 開錠 ¥8,000~
ダイヤル番号忘れ(解読/解錠) ¥15,000~
鍵紛失とダイヤル解錠 ¥23,000~
テンキー/プッシュボタン式 開錠 ¥35,000~
手提げ金庫 鍵紛失 鍵穴開錠 ¥8,000~
手提げ金庫 ダイヤル開錠 ¥10,000~
鍵作製 ¥13,000~
鍵交換 ¥10,000+部品代~
業務用金庫
(レバーハンドル付)
鍵紛失 鍵穴 開錠 ¥8,000~
ダイヤル番号忘れ(解読/解錠) ¥28,000~
鍵紛失とダイヤル解錠 ¥36,000~
テンキー/プッシュボタン式 開錠 ¥45,000~
鍵作製 ¥13,000~
鍵交換 ¥10,000+部品代~
ダイヤル番号変更 ¥8,000~
その他 鍵開け 開錠(机/デスク) ¥8,000~
鍵開け 開錠(キャビネット) ¥8,000~
鍵開け 開錠(ロッカー) ¥8,000~
スーツケース 鞄 鍵紛失 鍵穴解錠 ¥8,000~
スーツケース 鞄 ダイヤル解錠 ¥10,000
鍵開け 開錠(重機/フォークリフト) ¥8,000~
鍵開け 開錠(自転車/電動自転車) ¥8,000~
U字ロック/ディスクロック解錠 ¥8,000~(鍵穴や状態により異なる)
鍵開け 開錠(その他) ¥8,000~
新規取付 ¥10,000+部品代~
鍵作成(机/デスク) ¥13,000~(部品状況による)
鍵作成(キャビネット) ¥13,000~(部品状況による)
鍵作成(ロッカー) ¥13,000~(部品状況による)
鍵作成(スーツケース) ¥13,000~(部品状況による)
鍵作成(重機/フォークリフト) ¥13,000~(部品状況による)
鍵作成(自転車/電動自転車) ¥13,000~(部品状況による)
鍵作成(その他) ¥13,000~(部品状況による)
鍵交換(その他) ¥10,000+部品代~(部品状況による)
錠前交換(その他) ¥23,000+部品代~(部品状況による)
夜間早朝料金 ( 20:00 ~ 07:59までの受付 ) 別途¥8,000
高速・有料道路上パーキングなどでの作業 別途¥3,000
その他 作業(内容による) ¥8,000~

クレジットカードのお支払も可能です(対応地域に限る)。 詳細はお電話でご確認ください。

社名 ジャパンベストレスキューシステム株式会社
設立 平成9年2月
本社 名古屋市中区錦1-10-20 アーバンネット伏見ビル5F
従業員数 [連結] 217名
 [単体] 181名
 (平成30年9月30日現在)
上場市場 東京証券取引所第一部
 名古屋証券取引所第一部
(証券コード:2453)
資本金 7億8,036万円
 (平成30年9月30日現在)
発行済株式 34,688,000株
 (平成30年9月30日現在)
役員
代表取締役
榊原 暢宏
取締役
若月 光博
取締役(社外)
白石 徳生
取締役(社外)
岩村 豊正
取締役(社外)
須藤 裕昭
常勤監査役
澤田 正勝
監査役(社外)
吉岡 徹郎
監査役(社外)
小菅 豊清
監査役(社外)
森島 康雄
(平成30年12月20日現在)
JBRグループ
事業内容
・365日対応の総合生活トラブル解決サービス「生活救急車」を全国展開
・カギ、水まわり、ガラス、パソコンのトラブルサービスなど様々なお困りごとに対応
・提携法人に代わってコールセンターの運営から出動までを代行する「企業提携事業」を展開
・トラブルに備えたサポート会員制度も各種展開
JBRグループ
主要取引先
各種不動産関連会社、大手損保保険会社、各種住宅メーカー、大手ハウスメーカーなど(順不同)

全国の幅広いエリアで鍵のトラブルはお任せください

家の鍵をなくした、鍵を変えたい、車のエンジンキーやバイクの鍵作製、金庫の番号を忘れた、鍵を紛失した、あらゆる鍵のお困りを年中無休で出張無料見積もりで受付! 突然の鍵トラブルならや玄関ドアの鍵交換、ドアノブの修理、ドアクローザー取り付けなど鍵やドアに関することはぜひお気軽にご相談ください。

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空港

  • 成田国際空港
  • 中部国際空港
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観光施設

  • あざまサンサンビーチ
  • あそびーち石狩海水浴場
  • アラハビーチ
  • おたるドリームビーチ
  • サザンビーチちがさき
  • しおかぜコバルトブルービーチ
  • 伊計ビーチ
  • 一宮海水浴場
  • 鵜原海水浴場
  • 岩井海水浴場
  • 岩瀬浜海水浴場
  • 菊ヶ浜海水浴場
  • 興津海水浴場
  • 御宿中央海水浴場
  • 高浜海水浴場
  • 三国サンセットビーチ
  • 室浜海水浴場
  • 湘南ひらつかビーチパーク
  • 上総湊海水浴場
  • 新原ビーチ
  • 新舞子マリンパーク
  • 銭函海水浴場
  • 太東海水浴場
  • 大磯海水浴場
  • 大洗サンビーチ海水浴場
  • 大洗海水浴場
  • 大浜海水浴場
  • 鷹巣海水浴場
  • 中里海水浴場
  • 島尾海水浴場
  • 南千倉海水浴場
  • 熱海サンビーチ
  • 波崎海水浴場
  • 白谷海水浴場
  • 飯岡海水浴場
  • 富津海水浴場
  • 平井海水浴場
  • 片貝海水浴場
  • 北谷公園サンセットビーチ
  • 矢指ヶ浦海水浴場

鍵の種類

鍵/ドアノブメーカー
美和ロック MIWA ゴール GOAL ウエスト WEST アルファ ALPHA カバ KABA マルティロック MUL-T-LOCK オプナス OPNUS キーレックス KEYLEX ロイヤルガーディアン ROYAL GUARDIAN 堀商店 HORI 昭和 ショーワ SHOWA 古代 KODAI タキゲン TAKIGEN 家研 カケン 川口技研 GIKEN ゲート GATE 日中 COW AGE AGENT Kwikset クイックセット nhn ニッカナ ナガサワ nagasawa リヴィエール ダイケン DAIKEN ヤマハ YAMAHA イケア ikea エポ EPO ユニオン UNION ベスト BEST エムテック VACANT ウッドワン WOODONE ムラコシ ヤマギワ スガツネ サンワカンパニー セキスイ ダイワ へーベルハウス ビバホーム
サッシメーカー
トステム TOSTEM 新日軽 リクシル LIXIL ワイケーケーエーピー YKK AP 不二サッシ 三協アルミ 新日軽
住宅メーカー
エイブル レオパレス ミニミニ ミサワホーム 大和リビング 大東建託 三井ホームエステート 三好不動産 ピタットハウス プレザンスコーポレーション

家/住まい

住宅タイプ
戸建 新築 二世帯住宅 マンション 賃貸マンション 中古マンション 分譲マンション アパート 賃貸アパート 借家 長屋 文化住宅 公営住宅 県営住宅 市営住宅 UR都市機構 団地 社宅 寮 仮設住宅
場所
玄関 入口 勝手口 裏口 室内 部屋 子供部屋 書斎 居間 リビング 客室 寝室 押入れ 廊下 庭 ベランダ バルコニー キッチン 台所 トイレ 便所 洗面所 お手洗い 浴室 お風呂場 屋上 地下室 天井 床下 物置 車庫 駐車場
箇所
ドア 自動ドア 回転ドア 扉 防火扉 門扉 引き戸 スライドドア サッシ アルミサッシ 雨戸 シャッター ドアノブ ドアレバー ドアハンドル 折り開き 観音開き 内開き

会社/店舗

建物タイプ
ビル オフィス 事務所 施設
場所
玄関 入口 勝手口 非常口 室内 部屋 廊下 バルコニー トイレ 便所 洗面所 お手洗い 屋上 地下室 天井 床下 階段 エレベーター 倉庫 書庫 用具室 物置 車庫 駐車場 プレハブ 工場 作業場 建築現場 展示場 博物館 記念館 公園 託児所 保育園 幼稚園 老人ホーム 病院 警察署 ホテル 旅館 保養所 県庁 市役所 避難所 体育館 教室 研究室 放送室 保管室 学校 大学 厨房 売店 フードコート テナント ショップ モール パーク スポーツジム 撮影所 スタジオ ショーケース ストックルーム バックヤード 食堂 休憩室 仮眠室 喫煙室 更衣室 待合室 管理人室 会議室
箇所
ドア 自動ドア 扉 防火扉 ドアノブ ドアレバー ドアハンドル ドアバー ドアチェーン ドアガード

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